胎盤とは? わかりやすく解説

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たい‐ばん【胎盤】

読み方:たいばん

子宮にあって胎児臍帯(さいたい)によってつながり母体との物質交換仲介する海綿状・盤状の器官胎児娩出(べんしゅつ)のあと脱落する

「胎盤」に似た言葉

胎盤

英訳・(英)同義/類義語:placenta

子宮内で胎児母体との間で栄養物交換や、ガス交換などを行うための胎児由来組織母体由来組織からできた複合的な構造ほ乳類では、胚を囲むしょう膜と尿膜一緒になった部分毛管集まり子宮内膜一緒になった構造を取る。有袋類では、原始的な胎盤が形成される

胎盤 (たいばん)

子宮内壁にできる円板状の器官で、臍(へそ)の緒で母体赤ちゃんつなぎます妊娠5週ごろから作られ始め13週ごろ完成しますへその緒通じ母体から赤ちゃん酸素栄養渡し老廃物二酸化炭素母体送り返すなど、大切な役目担います通常子宮の上のほうにあります。この働き落ちてしまうことを、胎盤機能不全呼びます

胎盤


胎盤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 05:28 UTC 版)

胎盤(たいばん、: placenta)は、有胎盤類などの人間女性も含む)の妊娠時、子宮内に形成され、母体と胎児を連絡する器官である。


  1. ^ 南方 1926, pp.233-240


「胎盤」の続きの解説一覧

胎盤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:48 UTC 版)

トキソプラズマ症」の記事における「胎盤」解説

感染通常腸管で起こるが、マクロファージ侵入し血流乗って全身広がることができる。このとき宿主妊娠していると、胎盤を経由して胎児伝染する場合がある。伝染リスク感染時期によって異なり妊娠初期感染では低率で、しだいに増加し妊娠末期ではリスク70%に達する。ただし、胎児症状感染時期早いほど重篤になる。

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胎盤(たいばん、英: placenta)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)

魚類用語」の記事における「胎盤(たいばん、英: placenta)」の解説

組織母体組織とが密接に接着し両者間に生理的な物質交換が行われている場合両者複合組織

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胎盤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 15:34 UTC 版)

組織学」の記事における「胎盤」解説

真性哺乳類の妊娠中に特異的な臓器母胎胎児繋ぎホルモン供給する子宮栄養静脈並んでいることを利用し微粒子ではない溶解質で、骨由来物質選択的交換を行う。

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胎盤

出典:『Wiktionary』 (2021/11/22 15:51 UTC 版)

この単語漢字
たい
常用漢字
ばん
常用漢字
音読み 音読み

名詞

(たいばん)

  1. (解剖学) 妊娠した哺乳類動物子宮内にできる器官で、胎児母体とを繋ぐもの。

関連語


「胎盤」の例文・使い方・用例・文例

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