三角ベースとは? わかりやすく解説

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さんかく‐ベース【三角ベース】

読み方:さんかくべーす

子供の遊びの一。二塁がなく、本塁一塁三塁三角形設定して野球同じように遊ぶ。小人数でも遊べる。


三角ベース

大阪弁 訳語 解説
三角ベース -- 二塁存在しない野球少人数で遊ぶときや狭い場所で遊ぶときのものドッチボール使って蹴る野球キックベース」を指すこともある。


三角ベース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/01 13:40 UTC 版)

三角ベース(さんかくベース)は、子供遊びの一種。ロングベースボールなどとともに簡易野球の一種に分類される[1]。二塁がなく、本塁・一塁・三塁の三角形を設定するのが特徴である[2]。三角ベースボールともいう[1]

ワンバウンド野球はその一種。狭い空き地などで少人数で遊ぶために工夫されている。

少人数なので、キャッチャーピッチャーその他野手を置かないケースや、敵味方の区別なく、参加者全員が順番でバッターになるケース他、様々な特殊ルールがある。

主な特殊ルール

透明ランナー

走者が出た場合、実際に人間を走者として塁に置かず、いると仮定した状態でゲームを行う。走者の進塁は次打者の走塁に押される形となる。透明ランナーはアウトにはならない。

高校野球の特別規則に規定されている臨時代走に似ているが、こちらは打者の代わりに実際に人間を置き、アウトなどの各種記録も残る(この場合全て元の選手の記録となる)。

投げ当て

守備側が塁間で走者、または打者走者(バッターランナー=バッターとして打った後、一塁に向かって走る者)へ向かってボールを投げ、走者や打者走者の体に命中した場合アウトになるというルール。地方によって「ぶつけあり」、「投げアウト」などと呼ばれる。

原則的に、体に当たっても危険性の低い柔らかいボール(ソフトテニス〈軟式テニス〉用のや、玩具用のゴムボールなど)を使用した場合に適用される。実際の野球の軟式球使用時は危険なため、適用しなかったり、腰から下にぶつける、下手投げでぶつける、などのローカルルールやバリエーションもある。

野球用語としての三角ベース

通常の(二塁ベースのある)野球において、一塁走者がいる時に外野フライが上がり、走者が二塁を回った後で捕球された場合、走者は二塁を踏んでから一塁に戻らなければならないが、この時誤って二塁を踏まずに一塁に戻ってしまった場合、その走者はアピールがあればアウトとなる(野球規則7.02,7,10b)。

二塁が存在しないように振舞ってしまうミスであることから、このミスのことを俗に三角ベースと呼ぶ[3][4][5]

プロ野球では長嶋茂雄が3度記録している[6]

脚注

関連項目

外部リンク




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