提婆とは? わかりやすく解説

だいば【提婆】

読み方:だいば

【一】《(梵)Āryadevaの音写3世紀インドの仏教哲学者中観哲学派の祖。ナーガールジュナ竜樹)の弟子となり、空の理法説いた。著「百論」「百字論」など。聖天

【二】提婆達多(だった)」の略。転じて悪逆な人。また、人をののしっていう語。

「やい、業さらしめ、—め」〈浄・油地獄


提婆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 14:46 UTC 版)

提婆(だいば)は、将棋の一つ。本将棋にはなく、摩訶大大将棋泰将棋大局将棋に存在する。


  1. ^ なお、これについては無明(法性)と共に『象棋六種之図式』の摩訶大大将棋の動きの特筆部分で明言されている((国書刊行会1915)p.202)が、「玉将相当の駒(玉将・自在天王・太子・王子)が提婆(教王)・無明(法性)を取った場合」はどうするのか(玉将相当の駒が他にない場合、本文通りに教王・法性と入れ替えると玉将相当の駒が盤上から無くなる。)については説明がない。
  2. ^ 諸象戯図式』ではこの動きだが、『象戯図式』では斜め前、左、左斜め後ろに1マス動ける。『象棋六種之図式』(「雑藝叢書」による)の摩訶大大将棋では縦横、左斜め前、左斜め後ろに1マス動ける、泰将棋では縦、右、斜め前、左斜め後ろ(左横と右斜め後ろ以外)に1マス動けるとしている。
  3. ^ 象戯図式』や『諸象戯図式』では、「狛犬と奔王をあわせた動き」と説明されている。


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