猿芝居とは? わかりやすく解説

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さる‐しばい〔‐しばゐ〕【猿芝居】

読み方:さるしばい

衣装やかつらなどをつけさせて、芝居のまねをさせる見世物歌舞伎

へたな芝居あざけっていう語。

すぐ見すかされてしまうような、あさはかなたくらみ


猿まわし

(猿芝居 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 16:34 UTC 版)

猿まわし(さるまわし、猿回し)とは、猿使いの口上や太鼓の音に合わせてが踊りや寸劇などを見せる大道芸の一種。猿飼、猿曳、猿舞、野猿まわしなどとも呼ばれている。


  1. ^ 小林登志子『文明の誕生 - メソポタミア、ローマ、そして日本へ』中央公論新社中公新書 2323〉、2015年6月。ISBN 978-4-12-102323-0  [要ページ番号]
  2. ^ 即將消失的職業,耍猴藝人,行走在生存和道德的邊緣” (中国語). 2022年12月16日閲覧。
  3. ^ 〜「申」を食べる 〜 脳までも食べなさる千石正一 十二支動物を食べる 世界の生態文化誌ダイヤモンド・オンライン”. ダイヤモンド社. 2018年8月15日閲覧。
  4. ^ 猿飼について(Wayback Machine、2016年3月4日) - http://www.asahi-net.or.jp/~mg5s-hsgw/tkburaku/history/sarukai.html
  5. ^ a b 『娯楽業者の群 : 社会研究』権田保之助著 実業之日本社 大正12
  6. ^ 筒井[2013:2][要ページ番号]
  7. ^ これは村﨑義正らの著書[要文献特定詳細情報]にある記述だが、1975年放送のテレビドラマ「猿の軍団」14話「猿の国もお正月」には、輪くぐりをしたり、自転車に乗る、日本猿らしき猿まわしの猿が「日常的な風景」として登場している。
  8. ^ Responsible Primate-Watching for Tourists”. 20231031閲覧。
  9. ^ 『文楽浄瑠璃物語』竹本住太夫著 (正文館書店, 1943)
  10. ^ 『今日から役に立つ! 常識の「漢字力」3200』西東社、2016、p112
  11. ^ 『身分的周縁』塚田孝, 吉田伸之、部落問題研究所出版部, 1994, p129
  12. ^ 猿芝居『伯林の月 : 随筆』東郷実 著 (富山房, 1940)
  13. ^ 『国劇要覧』坪内博士記念演劇博物館編、梓書房、1932年
  14. ^ 『小沢昭一百景隨筆隨談選集: なぜか今宵もああ更けてゆく』晶文社、2004、p151


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猿芝居

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 22:00 UTC 版)

猿まわし」の記事における「猿芝居」の解説

衣装着せて歌舞伎役者真似をさせる見世物のことで、歌舞伎とも言われた。1785年に髷と衣装をつけさせた興行江戸境町行われたのが最初で、評判となり京阪でも行われた江戸猿飼頭・小川太夫末裔九代目明治時代)によると、天保の頃、東都猿飼十二軒の中の者が年四度御屋廻り余暇に、道楽半分余興してやっていたという。1860年3月には、大夫勝見之助一座浅草奥山興行した引き札残っている。 東郷実明治後期生まれ故郷片田舎でも猿芝居の太閤記見られたことを挙げ、猿芝居は当時もっとも普遍的なものであった記している。昭和初期には猿芝居の太夫元全国5、6座あり、使い手太夫座頭格の者を大太夫と称し太夫数名木戶番などを合せて一座十数名、6、7匹、2、3匹が通常で、は純日本産、特に四国紀州産のものが喜ばれた。小沢昭一によると、小屋掛け舞台に何匹もの並べて芝居仕立てで芸を見せる猿芝居は戦前まで見られたという。

※この「猿芝居」の解説は、「猿まわし」の解説の一部です。
「猿芝居」を含む「猿まわし」の記事については、「猿まわし」の概要を参照ください。

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