用途による種類
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校門 (こうもん)- 学校の門。門扉は引き戸式であることが多い。 禁門 (きんもん)- 皇居の門。蛤御門など。朱雀門(すざくもん) - 朱雀大路に面する大内裏の正門。 羅城門(らじょうもん) - 羅城(都城)の朱雀大路の南端にある正門。 勅使門 (ちょくしもん)- 勅使が寺院参向の際に使われる門。 凱旋門(がいせんもん)- 戦勝などを記念して広場に建てられる門。 城門(じょうもん)- 城郭の門。虎口に建てられた。御殿や天守の次に格式の高い建物とされた。大手門(おおてもん)- 城郭の表口とされる虎口に建てられた門のこと。正門。追手門とも書く。 搦手門(からめてもん)- 城郭の裏口に当たる搦手口に設けられた。 総門(そうもん)- 邸宅・城郭・寺院などの外構え(外囲い)にある正門。大門(おおもん)とも呼ばれる。 御守殿門(ごしゅでんもん)- 御守殿の門。門が丹塗りなので赤門(あかもん)と呼ばれる。 三門(さんもん)- 寺院の正面に開かれた。山門とも書く。鐘楼門(しょうろうもん)- または、鐘門(しょうもん)。寺院の三門と鐘楼が一体となった門。 南大門(なんだいもん)- 仏教寺院などで、南に面した正門のこと。東大門(とうだいもん)- 寺院などの東に面した門のこと。 仁王門(におうもん)- 寺院の楼門に金剛力士像(仁王)を置いた門。 中門(ちゅうもん) - 寺院において回廊に囲われた寺域の正門。もしくは露地において内露地と外露地の堺にある門。 神門(しんもん)- 神社に設けられる門。随身門(ずいしんもん、ずいじんもん)- 神門のうち左右に随身を置いた門。 営門(えいもん)- 兵営地・陣営地の門。 校門(東京都 足立区立鹿浜菜の花中学校) 凱旋門(鹿児島県姶良市 山田の凱旋門) 御守殿門(東京大学に現存する赤門) 名古屋城三の丸の赤門(愛知県 泰岳寺の山門) 仁王門(奈良県 當麻寺の仁王門) 南大門(奈良県 法隆寺南大門) 東大門(奈良県 法隆寺東大門) 鉄道第二連隊営門(千葉工業大学に現存する煉瓦門)
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用途による種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 07:37 UTC 版)
詳細は「散弾 (ペレット)(英語版)」を参照 バードショット(1-10号〈7号からは間に7・1/2号、8・1/2号、9・1/2号が入る〉) 鳥や小動物猟用の弾。小粒の弾を多数(数十-数百個)発射する。7・1/2号はトラップ射撃、9号はスキート射撃に使用される。 バードショットの寸法表号数直径鉛弾10g当たりの個数軟鉄弾10g当たりの個数TT 5.84mm 8 12 T 5.59mm 10 14 FF 5.33mm 11 16 F 5.08mm 13 19 BBB 4.83mm 15 22 BB 4.57mm 18 25 B 4.32mm 21 30 1 4.06mm 25 36 2 3.81mm 30 44 3 3.56mm 37 54 4 3.30mm 47 68 5 3.05mm 59 86 6 2.79mm 78 112 7 2.54mm 120 174 7 1/2 2.41mm -- -- 8 2.25mm 140 202 8 1/2 2.16mm -- -- 9 2.03mm 201 290 10 1.75mm -- -- ラットショット バードショットよりもさらに小さいラットショットまたはスネークショットとも呼ばれるネズミや蛇などの小動物を撃つことを目的としたごく小さい散弾がある。 直径1.3mm(0.05)程度の大きさの散弾で主に拳銃弾として売られている。 バックショット(000B、00B、0B-4B、MB、6粒 9粒弾) 鹿などの中型動物猟用の弾(buck―牡鹿)12番で6-9発の弾丸を発射する。また、軍用でも使われる。 000Bはトリプルオーバック、00Bはダブルオーバックと読む 12G散弾の場合000Bは6粒00Bは9粒の装弾である。 バックショットの寸法表号数直径鉛弾10g当たりの個数000B 9.1mm 2.2 00B 8.4mm 2.9 0B/SG 8.1mm 3.1 SSG 7.9mm 3.4 1B 7.6mm 3.8 2B 6.9mm 5.2 3B 6.4mm 6.6 4B 6.1mm 7.4 スラッグショット(一粒弾) 詳細は「ワッズ(英語版)」、「スラッグ (散弾銃)(英語版)」、および「サボット(英語版)」を参照 熊、猪など大型動物猟用の弾。散弾ではなく単発弾(slug:スラッグ、スラグ)であるため、発射直後の弾丸の運動エネルギーは大口径ライフル並みであるが、装薬の性質と重い弾頭重量により初速が遅く、大きい弾体形状により空気抵抗が大きく速度低下が大きいため遠距離では威力が落ちる。近接戦闘では屋内突入時にドア破壊(錠前や蝶番。ドア自体を破ることは能力的に不可能で、クロウバーや破城鎚を使う)にも使われるため「ドアブリーチャー(英語版)」や「マスターキー」とも呼ばれる。 スラッグショットは大きく5つの種類に分類される。丸弾(英語版):文字通り球状のものだが現在では火縄銃・村田銃などの旧式銃でハンドロードを行う場合以外ではあまり使われていない。日本の既製装弾では日本装弾製の「ジャガーG」装弾のみがこの形状の弾頭を採用していたが、2017年現在は製造されていない。丸弾は米国ではパンプキン・ボールとも呼ばれているが、スムースボア銃身で発射した場合弾頭に回転力が掛からない為にマスケット銃と同じく、有効射程が極端に短い事が弱点となる。スムーズボア銃身で発射された丸弾は、野球のナックルボールのように落下する弾道を取ることとなり、ライフリング銃身で発射された丸弾はジャイロボールのように放物線の弾道を取る。丸弾で理想的な直進性を実現するには、マグヌス効果を最大限得る為にエアソフトガンのホップアップシステムのようにバックスピンを掛けることが望ましいが、ライフルドスラッグなど精度がより高い弾頭を容易に選択できる散弾銃では、敢えてその様な構造を実現することが現実的な選択肢とは言いがたい。 鼓弾:エアライフルのペレット弾(英語版)に似た鼓形状の弾頭。戦前にドイツにて「アイデアル」弾として発表された物が著名である。1902年にドイツ人銃工のフリードリヒ・シュテンドバッハにより特許取得されたアイデアル弾は、弾頭中央にテーパー状の風切り穴が空いていて、内側に3枚のプロペラ状の風切り羽が付けられており、これにより空気抵抗でジャイロ効果を発揮するとされていた。しかし、鋳造に手間が掛かる上に、実包に挿入される際には弾頭の後方に密着する形でワッズが配置される為、実際の発射時には風切り穴がワッズに塞がれる形になってしまい、風切り穴が機能せず横転弾となる事が多く、後発の初期型フォスタースラッグと比べて直進安定性に劣る結果を招いた事から、戦後は新型ライフルドスラッグの普及と共に、アイデアル弾の形式は完全に廃れてしまった。現在ではテーパー穴の空いていない形状の弾頭がサボスラッグの弾体として使用されることが多いが、ロシア連邦ではアイデアル弾に極めて類似しており、弾頭外側にも風切り羽を設けたメイヤースラッグ(ロシア語版)と呼ばれるものが広く用いられているという。 フォスタースラッグ:カール・M・フォスターにより1931年にアメリカで発表され、1947年に特許取得された弾。「坊主頭」の意で、釣鐘状の形状で内部は中空とすることで全体の重心を前方に移し、バドミントンのシャトルコックの原理で直進性を確保することを目指した弾。後にチョーク保護用に側面に溝がついたライフルドスラッグに発展した。現在でもライフルドスラッグで弾頭部分が半球型になっているものをフォスタータイプと呼ぶことがある。ロシア連邦では後述のプラムバタスラッグに似たプラスチックワッズを装着したものが、ポレフスラッグ(ロシア語版)の名称で普及しているという。 ライフルドスラッグ:弾体側面にらせん状の溝があるスラッグ弾。基本構造はフォスタースラッグと同一で、フォスタースラッグの産みの親であるカール・フォスターが1943年に特許取得を行った際に螺旋溝の要素が追加された。溝については当初風を切り弾体に回転を与える目的でつけられたが、後に効果がないことが分かった。ただし銃身との摩擦を減らすとともにチョークをスムーズに抜ける役割があるため、現在も溝は残されている。ライフルドスラッグはシリンダー若しくはインプ・シリンダーチョークでの発射が推奨されており、フルチョークなどの銃身で発射するとチョークの摩耗を促進するばかりでなく、集弾性も低下してしまう。 ブリネッキスラッグ(ロシア語版):ライフルドスラッグの中でも、ドイツのブレネケ(英語版)社製の弾頭は特にこの名称で呼ばれる。原型はヴィルヘルム・ブレネケ(英語版)により1898年に発明され、現在まで様々な改良が加えられている。ブリネッキスラッグは砲弾型の弾頭の後部に羊毛ワッズをネジ止めする事で、ワッズが凧の尾の役割を果たしシャトルコック効果をより強力に発揮することで、高い直進安定性を実現した。今日でも羊毛に代わり、フェルトワッズを用いたものが広く用いられている。プラムバタ(英語版)スラッグ: ブリネッキスラッグを更に発展させ、弾頭後部に長いプラスチックワッズを差し込むことで、更に直進安定性を向上させたもの。原型はブレネケ社により2002年に特許取得され、その後他国の弾頭メーカーでも類似した構造のスラッグ弾が作られるようになり、今日ではブレネケ社のブリネッキスラッグも含め、弾頭後部に長いプラスチックワッズが差し込まれたスラッグ弾頭全般をこの名称で分類するようになった。ブレネケ社以外では、イタリアのグワランディ社のボーラスラッグがブリネッキスラッグと類似した構造を採用しており、2017年以降日本装弾のレッドバード装弾に用いられている事で、日本でも知名度が上がってきている。 サボスラッグ:弾体をプラスチック製のサボ(サボット(英語版)、ジャケット)で包み、ライフリングを施した銃身(ライフルドバレル)によって旋回させ撃ち出すもの。銃腔内の腔圧を向上させる目的で弾頭にサボを被せる発想そのものは前装砲の時代から存在しており、1864年には米国特許が取得されているが、散弾銃向けのものが米国特許上に初めて現れるのは1966年、今日のサボスラッグと同様の弾頭が特許取得されるのは1970年の事である。100m付近までの精度はライフルに迫りライフルドスラッグに比べ遠射性に優れているが、日本では銃刀法により銃身のライフリングは全長の1/2に制限されている。サボスラッグは遠射性以外にも、銃身内部を鉛残渣で汚しにくいという利点も存在しているが、スムースボアの銃身での発射は横転弾が発生しやすい事もあり、ライフルドチョークを装着した場合を除いては推奨されていない。ワッズスラッグ: 通常のサボスラッグの性能が発揮できないスムースボア銃身において、サボスラッグの利点の一つである「銃身内部を鉛残渣で汚しにくい」特性を獲得する目的で考案されたもの。米国ではリー・プレシジョン社が鋳造鋳型という形で市場に提供している、フォスタースラッグの中空部分に補強用の仕切りを設けたキー・スラッグ(またはドライブキー・スラッグ)と呼ばれるものが著名であり、通常のフォスタースラッグより外径がやや小さい弾頭を、通常のバードショット実包でも用いられているカップワッズをそのまま転用する形で装着してショットシェル内に装塡する。ブリネッキスラッグを含むプラムバタスラッグでも、棒状のプラスチックワッズの代わりにカップワッズを用いたものが提供されており、発射後にワッズが弾頭から脱落することから「インパクト・ディスカーディング・サボット(IDS)」と分類されている。ワッズスラッグはライフルドスラッグやブリネッキスラッグなどと比較して銃腔を汚しにくい反面、腔圧が高くなりがちな欠点も存在している。 その他: これらの他にも世界各国にはそれぞれの国の銃工が独自に考案し、伝統的に使用されてきた様々な形状のスラッグ弾頭や鋳造鋳型が存在しており、TAOFLEDERMAUSなどのYoutuberがハイスピードカメラを用いたレビューを行っているが、日本でも既製実包として普及しているライフルドスラッグやブリネッキスラッグなどに類した形状以外のものは、総じて横転弾になってしまう事が多い事が報告されている。横転弾の発生は集弾性(英語版)には大きな悪影響を与え、静的射撃に於いて銃器の改造(英語版)により正確性(英語版)を向上させていく上では絶対的に排除されるべき要素であるが、大型獣を獲物とする狩猟に於いては、そもそもバックショットの有効射程(約25-45m)以下の近距離でしか射撃しない場合、横転弾の発生をリスクとしてそれ程深刻に考慮する必要性が低いとも言われている。カットシェル: バードショットなどの散弾実包を用いて即興で製作されるスラッグ弾頭。紙製または樹脂製散弾実包のシェル部分をカップワッズの根本付近で全周に渡り切断する事で、カップワッズから前方の散弾実包全体を直接標的にぶつける即席のスラッグ弾頭として利用できるようになる。元々は世界恐慌期の欧米にて、鳥猟の最中にクマやイノシシなどの危険な大型動物に遭遇した場合に、これを追い払い獣害の危険を回避する目的でハンティングナイフを用いてその場で製作され使用されたものであるが、当然ながら上記のスラッグ弾頭程の威力や正確性は期待できず、横転弾の発生でワッズと散弾がバラバラに飛散してしまったり、射撃の際に実包先端のクリンプが開いて散弾とカップワッズのみが発射されてしまい、銃身内にシェルの一部が残存する事で、次弾発射時に銃身を破損する危険性も存在している。 ワックススラッグ: 世界恐慌期にカットシェルの技法が使えない真鍮薬莢にて編み出された技法で、バードショットとしてハンドロードした実包に、溶かした蝋を流し込んで散弾を完全に固めてしまうことでスラッグ弾頭の代わりに用いる事が出来るというものである。サイドアームとしての拳銃の所持が難しい場合に於いて、緊急避難の手段として限定的に用いられていたカットシェルと異なり、ワックススラッグは鳥猟を装って鹿を密猟する用途で用いられたとされている。ワックススラッグの技法そのものは、今日の紙製または樹脂製散弾実包でも口巻の部分を切り落として蝋を注ぎ込むことで再現することが可能であり、カップワッズも含めて散弾全体をくまなく固化することが出来た場合には、発射の衝撃でもワッズと散弾が分解することなく標的に着弾することや、低品質のワッドカッター(英語版)程度の弾道特性、通常のスラッグ弾頭に比肩しうる破壊力が得られる事が確認されている。
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用途による種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 02:56 UTC 版)
婚約指輪 婚約する際に、男性から女性に贈られる指輪。英語では engagement ring(エンゲージメント・リング)。婚約指輪の金額の由来など詳細については婚約の項目を参照。婚約指輪の取得率は、矢野経済研究所の調査によれば58.4%(2015年)。1970年代には日本ではダイアモンドの会社であるデビアスの宣伝もあって、給料の3ヵ月分と言われたが、今は身の丈にあった額で選ぶ。 結婚指輪 結婚の証として、男女で交換し、日々身に着ける指輪。英語では wedding ring(ウェディング・リング)。「マリッジ・リング(marriage ring)」は和製英語。日本では左手の薬指が一般的だが、国や宗教によっては右手の薬指にはめることもある。 寡婦指輪 あまり一般的ではないが、未亡人が身に着ける指環。英語では widow ring(ウィドウ・リング)または widow's ring(ウィドウズ・リング)。結婚指輪をはめてあるすぐ隣の指にはめる。 印章指輪 インタリオリングとも呼ぶ。指輪がそのまま印章になっており、主に封蝋に捺す。ローマ教皇の持つ「漁師の指輪」が有名。日本ではあまり一般的ではない。
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用途による種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/18 14:29 UTC 版)
櫓は戦時の防御機能の他、物資を貯蔵する倉庫としての役割があったが、その他には、以下のような用途も兼ねた櫓もあった。 太鼓櫓(たいこやぐら)・鐘櫓(かねやぐら)は城郭内の比較的見晴らしのよい場所に設置され、音によって時を知らせたり戦いの合図をするために建てられた。太鼓が置かれれば太鼓櫓、鐘を釣るせば鐘櫓である。福岡城のように太鼓櫓を「時櫓」と称する例もある。必ず設置される櫓で、現存例は姫路城・松山城にあり、復元したものの例は広島城にみられる。 月見櫓(つきみやぐら)は、その名の通り月見を目的とした櫓であるため、他の櫓に比べ開放的な構造で極端に開口部が大きいことが多い。御殿の奥向きの近く、また城の東側に造られることが多い。岡山城や松本城などに現存例がみられる。その類で涼櫓(すずみやぐら)というものもある。なお、讃岐高松城の月見櫓は「着見櫓」とも表記し、海から到着する船を監視するための用途があった。 富士見櫓(ふじみやぐら)も同様に富士山を眺めるための櫓とされる。関東地方に集中し、御三階櫓と同様に、幕府に憚って事実上の天守である天守代用櫓に名づけることもあった。現存例は、江戸城本丸跡にある。復元例としては宇都宮城のものがある。 井戸櫓(いどやぐら)は、内部に井戸を持つ櫓で、現存例は姫路城「井郭櫓」(いのくるわやぐら)がある。 太鼓櫓(広島城) 月見櫓(岡山城) 着見櫓(高松城) 富士見櫓(江戸城)
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