フォッサ・マグナとは? わかりやすく解説

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フォッサ‐マグナ【(ラテン)Fossa Magna】

読み方:ふぉっさまぐな

大きな割れ目の意》本州中央部南北横断する断裂帯。西縁は糸魚川(いといがわ)静岡構造線であるが、東縁は不明内部グリーンタフを含む厚い新第三系褶曲(しゅうきょく)し、その上に第四紀火山分布している。E=ナウマン命名


フォッサマグナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 14:44 UTC 版)

フォッサマグナ: Fossa magna意味:大きな溝)は、日本の主要な地溝帯の一つで、地質学においては東北日本西南日本の境目となる地帯。中央地溝帯ちゅうおうちこうたい大地溝帯だいちこうたいとも呼ばれる。端的に言えば、古い地層でできた本州の中央をU字型の溝が南北に走り、その溝に新しい地層が溜まっている地域である。


  1. ^ 山下昇構造地質学的にみたフォッサ・マグナの問題点:その歴史と現状 地質学雑誌 Vol.82(1976) No.7 pp. 489-492 doi:10.5575/geosoc.82.489
  2. ^ 山崎晴雄、久保純子『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』講談社、2017年、59頁。ISBN 978-4-06-502000-5 
  3. ^ 熊原康博、「関東平野北部の活断層“太田断層”の認定と周辺の古地震・地盤災害との関係」『日本地理学会発表要旨集』 2013年度日本地理学会春季学術大会 セッションID:S0804, doi:10.14866/ajg.2013s.0_334
  4. ^ "群馬県東部における短い活断層の分布と活動性、地下形状の推定-大久保断層および太田断層-". 産総研 活断層・地震研究セミナー 第17回 9月26日(金). 2014年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月26日閲覧
  5. ^ 仁科良夫、「大峰面上の旧河道地形とその堆積物」『日本地質学会学術大会講演要旨』 第100年学術大会(93東京), p.319, 1993-03-25, doi:10.14863/geosocabst.1993.0_319
  6. ^ 衣笠善博、「東北日本北米プレート説再考」『地學雜誌』 99巻 1号、東京地学協会、1990年、13-17頁、doi:10.5026/jgeography.99.13
  7. ^ 木村純一、「長野県聖山北麓の更新統:中部から上部更新統」『地質学雑誌』 93巻 4号、日本地質学会、1987年、245-257頁、doi:10.5575/geosoc.93.245
  8. ^ a b c 糸魚川のフォッサマグナ 天然記念物に”. 新潟日報モア (2020年11月20日). 2020年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月20日閲覧。


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フォッサマグナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:28 UTC 版)

saku saku」の記事における「フォッサマグナ」の解説

増田ジゴロウ木村カエラの間に横たわる巨大な世代の溝を表現する言葉

※この「フォッサマグナ」の解説は、「saku saku」の解説の一部です。
「フォッサマグナ」を含む「saku saku」の記事については、「saku saku」の概要を参照ください。

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