紫外線写真
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/01 18:23 UTC 版)
紫外線写真(しがいせんしゃしん)は、近紫外線を撮影した写真のこと。紫外線は日焼けの原因になることからもわかるように、皮膚の奥まで通り抜けるので肉眼(可視光)では見えない古い傷跡が写ったり、逆に皮膚の入れ墨を移さずに撮影することもできる他、肉眼では不明瞭なルミネセンスを移すことが可能である[1]。銀塩カメラおよびデジタルカメラの両方で撮影可能である。
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- ^ N・E・ゲンジ『犯罪現場は語る 完全科学捜査マニュアル』安原和見 訳、株式会社河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-20394-9、P294・297。
- ^ よく使用されるフィルターはコダック Wratten 18A・B+W 403、Hoya U-340、Kenko U-360、Toshiba UV-Dなどが挙げられる。
- ^ 具体的にはニコン UV Nikkor 105mm・ハッセルブラッド(ツァイス) UV Sonnar 105mmおよびペンタックス Ultra Achromatic Takumar 85mmなどが該当する。
- ^ Medical photography; Clinical-Ultraviolet-Infrared. (1973) Gibson, p123-130,Kodak Company, Rochester.
- ^ Reflection ultraviolet photography as surface photography of the skin(1983) Kikuchi I, Inoue S, Idemori M. et al. Journal of Dermatology. 10,551-559.
- ^ N・E・ゲンジ『犯罪現場は語る 完全科学捜査マニュアル』安原和見 訳、株式会社河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-20394-9、P295-298。
- 1 紫外線写真とは
- 2 紫外線写真の概要
- 3 関連項目
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