アニメ版オリジナル:玄野星人編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 17:22 UTC 版)
「GANTZの登場人物」の記事における「アニメ版オリジナル:玄野星人編」の解説
神田 みか(かんだ みか) 声 - 笹島かほる 短大生。死因は刺殺。ストーカーの男に腹部を刺されて死亡した。アニメ版序盤で桜丘と会っている。 7人の中で唯一、最初から玄野を信じようとしていた。古田が室戸によって殺害された後、室戸に立ち向かうも銃弾をくらい死亡。玄野は彼女が死んでも最後まで背負っていた。 古田 義一(ふるた ぎいち) 声 - 喜多川拓郎 本屋の主人。アニメ版で玄野が出入りしていた、駅前にある書店「古田書房」の店主。死因は事故死。万引きの常習犯を追っていた途中、轢き逃げにあって死亡。「未成年の犯罪者はやり直しが利く」「更生を促すのは大人の義務である」と考える博愛主義者で、やや甘い性格をしている。妻がいる。 最後まで室戸を説得しようと試みるが、その性格と行動が災いして自らの命を危険に晒すこととなり、斎藤も死なせてしまう。室戸により、みかと線が繋がっている手榴弾を口にくわえさせられ、少しでもみかが動けば爆発してしまう状態で執拗に痛めつけられる。拷問のような凄惨な状況の中で、最期はみかを庇う形で自分から線を抜き上半身が吹き飛んで爆死した。 斎藤 直純(さいとう なおずみ) 声 - 中田雅之 自営業の中年男性。死因は自殺。大手銀行から脱サラするがその後興した企業の失敗に伴い、借金取りに追われ地下鉄の線路に飛び込んで自殺。マイナス思考で否定的な考え方が付き纏っており、その言動が原因でミッション開始前に玄野の怒りを買った。 室戸の放ったバズーカの直撃(恐らく野崎を庇ったと思われる)で、首と胴体が分断して死亡。 野崎 大地(のざき だいち) 声 - 室園丈裕 無職。17歳。根本鉄男が岩城をXガンで殺害した場面を発見していた。死因は溺死。助けを求めていた女性の声に応じ、川で溺れかけた子供を救い、その親に助けを求めるが見放されて死亡。見かけは不良のようだが、性格は温厚篤実なしっかり者。アニメ版第1話でも、ホームレスを助けようと線路に入っている玄野たちを周りが見てるだけの中、唯一駅員を探しに走り出している。 梶浦と室戸の異常性にいち早く気づき、玄野と共闘する。梶浦の銃撃から玄野を庇い死亡。 上原 佳乃(うえはら よしの) 声 - よのひかり 勢綾高校の女教諭で、玄野の担任。29歳。死因は刺殺。不倫の縺れで女性に背中を刺されて死亡。 生き残るために教え子である玄野を殺害することも考えたが梶浦の本性を知った後は考えを改め、梶浦に銃を向けるが逆に人質に捕られ室戸によって散々いたぶられる。その直後に梶浦に切り傷を負わせるも、室戸にXガンで撃たれ死亡。彼女の死には玄野も涙を流した。 梶浦 龍二(かじうら りゅうじ) 声 - 辻谷耕史 室戸と共に快楽殺人を行っていた青年。28歳。丁重で物静かな態度を取るが、本性は狂暴かつ残虐非道。死因は銃殺。室戸と共に怪しい集団に追われ、彼らに射殺されて転送された。室戸を「殺人オタク」と胸中で罵り、自分は女しか殺害しないため室戸よりはマシだと思っている。 上原に切り傷を負わされ、玄野にXガンで左腕を破壊された後、ガンツが用意した料理を食べ精神的に不安定となり、背負っていた爆弾で玄野を道連れにすべく自爆し死亡。 室戸 一(むろと はじめ) 声 - 真殿光昭 梶浦と共に快楽殺人を行っていた少年。16歳。アニメ版では、仏像編で梶浦と共に序盤で登場したホームレスの藤堂多賀夫をバットで撲殺している。梶浦以上に冷酷無比で残忍な性格。殺人嗜好症で、殺人に快楽を覚える異常精神の持ち主。殺しの数も梶浦以上。その歪んだ性格は、彼の複雑な家庭環境に起因しているようで、それを理由に自分の暴虐を正当化している。演技が得意らしく、気弱な少年を演じることでお人よしな古田を欺いていた。 最後は玄野の放ったレーザーアンカーとYガンで「上」へ転送される。その時にガンツ表面に出た顔写真が上から消えていく描写がなされた。
※この「アニメ版オリジナル:玄野星人編」の解説は、「GANTZの登場人物」の解説の一部です。
「アニメ版オリジナル:玄野星人編」を含む「GANTZの登場人物」の記事については、「GANTZの登場人物」の概要を参照ください。
- アニメ版オリジナル:玄野星人編のページへのリンク