こだま (作家)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/08 23:42 UTC 版)
こだま | |
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ペンネーム | こだま |
職業 | 作家、エッセイスト |
言語 | 日本語 |
国籍 |
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代表作 |
『夫のちんぽが入らない』(2017年) 『ここは、おしまいの地』(2018年) |
デビュー作 | 『夫のちんぽが入らない』(2017年) |
人物・来歴
小説を書く前はネット大喜利で十段を取るなど有名な存在だった[1]。
主婦のかたわら、ネットで知り合った仲間と文芸同人誌「なし水」に参加。同人には『死にたい夜にかぎって』の著者である爪切男や、野間文芸新人賞受賞作家である乗代雄介などがいた[2]。2014年に「なし水」に発表した、自身の夫婦関係を描いた私小説『夫のちんぽが入らない』が文学フリマで話題を呼び、2017年に同作が加筆修正のうえ出版されてデビュー[3]。
2018年、「クイック・ジャパン」の連載をまとめた『ここは、おしまいの地』で第34回講談社エッセイ賞受賞。
覆面作家であり、詳しいプロフィールの公表や顔出しはしていない[3]。地方都市在住で、作家デビューの時点で40代だった[4]。
著書
- 『夫のちんぽが入らない』扶桑社 2017、講談社文庫 2018
- 『ここは、おしまいの地』太田出版 2018、講談社文庫 2020
- 『いまだ、おしまいの地』太田出版 2020
- 『縁もゆかりもあったのだ』太田出版 2021
脚注
- ^ “「嫉妬でぐちゃぐちゃだった」『レンタルなんもしない人』×『夫のちんぽが入らない』こだま対談”. ダ・ヴィンチニュース. 2021年4月7日閲覧。
- ^ “人生自体がもう終わってるな、って思っていた─こだまさん『ここは、おしまいの地』刊行記念インタビュー前編”. ブクログ通信 (2018年2月16日). 2021年4月7日閲覧。
- ^ a b “こだま”. ダ・ヴィンチニュース. 2021年4月7日閲覧。
- ^ 「週刊文春WOMAN」編集部. “「私は出会い系、夫は風俗通い、夫婦に性生活は必要か?」――『おとちん』著者・こだまインタビュー”. 文春オンライン. 2021年4月7日閲覧。
関連項目
「こだま (作家)」の例文・使い方・用例・文例
- 私たちの叫び声のこだまが谷中に響き渡った
- 音楽が講堂中にこだました
- 彼女の笑い声が家にこだました。
- 谷は彼の呼び声でこだました。
- 私たちの声のこだまが谷の反対側から聞こえた。
- 歓声は大きくこだまして。
- 崖の上から叫べば自分の声のこだまが聞けるよ。
- 彼が叫ぶと谷はこだました.
- 銃声はほら穴にこだました.
- 深い峡谷の岩壁は銃声のこだまで響き渡った.
- 銃声は山々にこだました.
- 銃声が山々にこだました.
- 音が部屋にこだました
- ニューヨークのマンハッタンにある日本食レストラン,こだまがこれらの新しい巻きずしを考案した。
- その音はナルニアの森全体にこだまし,そして最終的にペベンシー家の子どもたちに届く。
- 「こだまでしょうか」というフレーズも受賞語の1つだった。
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