カントリー・ヨーデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 19:14 UTC 版)
アルプス地方のヨーデルがアメリカ合衆国に伝わり、カントリー・ミュージックと融合して形成されたもの。「ウェスタン・ヨーデル」(Western yodel)ともいう。 1900年代の初頭、アメリカのヴォードヴィルショーでスイスのヨーデルが歌われるようになると、歌唱法の面白さからカントリー・ミュージックに取り入れる例も現れた。特に南部ミシシッピ州出身のジミー・ロジャース(Jimmie Rogers)は、他の地域の音楽の要素を取り入れ、後に定番となるハワイアン・スティール・ギターも積極的に導入した。黒人のブルースとヨーデルを組み合わせたロジャースのスタイルは、「ブルー・ヨーデル」(Blue Yodel)と名づけられた。 他にヨーデルを取り入れたカントリー歌手としては、ハンク・スノー(英語版)(Hank Snow)、フランク・アイフィールド(英語版)(Frank Ifield)などが著名。
※この「カントリー・ヨーデル」の解説は、「ヨーデル」の解説の一部です。
「カントリー・ヨーデル」を含む「ヨーデル」の記事については、「ヨーデル」の概要を参照ください。
- カントリー・ヨーデルのページへのリンク