ヒトカラ ヒトカラの概要

ヒトカラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/11 09:27 UTC 版)

鉄人化計画が運営していた一人カラオケ専門店には「ヒトカラ」の名称が使用されていた(「ヒトカラの鉄人」下北沢店)[† 1]

概要

一般的にカラオケは複数人・大人数で楽しむものとするイメージで語られるが、2000年代中盤から歌唱の練習やストレス発散を目的として一人でカラオケを楽しむ者が増加し始め、一人で食事や余暇などを楽しむいわゆる「おひとりさま」文化の流行、音楽の趣味の多様化、カラオケボックスの料金体系の変化、カラオケ機器の多機能化などが相俟って、徐々に市民権を得るようになった。「ヒトカラ」という言葉は、2003年頃には既に一部で使われていたものと報じられている。また、当初はセガのカラオケ関連サービスの名称としても使用されていた。

利用者側にとっては「一人では利用しづらい」、店舗側にとっては「一人での利用は採算性が良くない」とする見方もある一方、1990年代後半よりカラオケ市場が伸び悩んでいる中で、カラオケボックスの利用者における一人客の割合は全体の2 - 3割を占めるとも報じられており、一人客の扱いは業界にとって課題となりつつある。2011年からはヒトカラ需要の増加を見込んで一人カラオケの専門店が開店されたり、通常のカラオケ店に一人客の専用ルームが開設されるなどの現象も発生している。また、通常のカラオケ店では一人客に対して複数人で利用するより割高な料金を設定している店舗もある。

語義

「一人でカラオケボックスを利用すること」[3][5]および「一人でカラオケに行き(自己満足的に[8])歌って楽しむこと」[2][4][6]を総じて「一人カラオケ」と称し、「ヒトカラ」はそれを更に省略したものである。単に「一人だけでカラオケを楽しむこと」の略語である[13][14][15]とも報じられている。

ヒトカラをする人を俗に「ヒトカラー」と呼称する[4][13][16][17]。ヒトカラに対して、2人でするカラオケを「フタカラ」、多人数でのカラオケを「タカラ」と呼称するとも報じられている[4][13]

発祥

「一人カラオケ(ひとりカラオケ)」という言葉自体は1990年代前半で使用例が見られる。例として、1991年トヨタ自動車がショールーム「アムラックス」にて社員のアイデア製品を展示するイベントを行った際、その一つとして「ヘルメットの中でひとりカラオケができる『カラオケメット』」が紹介されたほか[18]1995年毎日新聞記者が繁華街で配布される割引券の調査を行った際、一人で歩いている時にはカラオケルームの割引券を渡されないことが多いことから「一人カラオケはダメ?―新宿駅周辺」との見出しが登場している[19]。そのほか「一人カラオケ」という言葉は登場しないが、1989年から1990年代前半の新聞におけるカラオケ関連の報道の中で「一人だけでカラオケボックスを利用する者が存在する」旨の報道が散見され始める(後述)。朝日新聞では、1991年にカラオケボックスを一人だけで利用する客に対して明確にスポットを当てた記事が登場している[20]

フリーライター(新語ウォッチャー)のもりひろし[† 2]によれば、「ヒトカラ」という言葉の発祥は電子掲示板2ちゃんねるであるとしており、2003年には既に「ヒトカラ」という言葉の書き込みがあったと日経ビジネスオンライン上で述べている[21]。また、カラオケボックス「歌広場」を運営するクリアックスの社員によれば、同じく2003年頃には「ヒトカラ」という言葉を使う顧客が存在していたと毎日新聞の取材で答えている[† 3]。それと同時期にして、「ヒトカラ」という言葉は登場しないが、2000年代前半における報道で「一人でカラオケを利用する者が増えている」旨の報道が散見される。

週刊誌AERAにて2000年に掲載された「一人で食事や娯楽を楽しむ女性」を特集した記事の中では、周囲から奇異の目で見られながらも「一人カラオケ」でストレスを発散する様子が報じられたほか[22]読売新聞にて2002年に掲載された「カラオケ好き派・嫌い派」の声を特集した記事の中では「一人カラオケ派」の意見が報じられている[23]。同じく読売新聞にて2003年に掲載された記事では「カラオケボックスにおいて増え始める一人客の様子と店舗側の対応状況」が報じられたほか[24]、同年に日経流通新聞にて掲載された記事では「女性における一人の時間の過ごし方」の一つとして「ひとりカラオケ」が挙げられている[25]

2004年には、セガが一人客向けのカラオケサービスを開始する際に「ヒトカラ」の名称が採用された(後述[26][27]

歴史

通常のカラオケボックスにおける「ヒトカラ」の様子。一人だけでカラオケを楽しむ者は1990年代前半から存在し、その理由は練習やストレス発散など様々である。

前史

「新曲の練習やストレス発散を目的として、一人だけでカラオケを利用する例は昔から存在した」と日本経済新聞は報じている[28]1985年、日本で最初に「カラオケボックス」と呼ばれる店舗が登場し[29][† 4]1988年から本格的に流行し始めたとされているが[† 5]、既に1989年から1990年代前半における新聞報道の中で「一人だけでカラオケボックスを利用する者が存在する」旨の記述が見られる。

朝日新聞は、1989年に東海地方における個室型カラオケボックスの流行を伝える記事の中で「一人でやってきて熱唱するおじさんがいる」「昼間は一人でこっそり練習したい人達の利用が多い」と報じたほか[33]、カラオケボックスが非行少年の温床になっている事象を伝える記事の中で「人に聞かれず思い切り歌えるのがいい」として一人で利用する客の様子を紹介している[34]。1991年にはカラオケボックスを一人で利用する客に対して明確にスポットを当てた記事が登場しており、「男女二人組で来店したが部屋は別々に利用した」「アベックでも部屋は別々に歌っている」「『自分の世界に入りたい』として一人で来る客も珍しくない」「一人で来店する客は歌に安らぎや救いを求めている」との報道がなされている[20]

1992年にランチ付きのカラオケボックスが登場した際、日経流通新聞は「若いOLが一人で来店し歌っていくことがある」と報じ[35]1993年に日中仕事をサボるサラリーマンを特集した記事では「一人で来て1時間程歌っていく人や、歌わずにひたすら昼寝をしていく人がいる」との従業員の声が掲載されている[36]

このようにカラオケボックスの黎明期より一人だけで利用する例は存在したものの、当時よりカラオケを「大人数で楽しむもの」[2][5][28][37][38]「他人に歌っている姿を見せて聴かせて、あるいは他人が歌っている姿を見て聴いて楽しむのが醍醐味」[11]コミュニケーションツール」[39]「皆で盛り上がってこそ」[39]「若者が酒を飲んで騒ぐ場所」[29]宴会の二次会場」[29]などとするイメージが強く、一人だけでカラオケをする者は決して多いとは言えない状況であった。1990年代前半にカラオケボックスでのアルバイト経験がある小説家内藤みかは、「東京都山梨県の店舗でそれぞれ一ヶ月アルバイトしていて、一人客は東京で2人、山梨ではゼロ。当時ヒトカラをする者は殆どいなかった」と述べているほか[9]詩人佐々木幹郎も1991年の日本経済新聞におけるカラオケ関連のインタビュー記事の中で「六本木のカラオケボックスでは一人で入っている人は殆どおらず、皆2 - 3人以上のグループであった」と述べている[40]

また、2002年頃までは、カラオケボックスの料金体系が現在主流となっている「一人あたりの利用時間」に応じて加算される「人数単位」ではなく、「一部屋あたりの利用時間」に応じて加算される「部屋単位」で定められた店舗が多く、大人数での利用に対して一人での利用は割高になってしまうことも一人での利用が少ない理由であった[6][38][41]

一人でカラオケボックスを利用する者の体験談として「『怪しい人』という目で見られる」[22]「店の出入り時に人目が気になる」[22]「店員や他の客の視線が気になる」[7]と語られることがあったほか、「カラオケボックスは一人では入りにくい」[42]「ヒトカラは勇気がいる」[7]との声も聞かれた。また、ヒトカラを「閉じた『個』の象徴」として批判的に論じられることもあり[39]、「寂しくなる」[43]「見られたくない」[44]「良い印象を持たない」[4]「後ろめたい、恥ずかしい、滑稽である」[39]とする論調も存在した。

流行

2002年頃から、カラオケボックスの料金体系が「一部屋あたりの利用時間」に応じて加算される「部屋単位」から「一人あたりの利用時間」に応じて加算される「人数単位」へ移行する店舗が増え始め、一人だけでも利用しやすくなってきたほか(後述[2][6][38][41][45]、一人で食事や余暇などを楽しむいわゆる「おひとりさま」文化が流行し始めたことに伴い[21][46][47][† 6]、2000年代中盤から後半にかけて一人での利用者が増え始め、徐々に市民権を得るようになった[† 7]。また、流行のきっかけとして一部の女性芸能人がブログ等で「ヒトカラ好き」を公言したことによってネガティブなイメージが薄れたため[16]とする報道もある[† 8]

読売新聞に掲載された2003年の記事によれば、カラオケ館(B&V)において顧客から「一人でも利用できるか」との質問が増え始め、自社ウェブサイト上の質問コーナーに一人での利用について言及するに至ったほか[24]、「レストランカラオケ」を謳うシダックスでは日中にランチを注文した客に対する部屋代の割引サービスがあったことから、一人で昼食を食べに来たついでに数曲歌っていく顧客が増えたと報じている[24]。2004年には歌広場クリアックス)でヒトカラ向けの割引サービスが提供され始め、2005年にはカラオケの鉄人(鉄人化計画)でも自社ウェブサイト上や店内ポスター等で「ヒトカラ歓迎」を積極的に打ち出す意向を示した[2]。日本経済新聞が実施したカラオケに関する調査によれば、2004年時点で「一人練習用の個室があったら利用してみたい」と回答した者は4割に達していた[52]

1990年代後半以降カラオケ市場が伸び悩んでいる中[53]2008年以降の各社カラオケチェーン店の利用者におけるヒトカラの割合は2 – 3割程度を占めている[† 9]全国カラオケ事業者協会によれば、2011年の全国のカラオケ店における平日昼間の一人客の割合は約2割であった[37]2012年日経MJヒット商品番付では、「一人カラオケ」が西の前頭にランクインした[54]

英語圏ニュースサイトでもカラオケに関する報道の中で「hitokara」として単語が出た例があるほか[55]研究社オンライン英和辞典でも「solo karaoke」として掲載されている[56]。しかし、海外、とりわけカラオケが一定の人気を持つアジア諸国でも一人でカラオケをすることはあまり一般的でないとしている[57]。特に中華人民共和国においては「絶対にありえない光景」とまで報じられた[58]


注釈

  1. ^ a b c 「ヒトカラの鉄人」は2018年8月31日に閉店したため現存しない[1]
  2. ^ 作家・工学博士の森博嗣(もり ひろし)とは別人。
  3. ^ 2007年に掲載された毎日新聞の記事によれば、クリアックス社員が「ヒトカラ」という言葉を使う男性客に初めて遭遇したのが4年前(=2003年)である旨の記述がある[2]
  4. ^ 全国カラオケ事業者協会のカラオケ歴史年表によれば、「カラオケボックス」と呼ばれる店舗は岡山県で1985年に船舶用コンテナを利用してできたものが最初としている[30]。一方、前川洋一郎によれば、「カラオケボックス」第一号は岡山県にてトラック輸送コンテナを改造して1986年に誕生したものであるとしており[31]、発祥年に食い違いがある。
  5. ^ 前川洋一郎、全国カラオケ事業者協会共に「カラオケボックス」の本格的なブームは1988年からとしている[30][32]
  6. ^ おひとりさま」は、ジャーナリストの岩下久美子がかつて運営していたウェブサイト「おひとりさま向上委員会」及び書籍「おひとりさま(ISBN 978-4120031793)」で考案した言葉で、「個の確立した女性」[21]「精神的に自立した女性」[48]「一人で過ごす時間を作ることで自立心を育むこと」[21]などと定義されており、本来女性を想定した言葉であった。岩下久美子が2001年に他界した後、エッセイストの葉石かおりが言葉の遺志を受け継ぎ、2005年の流行語大賞にノミネートされた[48]。現在では「一人で飲食店に入る女性」[48]「恋人や夫がいない寂しい女性」[48]などと拡大解釈されているほか、女性のみならず老若男女を問わない概念[21]として捉えられている。
  7. ^ クリアックスは、毎日新聞の取材に対して「2005年から一人客が増えた」と語っており[2]日本証券新聞でも「2005年あたりから若者を中心にヒトカラが増え始めた」と報じている[4]シダックスは、産経新聞の取材に対しては「2006年の総客数における一人客の割合は15%で、4年前の2.4倍に増加した」[3]日本経済新聞の取材に対しては「2006年の一人客の割合は16%で、ここ3年間で倍増した」と語っている[49]。カラオケの鉄人(鉄人化計画)は、読売新聞の取材に対して「2008年の平日昼間の利用客のうち3割が一人客で、この半年で倍増した」と語っている[6]
  8. ^ 具体的には中川翔子[50]小倉優子[16][50][51]ベッキー[16][51]の3名が取り上げられることが多い。
  9. ^ 日本証券新聞は「シダックスのとある店舗では1年間の総客数における一人客の割合は2割近く」[4]読売新聞は「カラオケの鉄人(鉄人化計画)における平日午前から夕方までの利用者のうち、約3割が一人客」[6]日本経済新聞では「ビッグエコー(第一興商)における一人客の割合は25%、シダックスでは2割、まねきねこ(コシダカHD)では3割弱」[28]朝日新聞は「首都圏のまねきねこにおける一人客は部屋ベースで3割を占める」[37]と報じている。
  10. ^ ビッグエコーの事例(新宿西口店)コート・ダジュールの事例(池袋南口店)カラオケ本舗まねきねこの事例(千歳烏山店)。利用料金表に一人カラオケ(ヒトカラ)向けの料金が別に設定されている、若しくは一人で利用時の料金は別途従業員に確認するよう注意書きがなされている(2017年5月6日閲覧)。
  11. ^ インターネットアーカイブのキャッシュによれば、2004年12月9日時点でのゲラゲラ横須賀店の店舗案内には個室ルームにセガカラが導入されている旨が記載されているが、2006年1月16日時点での店舗案内には記載が無くなっている(2014年2月10日閲覧)。
  12. ^ 店舗の詳細はワンカラ公式サイトの店舗一覧(SHIP LIST)を参照のこと。
  13. ^ 店舗の随所に「ヒトカラ」がエクシングの登録商標である旨明記されていた。
  14. ^ 「イチカラ」の商標は「一カラ」(登録番号5525337号)として福岡県のカラオケボックス運営企業である有限会社クイーンズエコーが取得しているほか[12]、「ソロカラ」(登録番号5506566号)の商標は福岡県のアミューズメント企業である大洋グループが取得している[12]

出典

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