関越ステークスとは? わかりやすく解説

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関越ステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/28 16:47 UTC 版)

関越ステークス
 
 
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 新潟競馬場
創設 1991年8月18日
2025年の情報
距離 芝1800m
格付け OP
賞金 1着賞金2400万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
負担重量 ハンデ
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関越ステークス(かんえつステークス)は日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場芝1800mで施行する中央競馬オープン特別競走である。競走名の「関越」は関東越後を合わせた語。関東圏と新潟を結ぶ交通路である関越自動車道関越トンネルなどに使用されている。関越自動車道は、東京都練馬区から埼玉県川越市群馬県高崎市新潟県長岡市を経て新潟市に至る新潟線と、藤岡で分岐し長野市を経由して上越市に至る上越線からなる高速道路である。また関越トンネルは、関越自動車道の群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町の県境にあるトンネルである[1]

概要

1991年に新潟競馬場ダート1700mの4歳(現3歳)以上オープン特別競走として創設された。当初はダート1700mで施行されていたが、後にダート1800mに変更された。2013年から2019年は休止していたが、2020年に芝1800mとなって復活した。

賞金は1着2400万円、2着960万円、3着600万円、4着360万円、5着240万円となっている[2]

歴史

  • 1991年 新潟競馬場ダート1700mの4歳(現3歳)以上オープン特別競走として創設。
  • 2000年 新潟競馬場馬場改造工事により開催休止[3][4]
  • 2001年 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「4歳以上」から「3歳以上」に変更[5][6][7]
  • 2013年2019年 開催休止。
  • 2020年 施行距離を芝1800mとして復活。
  • 2025年 競走条件をハンデ戦に変更。

歴代優勝馬

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。(1991年〜2012年はダート。また、2013年〜2019年は休止)

馬齢は現行のものに揃える。

施行日 競馬場 距離 条件 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
1991年8月18日 新潟 1700m オープン ビューティフルマロン 牝5 1:47.2 田中勝春 嶋田功 飯田正
1992年8月23日 ワンダースラソス 牡5 1:47.4 西園正都 目野哲也 山本信行
1993年8月22日 ヘイセイシルバー 牡5 1:44.8 安藤賢一 大根田裕也 加藤章
1994年8月21日 リュフロリスト 牡5 1:46.9 菊沢隆仁 宮本悳 三好紘司
1995年8月20日 ファイヴナカヤマ 牡5 1:45.6 沢昭典 吉永一人 和泉信一
1997年8月10日 パリスナポレオン 牡6 1:44.3 横山典弘 伊藤修司 李正洙
1998年8月16日 ファンドリリョウマ 牡5 1:43.4 柴田善臣 岩元市三 水戸富雄
1999年8月4日 ゲイリーマグナム 牡6 1:45.4 後藤浩輝 秋山雅一 (株)東京サラブレッドビューロー
2001年8月11日 1800m スナークレイアース 牡6 1:51.8 和田竜二 川村禎彦 杉本仙次郎
2002年8月4日 キミモール 牝5 1:51.7 梶晃啓 中島敏文 鈴木芳夫
2003年8月10日 スナークレイアース 牡8 1:51.6 大西直宏 川村禎彦 杉本仙次郎
2004年7月25日 イサオヒート 牡6 1:51.3 柴田善臣 河野通文 大川フサ子
2005年8月14日 スターペスシンタ 牡7 1:52.5 大西直宏 藤岡範士 河野和香子
2006年7月23日 オーガストバイオ 牡5 1:50.9 勝浦正樹 領家政蔵 バイオ(株)
2007年7月22日 マコトスパルビエロ 牡3 1:49.7 北村宏司 鮫島一歩 眞壁明
2008年7月27日 メイショウシャフト 牡5 1:51.4 勝浦正樹 高橋成忠 松本好雄
2010年8月7日 シビルウォー 牡5 1:51.4 吉田豊 戸田博文 (有)社台レースホース
2011年8月6日 ミラクルレジェンド 牝4 1:50.0 北村宏司 藤原英昭 吉田照哉
2012年7月28日 トウショウフリーク 牡5 1:50.8 内田博幸 今野貞一 トウショウ産業(株)
2020年8月2日 ザダル 牡4 1:45.3 川田将雅 大竹正博 (有)キャロットファーム
2021年8月1日 サトノウィザード 牡5 1:46.1 福永祐一 宮田敬介 (株)サトミホースカンパニー
2022年7月30日 イクスプロージョン 牡4 1:44.8 和田竜二 杉山晴紀 近藤英子
2023年7月29日 ストーリア 牝4 1:44.4 菅原明良 杉山晴紀 (株)ロードホースクラブ
2024年7月27日 クルゼイロドスル 牡4 1:44.0 川田将雅 高橋成忠 ゴドルフィン
2025年8月9日 ウンブライル 牝5 1:46.2 戸崎圭太 木村哲也 (有)サンデーレーシング

脚注

  1. ^ 特別レース名解説”. jra.jp. 2025年10月28日閲覧。
  2. ^ レース結果”. sp.jra.jp. 2025年10月28日閲覧。
  3. ^ 馬場状態に関する基礎知識(馬場情報) JRA”. www.jra.go.jp. 2025年10月28日閲覧。
  4. ^ 【新潟競馬場コース解説】スケールは日本最大級!国内唯一の「千直」コースも 複勝率50%に迫る要注目のジョッキーは?”. 東スポ競馬 (2022年7月29日). 2025年10月28日閲覧。
  5. ^ 【競馬用語解説】馬齢(ばれい)|地方競馬ならオッズパーク競馬”. www.oddspark.com. 2025年9月13日閲覧。
  6. ^ 馬齢表記について正式発表 | 競馬ニュース”. netkeiba. 2025年9月13日閲覧。
  7. ^ 馬齢(競馬用語辞典) JRA”. www.jra.go.jp. 2025年9月13日閲覧。



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