アネクドートとは? わかりやすく解説

アネクドート【anecdote】

読み方:あねくどーと

逸話秘話

「アネクドート」に似た言葉

アネクドート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 08:56 UTC 版)

アネクドートанекдо́тanekdot)とは、ロシア語では滑稽な小話全般を指すが、日本ではそのうち特に旧ソ連で発達した政治風刺の小話を指して用いられることが多い。本来この言葉はギリシャ語のアネクドトス(ανέκδοτοςanekdotos)に由来し「公にされなかったもの」の意を表した[注釈 1]。同根の言葉である英語のアネクドート(anecdote)や、多くの言語での対応する言葉は逸話の意味で用いられている。この記事ではソ連時代を主としたロシアの政治的な小話について取り扱う。


解説

  1. ^ ロシア革命後、富農と認定された農民からは通常の倍の徴税を「自主的」に行わせる「自己徴税」の制度があり、それを皮肉ったもの。
  2. ^ ちなみにこのアネクドートは当のガガーリン自身が好んで、よく語っていたと言われる。
  3. ^ ソ連共産党中央委員会のメンバーはほとんど歯が残っていないような年寄りばかりしかいない、と言う意味。
  4. ^ a b 単にイリイチだけの場合、普通はブレジネフではなくレーニンを指す。
  5. ^ a b победа”(pobeda)=「勝利」は頭の“по”(po)を取ると“беда”(beda)=「災難」になる。
  6. ^ 正確には、父は弁護士で(両親とも)家業はユダヤ教ラビだった。
  7. ^ マルクス自身、妻が貴族の出であることを自慢してはいたものの、妻の実家は地方の小役人で称号だけが貴族というのが実情だった。当該項目の説明も参照のこと。
  8. ^ スモーリヌイ修道院(Смольный монастырь・Smolnyi monastyr、Smolny convent)の近隣に建てられた女子教育施設としてエカチェリーナ2世の時代に設置されたが、ロシア革命期に革命政府となったことをはじめとしてソ連解体まで共産党政権の占有下におかれ、解体後もサンクトペテルブルクの市長官邸等が所在する。教育機関としてのスモーリヌイ学院(en)は1917年にノヴォチェルカッスク、1919年にセルビアに移転するも1932年に閉鎖された。
  9. ^ ロシア語の原文では「カリブ危機」の意。
  10. ^ クージカとは人名クジマーの愛称であるとともに、コガネムシ科昆虫糞虫)である Anisoplia austriaca の名前でもあり、冬季は深い穴を掘らないとこの虫を見つけ出すことができない。
  11. ^ a b c ロシアでは名前と父称で呼ぶのは丁寧な呼びかけにあたる。ブレジネフ時代には「親愛なるレオニード・イリイチ!」が演説などでの枕詞として頻繁に使われていた。
  12. ^ 罪すべき行為が“「スターリンの馬鹿野郎!」と叫んだ”になっている場合もある。なお、1989年中国共産党総書記趙紫陽が解任された理由の一つは、訪中したゴルバチョフ書記長に「最終決定権は鄧小平にある」と明かしたためとされる。
  13. ^ 実際にはその直前に保守派によるクーデターが起き、実施されなかった。
  14. ^ ザジェールジヴァチ (задерживать・zaderzhivat') には拘束するという意味もある。
  15. ^ なお、実際のハンガリーにはドナウ川で活動する「海軍」が存在する
  16. ^ モンゴル人民共和国(現在のモンゴル国)が北はソ連、南は中国という社会主義の2大国に完全に囲まれている。
  17. ^ 二人とも古代朝に対して反乱を起こした農民軍の指導者。
  18. ^ 08/15には「特別じゃないもの」「凡庸なもの」という隠喩も含まれている。当該項目を参照。
  19. ^ リュマニテはフランス共産党系の新聞。
  20. ^ a b c 東ドイツの全人口を形容する人数として1700万人という数字が使われているが、これはベルリンの壁が建設された1961年当時の東ドイツの人口。現実には1972年に1700万人を割り込み、統一直前には1600万人を割り込むまで落ち込んでいた。
  21. ^ a b ウルブリヒトはザクセン出身であったことからその方言が風刺の的とされ、その風采からヤギひげと渾名されていた(当該項目を参照)。またヤギをひき殺したジョークには、ブタをひき殺して運転手が「ブタが死んでしまった、と話しただけ〜」というバージョンもある。
  22. ^ 地雷がなくなったので、誰も見ていなければ簡単に西側へ行けるから。
  23. ^ もし壁が崩れたら、大勢の東ベルリン市民が西側へ殺到するという落ち。
  24. ^ a b ノイエス・ドイチュラント紙は東西ドイツ統一後も、左派系の日刊新聞として発行を続けている。
  25. ^ つまり最高指導者の訃報記事。
  26. ^ 実際にはモデルナンバーを示す番号。
  27. ^ 実際の車体は綿の繊維を使った繊維強化プラスチック(FRP)で出来ていたが、1980年代半ば以降は製造コスト低減を図って紙パルプをプラスチックに混ぜ込んでいた。該当項目も参照。
  28. ^ ドイツでは日本と異なり、数字が若いほど良い成績であることを表す。
  29. ^ 但し、実際のベルリンの壁は西ベルリンを囲む形で作られていたので、壁より西・北・南側にも「東ドイツ」は存在していた。
  30. ^ a b ポル・ポト政権下の民主カンボジアでは、革命以前に医師だったものは粛清の対象とされ、代わりに民間療法や代替療法を用いた療術師が医師の代わりとなった。彼らの中にはあまり教育を受けず文字も読めないのも多く、15歳以下の子どもが療術師を務めることも珍しくなかった[6]

注釈

  1. ^ 例えば、6世紀東ローマ帝国ユスティニアヌス1世時代にプロコピオスが書いた秘密ノート『秘史』(ἈνέκδοταAnekdota)。

出典

  1. ^ a b c d 今田 2001.
  2. ^ 塚崎 2008.
  3. ^ 伸井太一『ニセドイツ〈1〉 ≒東ドイツ製工業品』社会評論社、2009年 P51-52
  4. ^ 仲井斌『もうひとつのドイツ』朝日新聞社、1983年 P103
  5. ^ 伸井斌『もうひとつのドイツ』(1983年 朝日新聞社)P100-101
  6. ^ 山田寛『ポル・ポト〈革命〉史』 pp.146-147


「アネクドート」の続きの解説一覧

アネクドート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:49 UTC 版)

ベルリンテレビ塔」の記事における「アネクドート」の解説

このテレビ塔西側から見るといまいましいのだったためか、口さがないベルリンっ子たちの様々な小咄対象となっている。たとえば、テレビ塔球形部に張られステンレス鋼タイル太陽反射すると、光の反射十字のになった。この効果設計者意図したものはもちろんなく、設計時にこうなると分かっていたわけでもおそらくない。しかし共産主義政府無神論をからかうため、また東ドイツ進行中の教会へ抑圧抗するため、ベルリンっ子はこの光の十字Rache des Papstes 、「法王復讐」と呼んだアメリカ大統領ロナルド・レーガン1987年に訪独した際、ベルリンブランデンブルク門演説した際にこの逸話にも言及し、この光を愛や崇拝のシンボル呼びベルリン社会主義によっても決し抑圧されない証だと述べている。 また同じ理由から、テレビ塔ヴァルター・ウルブリヒトにちなんで「聖ヴァルター教会」と呼ばれた

※この「アネクドート」の解説は、「ベルリンテレビ塔」の解説の一部です。
「アネクドート」を含む「ベルリンテレビ塔」の記事については、「ベルリンテレビ塔」の概要を参照ください。

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