Over Thereとは? わかりやすく解説

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overthere

別表記:オーバーゼア

「overthere」の意味・「overthere」とは

「overthere」は英語の単語で、「あそこに」や「向こうに」という意味を持つ。具体的には、話し手から見て遠くの場所を指すために用いられる。たとえば、公園遊んでいる子供たちボール追いかけている場面で、「ボールはあそこに行ったよ」と伝える際に「The ball went over there.」と表現する

「overthere」の発音・読み方

「overthere」の発音は、IPA表記では /ˌoʊvərˈðer/ となる。これをカタカナ置き換えると「オーヴァーゼア」となる。日本人発音する際のカタカナ英語では「オーバーゼア」と読む。

「overthere」の定義を英語で解説

「overthere」は、"in or to that place"と定義される。つまり、「その場所に」または「その場所へ」という意味である。例えば、「I saw a cat over there.」という文では、「私はあそこで見た」という意味になる。

「overthere」の類語

「overthere」の類語としては、「there」や「yonder」がある。「there」は「overthere」よりも一般的に使われ、場所を指す際によく用いられる。「yonder」は古風な表現で、特に南部方言でよく使われる

「overthere」に関連する用語・表現

「overthere」に関連する用語としては、「over here」がある。「over here」は「こちらに」や「ここに」という意味で、話し手位置基準に近い場所を指す表現である。

「overthere」の例文

1. "The book you are looking for is over there."(あなたが探している本はあそこにある。)
2. "He lives over there."(彼はあそこに住んでいる。)
3. "I left my bag over there."(私はバッグをあそこに置いてきた。)
4. "Can you see the church over there?"(あそこに教会見えますか?)
5. "The restaurant over there is very popular."(あそこにあるレストランはとても人気がある。)
6. "She is sitting over there."(彼女はあそこに座っている。)
7. "The bathroom is over there."(トイレはあそこにある。)
8. "I saw a beautiful flower over there."(私はあそこで美しい花を見た。)
9. "The station is over there."(駅はあそこにある。)
10. "You can find the information over there."(情報はあそこで見つけることができる。)

over there

別表記:オーバーゼアー

「over there」とは、「向こう方に」や「あちらに」といった場所を示す意味があり見えないような遠く相手には見えづらい距離にあるものを示す際に用いられる英語表現である。

「over there」とは・「over there」の意味

「over there」は、「向こうに」「あちらに」「そちらに」という意味を持つ。遠くのものを示す際に使われる英語表現として、日常的に使用される頻度が高い。相手視界入っていない遠くのものを指す時に使用されることが多いが、視界入っているそれほど遠くないものを示す際にも「あそこ」「そっち」のようなニュアンスはで気軽に使用されるなど、広範囲使用されている。「over」と「there」はともに品詞副詞で、「over there」は副詞句である。

「over there」には主にアメリカ英語において、「ヨーロッパで」「ヨーロッパへ」という意味がある。これは1917年発表されたジョージ・コーハンの楽曲「Over There」が由来となったのである。「Over There」は第一次世界大戦中アメリカで広く親しまれ軍歌として最も有名な曲一つでもある。アメリカでは「over there」は大西洋挟んだ向こう側」、つまりヨーロッパを示す言葉であった。そのため、主に第一次世界大戦中、後のアメリカにおいて「over there」は「ヨーロッパへ」という意味として広く使われるようになったのである

「over there」の語源・由来

「over there」の語源を、それぞれ「over」と「there」に分けて考えると、「over」は、印欧祖語で「上」を意味する「uper」を語源とする。ゲルマン祖語で「上」を意味する「uberi」を経て古英語「上に、超えて」を意味する「ofer」に至り「over」となった一方there」の語源は、古英語の「þær」である。「þær」の意味は、「その場所で、その点で、~の限りでは」である。

「over there」と「there」の違い

thereの意味は「そこに」「あそこで」という場所を示す言葉であり、ある程度距離のあるものを示す際に用いられる英語表現である。「over there」、「thereどちらもここから離れた場所」を示す言葉であるが、「over」付け加えられることでさらに遠く強調している。そのため、「over there」の方が「there」より距離としては遠いイメージとなる。「there」は相手からはっきり見える距離を示し相手視界入らないかもしれない場合は「over there」を使うというように使い分けが可能である。

「over」は、「上方に」「超えて」「上方を覆う」というような抽象的な意味合い使用されることが多い表現である。「over there」という表現においては、「何かを超えた向こう側に」というイメージになり、「there」よりさらに上方アーチを描くように向こう側超えたところ、というイメージ使用される。距離を示す英語表現としては「here」が最も近く次にthere」、さらに遠いものを示す際は「over there」を使って表現されることが多い。ただし、厳密な意味で距離を測って示すものではなくあくまでも話者感覚的な距離感基づいて表現であり、会話においては特に曖昧な表現として離れた場所にあるということを示すための言葉として気軽に用いられている。

「over there」を含む英熟語・英語表現

「go over there」とは


go over there」とは、「あちらの方へ行く」「向こうへ行く」という意味の英語表現である。例えば、「Let’s take a picture. There is a photo spot, so let’s go over there.」(写真撮ろう。フォトスポットがある向こう行こう)のように具体的な所を示して使用することが多い。また、To get to the station, turn right here and go over there.」(駅に行くには、ここを右に曲がってあちらへ行く)のように道案内の際にも使用されることが多い表現である。その場合、手や指などで具体的な方向を示すことも多い。

「it's over there」とは


it’s over there」とは、「それはあそこだ」「それは向こうだ」という意味の英語表現である。通常直前受けた質問会話への返答として使用されることが多い。例えば、「Where is the restroom?」(トイレはどこだ?)という質問に対して、「It’s over there.」(トイレはあちらだ)と答えることができる。

「all over there」とは


all over」とは、「~の至るところに」という意味の、全体を表す時に使用されるフレーズである。例えば、「all over the world」(世界中)、「all over the wall」(壁一面)、「all over the country」(国中)のように、一般的にall over」の後には具体的に何かを示す単語が続くことが多い。「all over there」を訳すと、「そこら中に」という意味になる。

「over there」の使い方・例文

・The candy you were looking for is sold over there.
(あなたが探していたお菓子向こう販売している。)
・He always has coffee at the coffee shop over there before he goes to work.
(彼はいつもあそこにある喫茶店コーヒー飲んでから出勤する。)
The bus for the hospital is over there.
病院へ行くバスはあそこだ。)
The man standing over there with a cane is John’s grandfather.
(あそこで持って立っている男性ジョンおじいさんだ。)
・The building over there is a church famous for its Gothic architecture.
(あそこの建物ゴシック建築有名な教会だ。)

オーヴァー・ゼア

(Over There から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/12 02:03 UTC 版)

オーヴァー・ゼア(Over There)は、1917年に発表されたアメリカ軍歌第一次第二次の両世界大戦でアメリカ軍人によって広く歌われた。


  1. ^ Duffy, Michael (2003年8月2日). “Vintage Audio: Over There”. FirstWorldWar.com. 2007年8月21日閲覧。
  2. ^ Collins, Ace (2003). Songs Sung, Red, White, and Blue: The Stories Behind America's Best-Loved Patriotic Songs. HarperResource. ISBN 0060513047. , pages 138-145.
  3. ^ ジョニー(Johnny)は英語圏における一般的な名の1つ。ここでは無名の男の代名詞として用いられている。
  4. ^ a b 現在この部分は「Johnny on the run...」と歌い変えられる事が多い。その場合は「ジョニーよ、走れ」となる。
  5. ^ a b 現在この部分は「Like true heroes...」と歌い変えられる事が多い。その場合は「真の英雄なら」となる。
  6. ^ a b 現在この部分は「Soldiers...」と歌い変えられる事が多い。その場合は「兵隊達は」となる。
  7. ^ ここでいうtankとは「tank town」、すなわち蒸気機関車に水を供給していた小さな町の意味。
  8. ^ a b 現在この部分は「And to liberty be true」と歌い変えられる事が多い。その場合は「真の自由を」となる。
  9. ^ SparkNotes: Johnny Got His Gun: Themes, Motifs, and Symbols”. SparkNotes.com. 2012年11月14日閲覧。


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