イエスの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 01:56 UTC 版)
父さん キリスト教における唯一神 にして世界の創造主。ブッダ曰く、イエスと似たところが多い。下界に降臨する時は白い鳩の姿で現われ、喋ると一発でバレる。ハロウィンに降臨した時には、鳩ではなくカラスになっていた。 「何か下の方(下界)が暗いから、光があればいいのに」と思い立ったことが世界を創るきっかけなど、何かと考え方のスケールが大きい。7日間で世界の全てを創り最終日には休むくらいの力を持つが、世界の大掃除としてノアに必要なものを方舟に詰めさせ洪水を起こし、「40日間雨を降らせるのは大変だったからもうしない」と言うなど面倒臭がりな面もある。天界大戦争の際久々に身体を動かしたが、その際の筋肉痛が未だに来なくて悩んでいるらしい。 携帯電話でメールを打つのが苦手で、虹に個人的なメッセージを乗せたりしている。息子に逐一ウケ狙いの行動を教えたり(ブッダ曰く「おじさんのカンペ」)、ハロウィンに鳩サブレーを所望したり、息子達を狼狽させるほど考え方が柔軟。食べ物にはうるさく、自身が所望する食物は決して妥協しない。 なお、ユダの裏切りを未だに許しておらず、彼が買ったチョコチップスコーンは真ん中にチョコ一個だけ(ヤコブ曰く「日の丸弁当の百倍悲しい」)柿ピーを買ったら柿とピーナッツの比率が逆だったり、極め付けには正月の福袋を百円硬貨3000円=銀貨三十枚分(イエスを役人に売った際のプライス)で買った際はワイン、フランスパン、薔薇の紅茶、煮干と嫌がらせレベルの警告を行う(いずれとも、イエスの血肉、殉教のシンボル)。だが、ユダの服の趣味が大阪のおばちゃんであると見越し、福袋に一式揃えたり等、心底嫌っているわけではない。 母さん 聖母マリア。見た目はイエスとさほど歳が変わらない(むしろイエスより若く見える)。「迷子になったイエスは超感じ悪いから放っておけ」と言ったり、下界の土産を所望したりと息子に対して厳しい。ご当地TシャツやライヴTシャツの収集をしていて、お気に入りの歌手のライヴを観るために時折下界に降臨している。氷川きよしファンで、きよ友もいる。とても涙もろい性格で、彼女が涙をこらえるたびに下界でマリア像が涙を流すシステムになっている。 結婚前にイエスを処女受胎してからずっと聖女として崇められているため、恋愛経験のないことをかなり気にしており、下界に降臨した際乗り込んだ電車内で遭遇したカップル達にショックを受けている。この時のマリア像は血の涙を流している。イエスからは「リア充恐怖症」と診断されている一方、結婚している以上恋愛経験がないことを悩むのは「ファッション非モテ」とも評されている。生まれた環境の違いからブッダの母、マーヤーを苦手にしていたが、同じ母親であることで意気投合し、一緒にプリクラを撮る等、仲良くなっている。 父さん(ヨセフ) マリアの夫でイエスの「全知全能じゃない方の父さん」。職業は大工。献身的ないい人だが、息子が実の子ではなく「神の子」であり、その神の子としても30を過ぎるまで覚醒しない始末で、「わしの子でなく神の子でもないとしたら、わしはどうすれば…」と一時期ノイローゼ手前まで行った(7巻)。イエスが若いころ同僚として働いた大工仲間からは、「自分達の神はヨセフ」と涙を流すほど(酔っていたせいもあるが)尊敬されている。
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