カントリー・ミュージックへの移行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/30 18:12 UTC 版)
「エグザイル (アメリカ)」の記事における「カントリー・ミュージックへの移行」の解説
1979年に大幅なメンバーチェンジが行われ、この時点でのエグザイルのメンバーはJ・P・ペニントン、バズ・コーネリソン、マーロン・ハーギス、ソニー・ルメール、スティーヴ・ゴーツマンとなった。ジミー・ストックリーが脱退したために、エグザイルには新たなリードシンガーが必要となり、若手歌手であったレス・テイラーが参加要請を受け入れ、ペニントンと共にリードボーカルを務めることになった。 1983年にオリジナル・メンバーのコーネリソンが脱退し、バンドは再び音楽性を変化させ、初のカントリー・ミュージックシングル「ハイ・コスト・オブ・リーヴィング」( High Cost Of Leaving )をリリースした(カントリー・ミュージックチャート27位)。それに続いて、「ウォーク・アップ・イン・ラヴ」( Woke Up In Love )など4つのカントリー・シングルがチャート1位を記録している。1984年にはアルバム「ケンタッキー・ハーツ」( Kentucky Hearts )がカントリー・アルバムのチャート1位、翌85年のアルバム「ハング・オン・トゥ・ユア・ハート」( Hang On to Your Heart )が同2位を獲得した。 その後1987年までに、6曲のカントリー・シングルがチャート1位となった。エグザイルは、アカデミー・オブ・カントリー・ミュージックやカントリー・ミュージック協会から、ボーカルあるいはインストゥルメンタル・グループ・オブ・ザ・イヤーに11回ノミネートされている。また、『ジョニー・カーソン・ショー』(The Tonight Show Starring Johnny Carson)に出演したこともある。しかし、やがてストレスが彼らを疲弊させるようになり、1993年にバンドは解散することになった。ペニントンとテイラーはソロ活動を開始した。ペニントンはMCAレコード、テイラーはエピック・レコードと契約し、それぞれヒット曲を発表した。
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