青竜ステークス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/27 06:48 UTC 版)
青竜ステークス | |
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開催国 | ![]() |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 東京競馬場 |
創設 | 2014年5月18日 |
2025年の情報 | |
距離 | ダート1600m |
格付け | OP |
賞金 | 1着賞金1800万円 |
出走条件 | サラブレッド系3歳(国際)(特指) |
負担重量 | 別定 |
青竜ステークス(せいりゅうステークス)は日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場のダート1600mで施行する中央競馬のオープン特別競走。競走名の青竜とは、中国に伝わる神獣で天の四方の方角を司る四神の一つであり、東を守護する。また、お祝い事などの印としても知られている[1]。
概要
2014年に3歳ダート路線の充実を図るべく東京競馬場ダート1600mの3歳限定のオープン特別として創設された。施行距離は現在まで変わらずダート1600mで施行されている。2019年には国際競走に指定され、現在に至る。
本競走の勝ち馬からは2015年のノンコノユメ(2015年ジャパンダートダービー、2018年フェブラリーステークス)がダートG1馬に輝いている。
負担重量は別定で牡馬57kg、牝馬55kgを基本とし日本調教馬は収得賞金1400万円毎に1kg増。外国調教馬はG1競走優勝馬2kg増、G2またはG3優勝馬1kg増となっている。
2025年現在の賞金は1着1800万円、2着720万円、3着450万円、4着270万円、5着180万円となっている[2]。
歴史
歴代優勝馬
全てダートコースで開催。
施行日 | 競馬場 | 距離 | 条件 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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2014年5月18日 | 東京 | 1600m | オープン | ノースショアビーチ | 牡3 | 1:37.4 | 村田一誠 | 田中剛 | (株)G1レーシング |
2015年5月17日 | ノンコノユメ | 牡3 | 1:36.4 | C.ルメール | 加藤征弘 | 山田和正 | |||
2016年5月15日 | グレンツェント | 牡3 | 1:36.9 | C.ルメール | 加藤征弘 | (有)シルクレーシング | |||
2017年5月14日 | サンライズソア | 牡3 | 1:35.2 | 岩崎翼 | 河内洋 | 松岡隆雄 | |||
2018年5月13日 | グリム | 牡3 | 1:36.9 | 川田将雅 | 野中賢二 | (株)カナヤマホールディングス | |||
2019年5月12日 | デュープロセス | 牡3 | 1:36.6 | M.デムーロ | 安田隆行 | ゴドルフィン | |||
2020年5月17日 | デュードヴァン | 牡3 | 1:36.2 | 川田将雅 | 加藤征弘 | (株)スリーエイチレーシング | |||
2021年5月16日 | ゲンパチフォルツァ | 牡3 | 1:36.1 | 武豊 | 堀井雅広 | 平野武志 | |||
2022年5月15日 | ハセドン | 牡3 | 1:35.5 | 横山典弘 | 安田翔伍 | 三木正浩 | |||
2023年5月14日 | ユティタム | 牡3 | 1:35.8 | 川田将雅 | 須貝尚介 | 金子真人ホールディングス(株) | |||
2024年5月11日 | ソニックスター | 牡3 | 1:36.2 | J.モレイラ | 木村哲也 | 保坂和孝 | |||
2025年5月10日 | ポールセン | 牡3 | 1:35.6 | C.ルメール | 斎藤誠 | 坂口直大 |
脚注・出典
- ^ “2025年第2回東京競馬特別レース名解説”. 2025年9月17日閲覧。
- ^ “2025年第2回東京競馬番組(第1~6日)”. 2025年9月17日閲覧。
各競走の出典
- 青竜ステークスのページへのリンク