たまこまーけっと
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『たまこまーけっと』(Tamako Market )は、京都アニメーションの制作による日本のテレビアニメ、およびそのノベライズ作品。テレビアニメは2013年1月より3月まで放送された。全12話。略称は「たまこけ」。2014年4月にはアニメ映画による続編『たまこラブストーリー』が公開された。
注釈
- ^ なお、『けいおん!』のメインキャラ秋山澪役の日笠陽子も真理/ひなこ役で本作に出演している。
- ^ これは2003年夏頃に放送されていた『フルメタル・パニック? ふもっふ』以来である。
- ^ 製作委員会に参加したTBSにとっても「自局では放送しない」ものの、2002年に放送された『ヒートガイジェイ』以来となるオリジナルテレビアニメ作品を手掛ける事になった。
- ^ 色恋沙汰に全く関心が無いわけではなく、第9話では、あんこのボーイフレンドである柚季が引っ越すことになったときは、あんこに柚季への餅をプレゼントするという一面も見せている。
- ^ そのため、王子のお妃候補になったときも、王子にきっぱりと断わりを入れた。
- ^ 商店街が静かだと、母ひなこが亡くなったときの喪に服して昼間からシャッターを閉めている商店街を思い出す、というトラウマを持つことが第12話で判明した。
- ^ 第7話では、風呂屋の店主が、娘の結婚にショックを受けてうさ湯が臨時休業であり、初めて自分の家の風呂に入る描写がある。
- ^ 王子と結ばれたときは、名前が「たまこ・モチマッヅィ」となるため、たまこはショックを受けており、豆大は怒り心頭であった。
- ^ 状況や気分によって一人称がころころ変わる。
- ^ 第3話ではちょっと飛んだだけですぐに息切れしており、さらに史織を捜すべく高く飛ぼうとしたところで強風に吹き飛ばされて墜落してしまったが、そこを通りかかった史織に助けられ、史織と知り合った。
- ^ このダイエットでは餅を食べることを特に警戒され「餅は金輪際デラに食べさせない」とチョイに言われデラはショックで卒倒してしまい、「デラの食べ過ぎを監視する」としてチョイがたまこ達の学校に通おうとしていたのを、デラはあの手この手で阻止しようとしたが結局それはかなわず、さらなるショックを受けていた。
- ^ 第6話でチョイが映写機能を使った際に彼女がまだ南の国にいる時の映像が流れた。
- ^ ひなこは音痴であり、元の曲とリズムが違っていたので詳細を聞くまではマスターにも探し出せなかった。
- ^ たまこがお妃候補になって、うさ湯で商店街の連中と緊急集会したときは、ショックで上の空であり、そのときは怒らなかった。
- ^ 糸電話を作ったのはもち蔵の母親である道子。たまこともち蔵が幼いころに窓越しに話をしていて豆大に叱られていたのを見て、二人に糸電話で話すように勧めたとたまこが口にしていたが、たまこラブストーリーでは母ひなこの死を悲しむたまこを見かねたもち蔵が道子に作ってもらったことが明かされており、前者はたまこの記憶違いではないかと考えられる。
- ^ ただし全く売れていない訳ではなく、たまこラブストーリーでは引き出物用の「FOREVER LOVE YOU餅」なる餅を80個程注文されている。
- ^ デラの側にいるとくしゃみがでる。
- ^ 『もちもちラジオドラマ』第7話
- ^ 邦夫は豆大のことを「ダイ」と呼んで、豆大は、邦夫に名前を「さん」づけで呼んだり、敬語で接している。
- ^ 第3話での八木先生が北白川家の家庭訪問時に偶然出会った史織と共に店のコロッケをおごってくれていた。
- ^ 小説でたまこはそう評しているが、実際の描写は茶目っ気のあるチャーミングなお姉さんといった趣が強い。
- ^ 高校3年生時には大学生を下宿させているとあるが、同一人物かどうかは明記されていない。
- ^ 『もちもちラジオドラマ』第8話
- ^ 来日した王子と対面したときに、豆大は「モチウンマイに改姓するまで娘はやれない」と言っている。
- ^ 『もちもちラジオドラマ』第7話
- ^ 厳密には川ではなく琵琶湖疏水鴨川運河である。
- ^ 2013年度からデザイン変更。
- ^ 同話でデラが「(商店街に来て)半年と少し」と言ってるため、この時期だと思われる。
- ^ 著作権表記・および『南の島のデラちゃん』での製作クレジットは、テレビシリーズと同様に「うさぎ山商店街」となっている。
出典
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- ^ a b c d 藤津亮太『ぼくらがアニメを見る理由 2010年代アニメ時評』133頁
- ^ a b c d e f g 楽曲名義はパンフレットより。エンディングクレジットでも同じ内容。
- ^ “劇場版「たまこラブストーリー」がWOWOWで本日テレビ初オンエア”. おた☆スケ. 2018年1月29日閲覧。
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- 3 スタッフ
- 4 放送局
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