青龍 (将棋)とは? わかりやすく解説

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青龍 (将棋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/18 16:07 UTC 版)

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青龍(せいりゅう)[1]は、将棋の一つ。本将棋にはなく、大大将棋泰将棋大局将棋に存在する。

大大将棋

成ることはできない。

元の駒 動き 成駒 動き
青龍(せいりゅう)
     
   

       
       
横と右斜め前に何マスでも動け、縦に2マス、左斜め前に1マス動ける。飛び越えては行けない[2] - - -

泰将棋

成ると金将

元の駒 動き 成駒 動き
青龍(せいりゅう)
     
   

       
       
横と右斜め前に何マスでも動け、縦に2マス、左斜め前に1マス動ける。飛び越えては行けない[3] 金将(きんしょう)
     
   
 
 
       
         
縦横と斜め前に1マス動ける。

大局将棋

右龍成駒。成ると神龍

元の駒 動き 成駒 動き
青龍(せいりゅう)
     
     

       
       
縦と右斜め前に何マスでも動け、横に2マス動ける。飛び越えては行けない。 神龍(しんりゅう)
     
     

       
       
縦、右斜め前、右に何マスでも動け、左に2マス動ける。飛び越えては行けない。

脚注

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  1. ^ 象棋六種之図式』では、「せいりよう」(せいりょう)と読みが振られている。
  2. ^ 象戯図式』の図では左右が反転しているが、説明文は本項目どおりになっている。『象棋六種之図式』では、縦と右斜め前に何マスでも動け、横と左斜め前に2マス動けるとなっている。
  3. ^ 象戯図式』では解説が省略され、大大将棋と同じ動きであることが推測される。『諸象戯図式』では泰将棋の解説でも動きが書かれているが、大大将棋と同じ。『象棋六種之図式』では、左斜め前と右斜め後ろに何マスでも動け、横と右斜め前、左斜め後ろに1マス動けるとなっている(『雑藝叢書』による。前と斜め前の動きが異なるが、朱雀との対称性が見られる)。

関連項目

参考文献

  • 梅林勲・岡野伸共著『改訂版 世界の将棋・古代から現代まで』(将棋天国社、2000年)

「青龍 (将棋)」の例文・使い方・用例・文例

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