Slavとは? わかりやすく解説

スラブ人

読み方:すらぶじん
別表記:スラヴ人、スローヴォ
英語:Slav

「スラブ人」とは、主に東ヨーロッパ~中央ヨーロッパに分布する「スラブ語派に属する言語を話す人々(民族)」のことである。たとえばロシア人、ポーランド人、ブルガリア人などはスラブ人に含まれる。「スラブ人」は本来は言語学的な区分であるが、言語や文化に多くの類似性が見出されることもあり、民族学的な区分として扱われることも多い。

スラブ人は、文脈によっては「東スラブ人・西スラブ人・南スラブ人」と細分化して扱われれることがある。

スラブ人を一個の民族として括った場合、その総人口は2億人を超え、ヨーロッパの諸民族の中で最大規模の民族ということになる。

今日のスラブ人が信仰する宗教は、居住している地域によって異なる。ドニエプル川流域を生活圏としている東スラブ人は、ギリシャ正教の信者が多い。バルカン半島に居住している南スラブ人は、ギリシャ正教だけでなくイスラム教を選ぶ人が多い。バルト海沿岸からドナウ川のあたりに居住している西スラブ人は、ローマ・カトリック教会圏と隣接していた関係でカトリック教徒が多い。

スラブ人が国民の多くを占める国には、「国旗に赤・青・白が用いられていることが多い」という共通の特徴が見られる。この配色は「汎スラブ色」と呼ばれる。汎スラブ色には、自由と運命が象徴されている。現在この「汎スラブ色」を国旗に用いている国家には、ロシア・チェコ・スロバキア・スロベニア・クロアチア・セルビアなどがある。モンテネグロも2004年まで汎スラブ色を使用していた。ポーランドやウクライナは、スラブ人の多い国ではあるが、汎スラブ色を国旗に使用していない。

「スラブ人」の特徴

スラブ人の大まかな身体的特徴として、背や手足が他の人種よりも高く、顔が小さい、といった傾向のあることが知られている。髪色は金(ブロンド)が多いが、南スラブには黒髪のスラブ人もいる。

スラブ人には「野蛮人」というステレオタイプがつきまといがちである。これはかつての西ヨーロッパに漂っていた偏見に負うところが大きい。

スラブ人の女性には美女が多い。あるいは、スラブ人の美女は飛び抜けて美しい。

「スラブ人」の語源・由来

「スラブ」はラテン語で「奴隷」を意味する「sclavus」を語源とするとされる。これが古フランス語の「sclave」を経て英語の「slav(スラブ人)」および「slave(奴隷)」の語源となったとされている。

ちなみに、スラブ祖語の「slab」には「弱い」または「悪い」という意味がある。スラブ語派の諸語にもこれを語源とする語彙が残っている。

「スラブ人」と「ゲルマン人」と「ラテン人」の違い

 「スラブ人」と「ゲルマン人」と「ラテン人」の典型的な特徴としては、次のような点が挙げられる。 とはいえ、こうした特徴はあくまでも典型例であり、例外はいくらでもある。

スラブ

(Slav から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/08 08:39 UTC 版)

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スラブ

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Slav

slub

脚注

  1. ↑ en:Semi-finished_casting_products#Slab
  2. ↑ slab - Weblio(更新日不明)2018年12月3日閲覧


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