ライフリングとは? わかりやすく解説

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【ライフリング】(らいふりんぐ)

rifling.
銃身内部刻まれた溝やねじれ。
弾頭回転させる事で、発射後の弾道安定させ有効射程伸ばす事ができる。
一方で初活力一部摩擦熱回転運動変換されるため、破壊力はやや低下する
また、間接砲撃使用する速度低下するため飛距離伸びず、有効射程低下させる事になる。
成形炸薬弾装弾筒付翼安定式徹甲弾などの特殊な砲弾利用する用途にも向かない

ライフリングされた銃身から発射され弾丸は、銃身との摩擦によって生じた傷(線条痕)が残る。
この傷は工作機械摩耗などから銃身ごとで微妙に異なっており、鑑識によってどの銃から発射されたものかを特定できる

主な形式


ライフリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/22 01:31 UTC 版)

ライフリング (rifling) は、銃砲身内に施された螺旋状の溝を意味し、日本語では施条(しじょう)、あるいは腔綫腔線)(こうせん、綫は線の別体。常用漢字でないため、「線」と書くこともある)、もしくは腔旋と呼ぶ[1]。この螺旋状の浅い溝により、銃身内で加速される弾丸に旋回運動を与え、ジャイロ効果によって弾軸の安定を図り、直進性を高める目的で用いられる。




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