カントリー・ロックとは? わかりやすく解説

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カントリーロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/30 14:48 UTC 版)

カントリーロック英語: country rock)は、アメリカ合衆国で生まれたロックの1カテゴリ。元々は、1960年代から1970年代のロック・アーティストがカントリーミュージックフォークブルーグラスなどの要素を導入した作品群から発生した。バーズボブ・ディランのカントリーロック・アルバムが先駆けとなり、その後アメリカ西海岸出身のバンドであるクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルイーグルスによって人気が確立した。


注釈

  1. ^ 映画「いちご白書」劇中でも流されたニール・ヤング作曲の歌。
  2. ^ 「孤独の旅路」が72年に大ヒットした。
  3. ^ セカンド・アルバム収録曲。
  4. ^ 作曲はジェリー・ジェフ・ウォーカー。
  5. ^ ニューシネマ『イージー・ライダー』の挿入歌である。
  6. ^ 初期はブルース・ロック・バンドだったが、73年のこのヒットからはカントリー・ロック色が強まってきた。
  7. ^ ヒッピー・バンドとして有名。

出典

  1. ^ B. Horner and T. Swiss, Key terms in popular music and culture (Wiley-Blackwell, 1999), p. 104.
  2. ^ a b c d e f g h V. Bogdanov, C. Woodstra and S. T. Erlewine, All music guide to rock: the definitive guide to rock, pop, and soul (Backbeat Books, 3rd edn., 2002), p. 1327.
  3. ^ http://www.bobdylan.com/albums/nashville-skyline/
  4. ^ Gram Parsons Archive, Vol. 1: Live at the Avalon Ballroom 1969 review”. 2020年8月5日閲覧。
  5. ^ a b N. E. Tawa, Supremely American: popular song in the 20th century: styles and singers and what they said about America (Scarecrow Press, 2005), pp. 227-8.
  6. ^ CCR 2020年12月2日閲覧


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カントリー・ロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:59 UTC 版)

カントリー・ミュージック」の記事における「カントリー・ロック」の解説

詳細は「カントリーロック」を参照 1960年代後期カントリー様々なジャンル分化した結果派生ジャンル生まれたブリティッシュ・インヴェイジョンの後、古い体系ロック回帰するようになった同時にナッシュビル生産されるカントリーへの熱狂減少してきた。このクロスオーバーしたジャンルがカントリーロックとして知られるようになった1960年代および1970年代流行したこの新しいスタイル初期導入者には、カントリー回帰し第一人者ボブ・ディランなどがおり、1967年アルバムジョン・ウェズリー・ハーディング』を出し次のナッシュヴィル・スカイライン』はよりカントリー色が濃い。続いてジーン・クラーククラーク以前所属していたバーズグラム・パーソンズの『ロデオの恋人』を含む)、フライング・ブリトー・ブラザーズグラム・パーソンズ所属)、C.C.R.、ニュー・ライダーズ・オブ・ザ・パープル・セイジ、ニッティ・グリッティ・ダート・バンドギタリストクラレンス・ホワイトマイク・ネスミスグレイトフル・デッドニール・ヤング、コマンダー・コディ、オールマン・ブラザーズ・バンド、マーシャル・タッカー・バンド、ポコバッファロー・スプリングフィールドイーグルスなどがいる。ローリング・ストーンズも『カントリー・ホンク』や『ホンキー・トンク・ウィメン』、『Dead Flowers 』でカントリー・ロックを取り入れたオールミュージックに、カントリー・ロックの父と称されグラム・パーソンズ1970年代初頭作品はその新鮮さ伝統的カントリー・ミュージックへの敬意評価された。1973年に突然亡くなった彼の遺志友人でデュエット・パートナーでもあったエミルー・ハリス引き継がれた。1975年ハリスカントリーロックンロールフォークブルースポップ融合してソロ・デビューした。 カントリーロックという対局する2つジャンル融合しその結果サザン・ロックハートランド・ロック生まれその後オルタナティヴ・カントリー生まれたその後数十年の間にジュース・ニュートンアラバマ、ハンク・ウイリアムズ・ジュニア(およびその子ハンク・ウイリアムズ・サード)、ゲイリー・アラン、シャナイア・トゥエインブルックス&ダンフェイス・ヒルガース・ブルックスドワイト・ヨアカム、スティーヴ・アール、ドリー・パートン、ロザンヌ・キャッシュ、リンダ・ロンシュタットなどがカントリー・ロックの影響受けた作品発表したビートルズリンゴ・スターカントリー好きを公言し、バック・オーデエンスの「アクト・ナチュラリー」をレコーディングしビートルズ解散後ナッシュビル渡米し、「カントリー・アルバム」を発表した。しかし、取り上げたのはカントリースタンダードではなくナッシュビル無名作品取り上げたのだった

※この「カントリー・ロック」の解説は、「カントリー・ミュージック」の解説の一部です。
「カントリー・ロック」を含む「カントリー・ミュージック」の記事については、「カントリー・ミュージック」の概要を参照ください。

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