臣とは? わかりやすく解説

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おみ【臣】

読み方:おみ

主君仕える人。臣下

姓(かばね)の一。古代有力な豪族与えられた、連(むらじ)と並ぶ最も高い家柄天武天皇八色(やくさ)の姓では第六位。


しん【臣】

読み方:しん

[音]シン(漢) ジン(呉) [訓]おみ

学習漢字4年

[一]シン主君仕える人。家来。「臣下臣民家臣奸臣(かんしん)・君臣功臣重臣人臣忠臣寵臣(ちょうしん)・乱臣老臣

[二]ジン[一]に同じ。「大臣(だいじん)」

名のり]お・おか・おん・きむ・しげ・たか・とみ・み・みつ・みる

難読朝臣(あそん)・大臣(おとど・かみ)


しん【臣】

読み方:しん

【一】[名]君主仕える人。家来臣下。「不忠の—」

【二】[代]一人称人代名詞家来主君に対して自分自身へりくだっていう語。「—の一存いたしました


じん【臣/神】

読み方:じん

〈臣〉⇒しん

〈神〉⇒しん


や‐つ‐こ【臣/奴】

読み方:やつこ

《「家つ子」の意》

【一】[名]

古代最下級の隷属民財物として売買譲渡対象となり、労働使役された者。家族構成することができなかった。奴婢(ぬひ)。

住吉(すみのえ)の小田を刈らす児—かもなき—あれど妹がみためと私田(わたくしだ)刈る」〈万・一二七五〉

家来臣下また、従者。しもべ。

「君をば天とす。—らをば地とす」〈推古紀〉

そのものとらわれて心身の自由を奪われることのたとえ。とりこ。

ますらをの聡(さと)き心も今はなし恋の—に我(あれ)は死ぬべし」〈二九〇七〉

人などをののしっていう語。やつ。

反(まつがへ)りしひてあれやは三栗中上り来ぬ麻呂といふ—」〈万・一七八三〉

【二】[代]一人称人代名詞自分へりくだっていう語。男女とも用いる。わたくしめ

「—はこれ国つ神なり」〈神武紀


読み方:オミomi

古代の姓。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/11 01:19 UTC 版)

(おみ)は、ヤマト王権で使われていた(かばね)の一つで、姓の中ではと並んで高位に位置していた。古くは使主とも表記される。語源には諸説あるが、身体ならびに人格を意味する「ミ」に指小辞の「オ」をつけたもの(すなわち「小身」)とする説が有力である。『日本書紀』などの官撰史書では、臣姓の多くを継体天皇以前の天皇から別れ出た氏族とする。また、有力七氏族は系譜上武内宿禰を共通の祖としている。




「臣」の続きの解説一覧

臣(おみ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 02:51 UTC 版)

オシエシラバス」の記事における「臣(おみ)」の解説

まといらと同じく同居人で、善の姉(三人きょうだいの一番上)。料理担当。どこかのショップマイカー通勤している模様

※この「臣(おみ)」の解説は、「オシエシラバス」の解説の一部です。
「臣(おみ)」を含む「オシエシラバス」の記事については、「オシエシラバス」の概要を参照ください。


臣(シン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 05:32 UTC 版)

魔砲使い黒姫」の記事における「臣(シン)」の解説

煉獄出会った中性的少年作中では「シン」と呼ばれている。ある大切な女性失ったことで子どもの姿にされ、煉獄落とされたという。心優しい性格マルコ自分片目与えたりお乳落とした赤子自分分のお乳渡している。姫子行動から愛が奪われたと見抜き姫子に対して何かと意味深な言葉投げかける

※この「臣(シン)」の解説は、「魔砲使い黒姫」の解説の一部です。
「臣(シン)」を含む「魔砲使い黒姫」の記事については、「魔砲使い黒姫」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/09/19 10:51 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. おみ古代日本氏姓制度におけるかばねのひとつ。
  2. シン国王皇帝天皇対す自称

熟語


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「臣」の例文・使い方・用例・文例

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