スレイプニルステークス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/30 22:29 UTC 版)
スレイプニルステークス | |
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開催国 | ![]() |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 東京競馬場 |
創設 | 2019年6月1日 |
2025年の情報 | |
距離 | ダート2100m |
格付け | OP |
賞金 | 1着賞金2200万円 |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上(国際)(特指) |
負担重量 | 別定 |
スレイプニルステークスは日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場ダート2100mで施行する中央競馬のオープン特別競走である。競走名のスレイプニルとは北欧神話に登場する神獣の一つであり、主神オーディンが騎乗する軍馬で灰色の毛並みと8本の脚を持つ。また陸海空を駆け巡ることができ、神話詩の一編「グリームニルの歌」の中では最も速い馬と評されている[1]。
概要
2019年に東京競馬場ダート2100mの3歳以上オープンクラスの特別競走として創設された。なお、創設時より国際競走に指定されている。
2019年・2020年は6月上旬に施行されていたが、2021年より6月中旬に開催時期を移動している。
本競走の優勝馬から重賞馬は輩出しているが、G1優勝馬はまだ出ていない。
負担重量は3歳53kg、4歳以上57kg(牝馬2kg減)を基本とし、日本調教馬は収得賞金1600万円超過馬は超過額1200万円毎1kg増。外国調教馬はG1優勝馬5kg増、G2優勝馬3kg増、G3優勝馬1kg増となっている(但し2歳時の成績を除く)。
2025年現在の賞金は1着2200万円、2着880万円、3着550万円、4着330万円、5着220万円となっている[2]。
歴史
- 2019年 東京競馬場ダート2100mの3歳以上オープンクラスの競走として創設。
- 2020年 新型コロナウイルス感染症の影響により、観客を入れない「無観客競馬」で施行。
歴代優勝馬
全てダートコースで開催。
施行日 | 競馬場 | 距離 | 条件 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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2019年6月1日 | 東京 | 2100m | オープン | テルペリオン | 牡5 | 2:11.2 | 松若風馬 | 寺島良 | (株)ダイリン |
2020年6月6日 | エルデュクラージュ | セ6 | 2:09.9 | C.ルメール | 池添学 | (有)キャロットファーム | |||
2021年6月19日 | ハヤヤッコ | 牡5 | 2:08.0 | 田辺裕信 | 国枝栄 | 金子真人ホールディングス(株) | |||
2022年6月18日 | テリオスベル | 牝5 | 2:08.5 | 江田照男 | 田島俊明 | 鈴木美江子 | |||
2023年6月17日 | ダノンラスター | セ7 | 2:09.3 | C.ルメール | 堀宣行 | (株)ダノックス | |||
2024年6月16日 | メイプルリッジ | 牡5 | 2:09.5 | 三浦皇成 | 堀宣行 | 吉田勝己 | |||
2025年6月21日 | クールミラボー | 牡5 | 2:08.8 | 戸崎圭太 | 寺島良 | (株)G1レーシング |
脚注・出典
- ^ “2025年度第3回東京競馬特別レース名解説”. 2025年9月21日閲覧。
- ^ “2025年第3回東京競馬番組”. 2025年9月21日閲覧。
各競走の出典
- スレイプニルステークスのページへのリンク