砲塔
砲塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:45 UTC 版)
本車の開発はヘンシェルおよびポルシェの両社に発注され、各社用の砲塔がクルップ社によってそれぞれ設計された。どちらも前面の厚い装甲と長い砲身の重量バランスをとるため、カウンターウエイトの役を果たすため後部が延長されており、内部は即応砲弾用のラックになっていた。また、トーションバー・サスペンションのせいで床下に脱出ハッチを設置できず、代わりに砲塔後部に置かれた。キューポラはティーガーIの中期型以降と同じ、ペリスコープによる間接視認型であった。 初期量産型の50両の曲線の強い砲塔は"ポルシェターレット"と呼ばれ、ポルシェ社の試作車両にも用いられていた事からポルシェデザインとよく誤解されているが、実際にはクルップ社のデザインである。これは避弾経始に優れたデザインではあったが、T-34やIS-2、パンター(G型の初期型まで)同様に、湾曲した100mm厚の砲塔前面下部への命中弾がショット・トラップ(跳弾して防御の弱い車体天板や砲塔リングを貫通する)を生じ、容易に撃破される危険があった。 ポルシェ社の設計案VK4502(P)は、VK4501(P)の時と同様、駆動に大型電動モーターを使用するハイブリッド式であったが、貴重な戦略物資である銅を多く消費するという問題もあった。VK4502(P)は砲塔が車体前方にあるV型と後方にあるH型の二種の設計案が計画されたが、砲塔部品が先行量産された段階で開発は中止され、試作のみに終わった。 クルップ社から送られた部品をヴェクマン社で組み立てたポルシェ型砲塔は、流用され、ヘンシェル社のVK4503(H)の車体に搭載され、初期量産型の50両となった。 以降はヘンシェル社のティーガーH3用砲塔"ヘンシェルターレット"が搭載された。このヘンシェル型砲塔は直線主体のデザインで、切り立った180mmもの前面装甲と、円錐型防盾のザウコフ(「豚の鼻」の意)により高い防御力を誇った。 だが、ティーガーIIの装甲も決して無敵ではなく、122mm戦車砲 D-25Tや、17ポンド砲のAPCRで、ヘンシェル型砲塔の前面装甲を貫徹することが可能であった。
※この「砲塔」の解説は、「ティーガーII」の解説の一部です。
「砲塔」を含む「ティーガーII」の記事については、「ティーガーII」の概要を参照ください。
砲塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 09:26 UTC 版)
ホイシュレッケの大きな特徴は取り外し可能な砲塔である。車体に装備された大型クレーンにより、コンクリート製の防御建築物や地上で用いるために砲塔を取り外して設置することができた。本車の榴弾砲は車体からも発砲可能だったが、本車は据砲場所へ砲兵装を運び、使用前には取り外すよう設計されていた。砲塔のない車輌は弾薬輸送車または回収車輌として使用できた。試作砲塔は105mm leFH 18/1 L/28を装備した。ただし量産車輌には105mm leFH 43 L/28を装備することとされていた。
※この「砲塔」の解説は、「ホイシュレッケ」の解説の一部です。
「砲塔」を含む「ホイシュレッケ」の記事については、「ホイシュレッケ」の概要を参照ください。
砲塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 08:06 UTC 版)
軍艦や戦車の砲塔は、当初はおおよそ円形に近かったが、砲の強大化と前面装甲が厚くなったことで重心が前方に偏りがちになり、旋回を妨げないようターレットリングにかかる重量を均一にするために、砲塔後部にカウンターウェイトを兼ねたバスルと呼ばれる張り出しを設けるようになった。砲・装甲とも強大な戦艦や主力戦車の砲塔は、バランスをとるためバスルも大型になりやすい。バスル内部は装填作業スペースや弾倉などに有効活用されるが、後から砲や装甲の強化改修を行ったものでは増加装甲を兼ねた単なるウェイトを溶接していることもある。
※この「砲塔」の解説は、「カウンターウエイト」の解説の一部です。
「砲塔」を含む「カウンターウエイト」の記事については、「カウンターウエイト」の概要を参照ください。
砲塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 08:48 UTC 版)
ハルバードの左右に搭載されている艦砲。演出から見て実体弾の機関砲と思われる。ムービーではハルバードへ向かうカービィを乗せたワープスターおよびダイナブレイドを邀撃時に使用し、この砲台で弾幕を張り対象を威嚇しつつ、2連主砲のビームで迎撃を敢行している。
※この「砲塔」の解説は、「戦艦ハルバード」の解説の一部です。
「砲塔」を含む「戦艦ハルバード」の記事については、「戦艦ハルバード」の概要を参照ください。
砲塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 08:48 UTC 版)
ハルバードの艦首、内部に搭載されている砲台。メタモル能力「シューティングスター」の星型弾で破壊する事が可能。小型砲台と大型砲台の2種類があり、大型砲台は破壊するとアイテムが出てくる。
※この「砲塔」の解説は、「戦艦ハルバード」の解説の一部です。
「砲塔」を含む「戦艦ハルバード」の記事については、「戦艦ハルバード」の概要を参照ください。
砲塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/01 04:00 UTC 版)
砲塔はモジュラー式となっており、5種類の砲塔を搭載可能である。 2A42 30mm機関砲、9M113 コンクールス ATM発射機 2A42 30mm機関砲、AGS-17 30mm自動擲弾発射器 2A38 30mm機関砲 2門 NSV 12.7mm重機関銃、9M113 ATM連装発射機 NSV 12.7mm重機関銃、AGS-17 30mm自動擲弾発射器
※この「砲塔」の解説は、「BTR-T」の解説の一部です。
「砲塔」を含む「BTR-T」の記事については、「BTR-T」の概要を参照ください。
「 砲塔」の例文・使い方・用例・文例
- 砲塔のページへのリンク