UHB賞とは? わかりやすく解説

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UHB賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/03 23:33 UTC 版)

UHB賞
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 札幌競馬場
創設 1972年7月23日
2025年の情報
距離 芝1200m
格付け OP
賞金 1着賞金2300万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
負担重量 別定
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UHB賞(ユーエイチビーしょう)とは、日本中央競馬会(JRA)が札幌競馬場で施行する中央競馬オープン特別競走である。

寄贈賞を提供するUHBは北海道札幌市に本社を置く北海道文化放送の略称でフジテレビ系列の放送を行うテレビ局。開局年の1972年昭和47年)より、中央競馬中継(『競馬中継』→『ドラマチック競馬』→『KEIBAプレミア』)を自社制作で放送している[1]

概要

1972年に札幌競馬場ダート2000mの4歳(現3歳)以上700万下条件の特別競走「UHB賞」として創設された。

その後、1975年からは「北海道文化放送杯」に名称が変更されるも、1982年からレース名称を「UHB賞」に戻された。

創設当初より出走条件及び施行距離が度々変更され、ダート開催時代は主に1800mや1200mで施行されていたが、芝コース新設以降は当初2600mで開催され、のちに1800m・2000m・1200mと不規則に変更されてきた。

2012年よりオープン特別に昇格されるとともに芝1200mでの開催に定着し、現在に至る。なお、2013年は札幌競馬場改修工事により函館競馬場で代替開催され、2018年からは国際競走に指定されている。

なお、寄贈賞を提供する北海道文化放送は函館競馬場においても「UHB杯」が施行されており、こちらは本競走と同じく芝1200mであるが3勝クラスの条件特別競走である(以前はオープン特別で開催されていた)。

負担重量は3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減を基本とし、日本調教馬は収得賞金1600万円超過馬は超過額1200万円毎1kg増。海外調教馬はG1優勝馬5kg増、G2優勝馬3kg増、G3優勝馬1kg増(2歳時の成績除く)。

賞金は1着2300万円、2着920万円、3着580万円、4着350万円、5着230万円となっている[2]

歴史

  • 1972年 - 札幌競馬場ダート2000mの4歳(現3歳)以上700万下特別競走「UHB賞」として創設。
  • 1975年 - レース名称を「北海道文化放送杯」に、施行距離をダート1800mにそれぞれ変更。
  • 1978年 - 施行距離をダート1200mに変更。
  • 1979年 - 施行距離をダート1800mに変更。
  • 1982年 - レース名称を「UHB賞」に戻す。
  • 1983年 - 施行距離をダート1500mに変更。
  • 1984年 - 出走条件を900万下に変更。
  • 1986年 - 施行距離をダート1200mに変更。
  • 1989年 - 施行距離をダート1700mに変更。
  • 1990年 - 施行距離をダート1000mに変更。
  • 1991年 - 施行距離を芝1800mに、負担重量をハンデキャップにそれぞれ変更。
  • 1992年 - 施行距離を芝2600mに変更。
  • 1997年
    • 特別指定交流競走に指定。
    • 負担重量を別定に変更。
  • 1998年 - 施行距離を芝1200mに、出走条件を1600万下にそれぞれ変更。
  • 1999年 - 施行距離をダート1700mに変更。
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
    • 施行距離を芝1800mに、出走条件を1000万下にそれぞれ変更。
  • 2002年 - 施行距離を芝2000mに、負担重量をハンデキャップにそれぞれ変更。
  • 2003年 - 施行距離を芝1800mに変更。
  • 2004年 - 施行距離を芝2000mに変更。
  • 2005年 - 施行距離を芝1200mに、負担重量を別定にそれぞれ変更。
  • 2006年 - 定量戦に変更。
  • 2009年 - 函館競馬場改修工事に伴う開催日程の調整により休止。
  • 2010年 - 施行距離を芝1500mに変更。
  • 2012年
    • オープン特別に昇格。
    • 施行距離を芝1200mに、負担重量をハンデキャップにそれぞれ変更。
  • 2013年 - 札幌競馬場改修工事に伴い、函館競馬場で代替開催。
  • 2018年 - 国際競走に指定。
  • 2019年 - この年のみ「ディープインパクト追悼競走」の副題を付けて施行。
  • 2023年 - 負担重量を別定に変更。

歴代優勝馬

1972年から1990年、1999年から2000年まではダートコース、1991年から1998年・2001年以降は芝コースで開催。

優勝馬の馬齢は、現行表記に揃えている。

施行日 競馬場 距離 条件 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
1972年7月23日 札幌 2000m 700万下 ワイルドモア 牡6 2:04.5 森安重勝 尾形藤吉 吉原貞敏
1973年7月15日 札幌 2000m 700万下 キヨノサカエ 牡3 2:03.8 福永洋一 武田文吾 植中清
1975年7月6日 札幌 1800m 800万下 エリモキング 牡6 1:51.9 松田幸春 大久保正陽 増田房二
1976年7月4日 札幌 1800m 900万下 ハードラーク 牡4 1:52.4 郷原洋行 久保田金造 榊原富夫
1978年8月20日 札幌 1200m 1100万下 ヨシオカザン 牝4 1:11.4 増沢末夫 田中良平 吉岡丹迦穂
1979年6月24日 札幌 1800m 800万下 アズマデライト 牡3 1:55.7 中島啓之 仲住芳雄 (株)東牧場
1980年6月22日 札幌 1800m 800万下 エイシンジロウ 牡3 1:52.9 大塚栄三郎 小野留嘉 平井豊光
1981年6月21日 札幌 1800m 800万下 ノトオーショウ 牡4 1:53.8 田島良保 増本豊 (有)能登
1982年6月20日 札幌 1800m 800万下 ミサキマリヌーン 牝5 1:54.2 出口隆義 大沢真 (有)西岡牧場
1983年6月19日 札幌 1500m 800万下 ロバリアアモン 牡4 1:32.7 中島啓之 松山吉三郎 菅浦一
1984年6月17日 札幌 1500m 900万下 ハンテンジャガー 牡3 1:34.3 松田幸春 松田由太郎 佐藤照夫
1985年6月16日 札幌 1500m 900万下 タイホウミラクル 牡5 1:31.3 柴田政人 稗田敏男 (株)デルマークラブ
1986年6月15日 札幌 1200m 900万下 ミスタードン 牡5 1:11.8 本田優 中尾謙太郎 駿和(有)
1987年6月21日 札幌 1200m 900万下 サクラジェイド 牡3 1:11.5 木藤隆行 境勝太郎 (株)さくらコマース
1988年6月19日 札幌 1200m 900万下 エイシンハピネス 牝4 1:11.0 田原成貴 湯浅三郎 平井豊光
1989年6月18日 札幌 1700m 900万下 エリモドミネ 牡5 1:44.1 岡潤一郎 安藤正敏 山本慎一
1990年6月17日 札幌 1000m 900万下 センターコリム 牝4 0:58.2 鹿戸雄一 久保田金造 山田一義
1991年7月28日 札幌 1800m 900万下 カシワズパレス 牝4 1:49.8 横山典弘 山内研二 柏木善治郎
1992年8月2日 札幌 2600m 900万下 メイショウソロモン 牡4 2:42.2 柴田政人 伊藤雄二 松本好雄
1993年8月1日 札幌 2600m 900万下 ジャムシード 牡4 2:44.2 武豊 武邦彦 和田共弘
1994年7月31日 札幌 2600m 900万下 スターペスカナイ 牡4 2:43.0 本田優 土門一美 河野和香子
1995年7月30日 札幌 2600m 900万下 ワンナイトドリーム 牝4 2:44.4 松永幹夫 上田三千夫 (有)平成ファーム
1996年7月28日 札幌 2600m 900万下 アローアゲイン 牝4 2:43.3 藤田伸二 清水出美 吉田勝己
1997年8月24日 札幌 2600m 900万下 エーピーランド 牡4 2:44.4 田中勝春 河野通文 (株)デルマークラブ
1998年9月13日 札幌 1200m 1600万下 ゲイリーフラッシュ 牡5 1:10.3 四位洋文 安田伊佐夫 西谷守博
1999年9月26日 札幌 1700m 1600万下 マッドマックス 牡4 1:45.1 安田康彦 伊藤修司 北浦年一
2000年9月17日 札幌 1700m 1600万下 ミヨノショウリ 牡5 1:45.2 郷原洋司 秋山雅一 (有)関根商事
2001年9月16日 札幌 1800m 1000万下 エレガントモア 牡6 1:49.5 横山賀一 本郷一彦 井高義光
2002年9月22日 札幌 2000m 1000万下 ネームヴァリュー 牝4 2:03.5 藤田伸二 山内研二 深見富朗
2003年9月28日 札幌 1800m 1000万下 サウスポール 牡3 1:49.6 武英智 武宏平 芹澤精一
2004年9月20日 札幌 2000m 1000万下 テイエムイットー 牡5 2:03.1 本田優 岩元市三 竹園正繼
2005年9月4日 札幌 1200m 1000万下 ツルガオカハヤテ セ5 1:09.2 横山典弘 伊藤正徳 松本兼吉
2006年9月10日 札幌 1200m 1000万下 ダブルタイトル 牝7 1:09.7 柴山雄一 大橋勇樹 田邉康子
2007年9月9日 札幌 1200m 1000万下 クールシャローン 牝3 1:09.8 小林徹弥 目野哲也 川上哲司
2008年9月15日 札幌 1200m 1000万下 アキノパンチ 牡4 1:09.6 中舘英二 須貝彦三 穐吉正孝
2010年9月12日 札幌 1500m 1000万下 ブリッツェン 牡4 1:29.7 三浦皇成 二ノ宮敬宇 広尾レース(株)
2011年9月11日 札幌 1500m 1000万下 レッドエレンシア 牝3 1:30.5 四位洋文 鹿戸雄一 (株)東京ホースレーシング
2012年8月12日 札幌 1200m オープン シュプリームギフト 牝4 1:08.1 秋山真一郎 須貝尚介 (有)サンデーレーシング
2013年8月11日 函館 1200m オープン ストレイトガール 牝4 1:10.4 吉田隼人 藤原英昭 廣崎玲子
2014年8月17日 札幌 1200m オープン マヤノリュウジン 牡7 1:09.0 池添謙一 庄野靖志 田所英子
2015年8月9日 札幌 1200m オープン エポワス セ7 1:07.5 柴山雄一 藤沢和雄 多田信尊
2016年8月7日 札幌 1200m オープン クリスマス 牝5 1:08.0 勝浦正樹 伊藤大士 M・Kenichiホールディング(株)
2017年8月6日 札幌 1200m オープン イッテツ 牡5 1:07.7 藤岡佑介 斎藤誠 林正道
2018年8月5日 札幌 1200m オープン クリーンファンキー 牝5 1:08.3 横山武史 鈴木伸尋 石橋和夫
2019年8月4日 札幌 1200m オープン リナーテ 牝5 1:07.9 C.ルメール 須貝尚介 (有)サンデーレーシング
2020年8月16日 札幌 1200m オープン ライトオンキュー 牡5 1:08.8 古川吉洋 昆貢 ゴドルフィン
2021年8月15日 札幌 1200m オープン アヌラーダプラ 牝4 1:08.8 横山武史 萩原清 (有)キャロットファーム
2022年8月14日 札幌 1200m オープン ロードマックス 牡4 1:09.2 鮫島克駿 藤原英昭 (株)ロードホースクラブ
2023年8月13日 札幌 1200m オープン シナモンスティック 牝4 1:08.2 松岡正海 宗像義忠 (株)ブルースターズファーム
2024年8月11日 札幌 1200m オープン プルパレイ セ5 1:08.0 武豊 須貝尚介 (株)Gリビエール・レーシング
2025年8月10日 札幌 1200m オープン フィオライア 牝4 1:09.2 鮫島克駿 西園正都 (株)友駿ホースクラブ

脚注・出典

  1. ^ 2025年第1回札幌競馬特別レース名解説”. 2025年12月21日閲覧。
  2. ^ 2025年第1回札幌競馬番組”. 2025年12月21日閲覧。

各競走の出典




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