SqlPersonalizationProvider クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


このクラスは、Microsoft SQL Server を使用するパーソナル化プロバイダに必要な機能を定義します。パーソナル化プロバイダは、WebPartPersonalization インスタンスに代わって、パーソナル化データの読み込みと格納を行います。このクラスには、SQL Server が実行されているコンピュータからの読み取りロジックおよび書き込みロジックと、PersonalizationProvider で定義されるすべての抽象メソッドが実装されています。パーソナル化プロバイダの詳細については、「PersonalizationProvider」を参照してください。
SQL Server で Web パーツ パーソナル化を使用するためのデータ デザインは、2 つの共通 SQL データベース テーブルと、それらのテーブルでサポートされているストアド プロシージャが存在するかどうかに依存し、ほとんどの SQL ベースの機能の実装で共有されます。これらのテーブルおよびビューは、次のスクリプトを使用してインストールおよびアンインストールします。
-
installpagepersonalization.sql: パーソナル化テーブル、ビュー、および関連するストアド プロシージャをインストールします。
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uninstallpagepersonalization.sql: パーソナル化テーブル、ビュー、および関連するストアド プロシージャをアンインストールします。
Web アプリケーションが、既定の信頼レベルである Medium、またはそれ以上の信頼レベルで実行されていない場合、パーソナル化は失敗することに注意してください (カスタム信頼レベルは、Web.config ファイルで <trust level="" /> 要素を使用して設定できます)。PersonalizationAdministration クラスと SqlPersonalizationProvider クラスはどちらも、初期化されるときに Low の信頼レベルをチェックします。アプリケーションを Low の信頼レベルで実行するように構成し、既定の SqlPersonalizationProvider プロバイダを使用してアプリケーションのパーソナル化データを管理する場合、アプリケーションがパーソナル化データに最初のアクセスを試みたときに失敗することになります。これは、Low の信頼レベルで実行している ASP.NET ワーカー プロセスには、System.Data.SqlClient 名前空間の各種のクラスに呼び出しを行うために必要なアクセス許可がないためです。


System.Configuration.Provider.ProviderBase
System.Web.UI.WebControls.WebParts.PersonalizationProvider
System.Web.UI.WebControls.WebParts.SqlPersonalizationProvider


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlPersonalizationProvider コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


SqlPersonalizationProvider コンストラクタは、アプリケーションの構成に指定された SqlPersonalizationProvider クラスのインスタンスを作成する際、ASP.NET によって呼び出されます。このコンストラクタは、コードで使用するためのものではありません。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlPersonalizationProvider プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | ApplicationName | オーバーライドされます。 パーソナル化情報を格納および取得するアプリケーションの名前を取得または設定します。 |
![]() | Description | 管理ツールまたは他のユーザー インターフェイス (UI) での表示に適した、簡単でわかりやすい説明を取得します。 ( ProviderBase から継承されます。) |
![]() | Name | 構成時にプロバイダを参照するために使用される表示名を取得します。 ( ProviderBase から継承されます。) |

SqlPersonalizationProvider メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | DetermineInitialScope | 初期パーソナル化スコープが、Shared スコープと User スコープのどちらであるかを判断します。 ( PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | DetermineUserCapabilities | 現在実行中のユーザー アカウントのパーソナル化関連機能を表す WebPartUserCapability のインスタンスが含まれているディクショナリを返します。 ( PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | FindState | オーバーライドされます。 指定したスコープおよびパラメータに基づいて、0 個以上の PersonalizationStateInfo 派生オブジェクトを含んでいるコレクションを返します。 |
![]() | GetCountOfState | オーバーライドされます。 指定した scope パラメータに存在する、基になるデータ ストア内の行数の合計を返します。 |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | Initialize | オーバーライドされます。 Microsoft SQL Server パーソナル化プロバイダで必要な初期化プロシージャを実装します。このメソッドは、コードで直接使用するためのものではありません。 |
![]() | LoadPersonalizationState | 基になるデータ ストアから生のデータを読み込み、そのデータを PersonalizationState オブジェクトに変換します。 ( PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ResetPersonalizationState | パーソナル化データを基になるデータ ストアの状態にリセットします。 ( PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | ResetState | オーバーライドされます。 指定したパラメータに基づいて、基になるデータ ストアからパーソナル化状態情報を削除します。 |
![]() | ResetUserState | オーバーライドされます。 指定したパラメータに基づいて、基になるデータ ストアからユーザー パーソナル化データを削除します。 |
![]() | SavePersonalizationState | パーソナル化データをデータ ストアに保存します。 ( PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | CreateSupportedUserCapabilities | Web パーツ コントロール セットによって使用される一連の既知の機能を表す WebPartUserCapability オブジェクトのリストを返します。 ( PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | LoadPersonalizationBlobs | オーバーライドされます。 指定したパラメータに基づいて、基になるデータ ストアからパーソナル化データを読み込みます。 |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ResetPersonalizationBlob | オーバーライドされます。 基になるデータ ストアからパーソナル化データを削除します。 |
![]() | SavePersonalizationBlob | オーバーライドされます。 生のパーソナル化データを、基になる Microsoft SQL Server データベースに保存します。 |

SqlPersonalizationProvider メンバ
Microsoft SQL Server を使用するパーソナル化プロバイダを実装します。
SqlPersonalizationProvider データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | ApplicationName | オーバーライドされます。 パーソナル化情報を格納および取得するアプリケーションの名前を取得または設定します。 |
![]() | Description | 管理ツールまたは他のユーザー インターフェイス (UI) での表示に適した、簡単でわかりやすい説明を取得します。(ProviderBase から継承されます。) |
![]() | Name | 構成時にプロバイダを参照するために使用される表示名を取得します。(ProviderBase から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | DetermineInitialScope | 初期パーソナル化スコープが、Shared スコープと User スコープのどちらであるかを判断します。 (PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | DetermineUserCapabilities | 現在実行中のユーザー アカウントのパーソナル化関連機能を表す WebPartUserCapability のインスタンスが含まれているディクショナリを返します。 (PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | FindState | オーバーライドされます。 指定したスコープおよびパラメータに基づいて、0 個以上の PersonalizationStateInfo 派生オブジェクトを含んでいるコレクションを返します。 |
![]() | GetCountOfState | オーバーライドされます。 指定した scope パラメータに存在する、基になるデータ ストア内の行数の合計を返します。 |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | Initialize | オーバーライドされます。 Microsoft SQL Server パーソナル化プロバイダで必要な初期化プロシージャを実装します。このメソッドは、コードで直接使用するためのものではありません。 |
![]() | LoadPersonalizationState | 基になるデータ ストアから生のデータを読み込み、そのデータを PersonalizationState オブジェクトに変換します。 (PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ResetPersonalizationState | パーソナル化データを基になるデータ ストアの状態にリセットします。 (PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | ResetState | オーバーライドされます。 指定したパラメータに基づいて、基になるデータ ストアからパーソナル化状態情報を削除します。 |
![]() | ResetUserState | オーバーライドされます。 指定したパラメータに基づいて、基になるデータ ストアからユーザー パーソナル化データを削除します。 |
![]() | SavePersonalizationState | パーソナル化データをデータ ストアに保存します。 (PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | CreateSupportedUserCapabilities | Web パーツ コントロール セットによって使用される一連の既知の機能を表す WebPartUserCapability オブジェクトのリストを返します。 (PersonalizationProvider から継承されます。) |
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | LoadPersonalizationBlobs | オーバーライドされます。 指定したパラメータに基づいて、基になるデータ ストアからパーソナル化データを読み込みます。 |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ResetPersonalizationBlob | オーバーライドされます。 基になるデータ ストアからパーソナル化データを削除します。 |
![]() | SavePersonalizationBlob | オーバーライドされます。 生のパーソナル化データを、基になる Microsoft SQL Server データベースに保存します。 |

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