ベーリング海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/18 06:12 UTC 版)
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ベーリング海(ベーリングかい、Bering Sea)は、カムチャツカ半島とチュクチ半島、スワード半島、アラスカ本土、アラスカ半島、アリューシャン列島に囲まれた太平洋最北部の海。
セントローレンス島、ヌニヴァク島、プリビロフ諸島などの島があり、ベーリング海峡で北極海に繋がる。面積は231万km2。
都市は、アメリカ側のアラスカ州にはノームなどが、ロシア側のチュクチ自治管区にはアナディリがある。ベーリング海内の湾には、ロシア側のアナディリ湾、アメリカ側のブリストル湾、ノートン湾などがある。
サケやカニなどの好漁場として知られているが、暴風や巨大波が多く、日本近海と同じく海難事故が多い、危険な海である。
名称は、ヨーロッパ人として初めてユーラシア大陸とアメリカ大陸が海により分断されていることを発見した、ヴィトゥス・ベーリングに因む。
海底地形
ベーリング海北部には水深の浅い大陸棚が発達している。
- アリューシャン海盆
- バウワーズ海嶺
- バウワーズ海盆
- シルショフ海嶺
- コマンダール海盆
- ウムナック海台
主な出来事
- 1970年4月21日に稚内市の底引網漁船第67日東丸(96トン)が、ウニマク島北側約100km沖合の海域で大時化(おおしけ)のため沈没、17人が死亡。4月23日にも小樽市の底引網漁船第30淡路東丸(96トン)が同海域で波浪のため沈没、18人が死亡[1]。
脚注
- ^ 「また漁船が沈没 アリューシャン沖 大シケで18人絶望」『朝日新聞』昭和45年(1970年)4月24日朝刊、12版、15面
関連項目
「ベーリング海」の例文・使い方・用例・文例
- アメリカ先住民の祖先は、ベーリング海峡を経由してアジアから大陸へ渡った。
- アメリカンインディアンの祖先は、ベーリング海峡を経由してアジアから米大陸へ渡った。
- ベーリング海峡.
- 当時はベーリング海峡はまだ陸続きになっていた.
- 以前は、ベーリング海のアジア沿岸近くで見つかった絶滅した大型海牛目の哺乳動物
- ベーリング海と北太平洋のセイウチ
- 北極圏のすぐ下のベーリング海に西向きに突出する西アラスカの半島
- ベーリング海と北極海をつなぐ海峡
- 北西部アラスカからベーリング海峡をまたいだ北東部シベリアの半島
- ベーリング海峡のちょうど北の北極海の一部
- 中部アラスカを通してユーコン準州からベーリング海へと西へ流れる北アメリカの川
- デンマーク人の探検家で、ロシア人のために北太平洋を探検し、ベーリング海峡を発見した(1681年−1741年)
- ベーリング海から発し,千島,北海道,本州東岸を南下する寒流
- ベーリング海という海域
- ベーリング海峡という海峡
- おもに,ベーリング海で魚の数が減少していることで,漁獲量が減っているのだ。
- ベーリング海峡あたりの海が引いて,アジアの人々は陸橋を歩いて北米へ渡ったと言われています。
ベーリング海と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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