MaskedTextProvider

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

MaskedTextProvider クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

MaskedTextBox コントロールなど、マスクをサポートする多数のコントロールで使用できるマスク解析サービスを表します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class MaskedTextProvider
    Implements ICloneable

Visual Basic (使用法)

Dim instance As MaskedTextProvider

C#

public class MaskedTextProvider : ICloneable

C++

public ref class MaskedTextProvider : ICloneable

J#

public class MaskedTextProvider implements
 ICloneable

JScript

public class MaskedTextProvider implements
 ICloneable

解説

MaskedTextBox コントロールには、リテラル文字と書式設定要素で構成されるマスクが含まれており、マスクに対してすべてのユーザー入力がテストされます。Windows フォームでは、特定のマスク解析エンジンを MaskedTextBox に永続的に関連付けるのではなく、MaskedTextProvider クラスによって表される個別のサービスとして提供します。このクラスは、Mask プロパティに関するドキュメントで説明するマスク言語の構文を定義します。

MaskedTextBox クラスのメンバの多くは、関連付けられた MaskedTextProvider の同様の名前が付けられたメンバへの実装を参照します。たとえば、MaskedTextBox クラスの MaskedTextBox.PromptChar プロパティは、MaskedTextProvider クラスの PromptChar へのすべてのアクセスを参照します。

MaskedTextProvider で使用されるマスク解析エンジンは、Microsoft Visual Basic Version 6 に含まれるマスク エディット コントロールの後にモデル化されたものです。そのマスク言語については、Mask プロパティに関するドキュメントに記載されています。

MaskedTextProvider クラスに関連する 3 種類の文字列を次に示します。

文字列名	説明
入力文字または文字列	マスクが適用される入力として使用する文字を表します。実際には、入力文字列は Add、Replace、InsertAt、Remove などの複数の入力操作で構成できます。したがって、入力文字列に直接アクセスすることはできません。ただし、入力文字の処理のさまざまな部分は、AllowPromptAsInput と AsciiOnly、ResetOnPrompt、および ResetOnSpace の各プロパティを使用して設定できます。
マスク	入力文字列を書式設定された文字列に変換する際に使用する入力書式設定マスクを表します。この文字列は、MaskedTextProvider で設定し、主に Mask プロパティからアクセスします。マスクの特性は、Length、PasswordChar、PromptChar の各プロパティなど、他のメンバを通じて使用することもできます。
書式設定された文字列	フル マスクを入力文字列に適用したときの結果を示す文字列を表します。書式設定された文字列には、Item、Length、LastAssignedPosition、MaskFull、MaskCompleted、FindEditPositionFrom など、クラスの多数のメンバで問い合わせることができます。書式設定された文字列の完全な値は、ToDisplayString メソッドおよび ToString メソッドから使用できます。

メモ
入力文字列は、MaskedTextBox の場合のように、直接ユーザー入力を表す場合があります。また、ユーザーの入出力操作に直接関連付けられていない他のプロセスによって生成される場合もあります。

継承階層

System.Object
  System.ComponentModel.MaskedTextProvider

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
MaskedTextBox
MaskedTextBox.MaskedTextProvider
Mask

MaskedTextProvider コンストラクタ (String)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したマスクを使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    mask As String _
)

Visual Basic (使用法)

Dim mask As String

Dim instance As New MaskedTextProvider(mask)

C#

public MaskedTextProvider (
    string mask
)

C++

public:
MaskedTextProvider (
    String^ mask
)

J#

public MaskedTextProvider (
    String mask
)

JScript

public function MaskedTextProvider (
    mask : String
)

パラメータ

mask

入力マスクを表す String。

解説

このコンストラクタを使用することは、System.ComponentModel.MaskedTextProvider(String,CultureInfo,Boolean,Char,Char,Boolean) コンストラクタを次のように呼び出すこととまったく同じです。

MaskedTextProvider(mask , null, true, '_', '\0', false)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MaskedTextProvider クラス
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
Mask

MaskedTextProvider コンストラクタ (String, Boolean)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したマスクと ASCII 制限値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    mask As String, _
    restrictToAscii As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim mask As String
Dim restrictToAscii As Boolean

Dim instance As New MaskedTextProvider(mask,
 restrictToAscii)

C#

public MaskedTextProvider (
    string mask,
    bool restrictToAscii
)

C++

public:
MaskedTextProvider (
    String^ mask, 
    bool restrictToAscii
)

J#

public MaskedTextProvider (
    String mask, 
    boolean restrictToAscii
)

JScript

public function MaskedTextProvider (
    mask : String, 
    restrictToAscii : boolean
)

パラメータ

mask

入力マスクを表す String。

restrictToAscii

入力を ASCII 互換文字に制限する場合は true。Unicode セット全体を許可する場合は false。

解説

このコンストラクタを使用することは、System.ComponentModel.MaskedTextProvider(String,CultureInfo,Boolean,Char,Char,Boolean) コンストラクタを次のように呼び出すこととまったく同じです。

MaskedTextProvider(mask , null, true, '_', '\0', restrictToASCII)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MaskedTextProvider クラス
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
Mask
AsciiOnly

MaskedTextProvider コンストラクタ (String, CultureInfo, Boolean)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したマスク、カルチャ、および ASCII 制限値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    mask As String, _
    culture As CultureInfo, _
    restrictToAscii As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim mask As String
Dim culture As CultureInfo
Dim restrictToAscii As Boolean

Dim instance As New MaskedTextProvider(mask,
 culture, restrictToAscii)

C#

public MaskedTextProvider (
    string mask,
    CultureInfo culture,
    bool restrictToAscii
)

C++

public:
MaskedTextProvider (
    String^ mask, 
    CultureInfo^ culture, 
    bool restrictToAscii
)

J#

public MaskedTextProvider (
    String mask, 
    CultureInfo culture, 
    boolean restrictToAscii
)

JScript

public function MaskedTextProvider (
    mask : String, 
    culture : CultureInfo, 
    restrictToAscii : boolean
)

パラメータ

mask

入力マスクを表す String。

culture

地域によって異なる区切り記号の設定に使用する CultureInfo。

restrictToAscii

入力を ASCII 互換文字に制限する場合は true。Unicode セット全体を許可する場合は false。

解説

このコンストラクタを使用することは、System.ComponentModel.MaskedTextProvider(String,CultureInfo,Boolean,Char,Char,Boolean) コンストラクタを次のように呼び出すこととまったく同じです。

MaskedTextProvider(mask , culture, true, '_', '\0', restrictToAscii)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MaskedTextProvider クラス
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
Mask
Culture
AsciiOnly

MaskedTextProvider コンストラクタ (String, Char, Boolean)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したマスク、パスワード文字、プロンプト使用値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    mask As String, _
    passwordChar As Char, _
    allowPromptAsInput As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim mask As String
Dim passwordChar As Char
Dim allowPromptAsInput As Boolean

Dim instance As New MaskedTextProvider(mask,
 passwordChar, allowPromptAsInput)

C#

public MaskedTextProvider (
    string mask,
    char passwordChar,
    bool allowPromptAsInput
)

C++

public:
MaskedTextProvider (
    String^ mask, 
    wchar_t passwordChar, 
    bool allowPromptAsInput
)

J#

public MaskedTextProvider (
    String mask, 
    char passwordChar, 
    boolean allowPromptAsInput
)

JScript

public function MaskedTextProvider (
    mask : String, 
    passwordChar : char, 
    allowPromptAsInput : boolean
)

パラメータ

mask

入力マスクを表す String。

passwordChar

パスワード文字列に入力された文字用に表示される Char。

allowPromptAsInput

プロンプト文字を入力として許可する場合は true。それ以外の場合は false。

解説

このコンストラクタを使用することは、System.ComponentModel.MaskedTextProvider(String,CultureInfo,Boolean,Char,Char,Boolean) コンストラクタを次のように呼び出すこととまったく同じです。

MaskedTextProvider(mask , null, allowPromptAsInput, '_', passwordChar, false)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MaskedTextProvider クラス
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
Mask
PasswordChar
AllowPromptAsInput

MaskedTextProvider コンストラクタ

MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。
オーバーロードの一覧

名前	説明
MaskedTextProvider (String)	指定したマスクを使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。
MaskedTextProvider (String, Boolean)	指定したマスクと ASCII 制限値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。
MaskedTextProvider (String, CultureInfo)	指定したマスクとカルチャを使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。
MaskedTextProvider (String, Char, Boolean)	指定したマスク、パスワード文字、プロンプト使用値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。
MaskedTextProvider (String, CultureInfo, Boolean)	指定したマスク、カルチャ、および ASCII 制限値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。
MaskedTextProvider (String, CultureInfo, Char, Boolean)	指定したマスク、カルチャ、パスワード文字、およびプロンプト使用値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。
MaskedTextProvider (String, CultureInfo, Boolean, Char, Char, Boolean)	指定したマスク、カルチャ、プロンプト使用値、プロンプト文字、パスワード文字、および ASCII 制限値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

参照

関連項目

MaskedTextProvider クラス
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
Mask

MaskedTextProvider コンストラクタ (String, CultureInfo, Boolean, Char, Char, Boolean)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したマスク、カルチャ、プロンプト使用値、プロンプト文字、パスワード文字、および ASCII 制限値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    mask As String, _
    culture As CultureInfo, _
    allowPromptAsInput As Boolean, _
    promptChar As Char, _
    passwordChar As Char, _
    restrictToAscii As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim mask As String
Dim culture As CultureInfo
Dim allowPromptAsInput As Boolean
Dim promptChar As Char
Dim passwordChar As Char
Dim restrictToAscii As Boolean

Dim instance As New MaskedTextProvider(mask,
 culture, allowPromptAsInput, promptChar, passwordChar, restrictToAscii)

C#

public MaskedTextProvider (
    string mask,
    CultureInfo culture,
    bool allowPromptAsInput,
    char promptChar,
    char passwordChar,
    bool restrictToAscii
)

C++

public:
MaskedTextProvider (
    String^ mask, 
    CultureInfo^ culture, 
    bool allowPromptAsInput, 
    wchar_t promptChar, 
    wchar_t passwordChar, 
    bool restrictToAscii
)

J#

public MaskedTextProvider (
    String mask, 
    CultureInfo culture, 
    boolean allowPromptAsInput, 
    char promptChar, 
    char passwordChar, 
    boolean restrictToAscii
)

JScript

public function MaskedTextProvider (
    mask : String, 
    culture : CultureInfo, 
    allowPromptAsInput : boolean, 
    promptChar : char, 
    passwordChar : char, 
    restrictToAscii : boolean
)

パラメータ

mask

入力マスクを表す String。

culture

地域によって異なる区切り記号の設定に使用する CultureInfo。

allowPromptAsInput

プロンプト文字を有効な入力文字として許可する必要があるかどうかを指定する Boolean 値。

promptChar

ユーザー入力のプレースホルダとして表示する Char。

passwordChar

パスワード文字列に入力された文字用に表示される Char。

restrictToAscii

入力を ASCII 互換文字に制限する場合は true。Unicode セット全体を許可する場合は false。

例外

例外の種類	条件
ArgumentException	マスク パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) または Empty です。 または マスクに印字不可能な文字が 1 文字以上含まれています。

解説

このコンストラクタは、最も一般的なオーバーロード形式を表します。mask パラメータは、MaskedTextProvider クラスによって定義されたマスク言語に準拠している必要があります。詳細については、MaskedTextBox クラスの MaskedTextBox.Mask プロパティに関するトピックで説明しています。

カルチャ固有の情報について、ニュートラル カルチャに問い合わせることはできないため、MaskedTextProvider コンストラクタは、GetCultures メソッドを使用して、適切な区切り記号を判断する際に使用する最初の非ニュートラル カルチャを検索します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MaskedTextProvider クラス
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
Mask
MaskedTextBox.Mask
Clone
Culture
AllowPromptAsInput
PromptChar
PasswordChar
AsciiOnly

MaskedTextProvider コンストラクタ (String, CultureInfo, Char, Boolean)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したマスク、カルチャ、パスワード文字、およびプロンプト使用値を使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    mask As String, _
    culture As CultureInfo, _
    passwordChar As Char, _
    allowPromptAsInput As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim mask As String
Dim culture As CultureInfo
Dim passwordChar As Char
Dim allowPromptAsInput As Boolean

Dim instance As New MaskedTextProvider(mask,
 culture, passwordChar, allowPromptAsInput)

C#

public MaskedTextProvider (
    string mask,
    CultureInfo culture,
    char passwordChar,
    bool allowPromptAsInput
)

C++

public:
MaskedTextProvider (
    String^ mask, 
    CultureInfo^ culture, 
    wchar_t passwordChar, 
    bool allowPromptAsInput
)

J#

public MaskedTextProvider (
    String mask, 
    CultureInfo culture, 
    char passwordChar, 
    boolean allowPromptAsInput
)

JScript

public function MaskedTextProvider (
    mask : String, 
    culture : CultureInfo, 
    passwordChar : char, 
    allowPromptAsInput : boolean
)

パラメータ

mask

入力マスクを表す String。

culture

地域によって異なる区切り記号の設定に使用する CultureInfo。

passwordChar

パスワード文字列に入力された文字用に表示される Char。

allowPromptAsInput

プロンプト文字を入力として許可する場合は true。それ以外の場合は false。

解説

このコンストラクタを使用することは、System.ComponentModel.MaskedTextProvider(String,CultureInfo,Boolean,Char,Char,Boolean) コンストラクタを次のように呼び出すこととまったく同じです。

MaskedTextProvider(mask , culture, allowPromptAsInput, '_', passwordChar, false)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MaskedTextProvider クラス
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
Mask
Culture
PasswordChar
AllowPromptAsInput

MaskedTextProvider コンストラクタ (String, CultureInfo)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したマスクとカルチャを使用して、MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    mask As String, _
    culture As CultureInfo _
)

Visual Basic (使用法)

Dim mask As String
Dim culture As CultureInfo

Dim instance As New MaskedTextProvider(mask,
 culture)

C#

public MaskedTextProvider (
    string mask,
    CultureInfo culture
)

C++

public:
MaskedTextProvider (
    String^ mask, 
    CultureInfo^ culture
)

J#

public MaskedTextProvider (
    String mask, 
    CultureInfo culture
)

JScript

public function MaskedTextProvider (
    mask : String, 
    culture : CultureInfo
)

パラメータ

mask

入力マスクを表す String。

culture

地域によって異なる区切り記号の設定に使用する CultureInfo。

解説

このコンストラクタを使用することは、System.ComponentModel.MaskedTextProvider(String,CultureInfo,Boolean,Char,Char,Boolean) コンストラクタを次のように呼び出すこととまったく同じです。

MaskedTextProvider(mask , culture, true, '_', '\0', false)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MaskedTextProvider クラス
MaskedTextProvider メンバ
System.ComponentModel 名前空間
Mask
Culture

MaskedTextProvider プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	IsPassword	書式設定された文字列に、パスワードによる保護を適用する必要があるかどうかを決定する値を取得または設定します。
	Item	書式設定された文字列内の指定した位置にある要素を取得します。
	LastAssignedPosition	マスクに割り当てられている右端の入力文字のマスク内のインデックスを取得します。
	Length	マスク修飾子文字を除いたマスクの長さを取得します。
	Mask	入力マスクを取得します。
	MaskCompleted	すべての必須入力が、書式設定された文字列に入力されているかどうかを示す値を取得します。
	MaskFull	すべての必須入力と省略可能な入力が、書式設定された文字列に入力されているかどうかを示す値を取得します。
	PasswordChar	実際の入力文字を置き換える文字を取得または設定します。
	PromptChar	使用できるすべての編集位置に対してユーザー入力がないことを表す際に使用する文字を取得または設定します。
	ResetOnPrompt	プロンプト文字と一致する入力文字を処理する方法を決定する値を取得または設定します。
	ResetOnSpace	空白入力文字を処理する方法を決定する値を取得または設定します。
	SkipLiterals	マスク内のリテラル文字の位置を、同じ値で上書きできるかどうかを示す値を取得または設定します。

参照

関連項目

MaskedTextProvider クラス
System.ComponentModel 名前空間
MaskedTextBox
MaskedTextBox.MaskedTextProvider
Mask

MaskedTextProvider メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Add	オーバーロードされます。 書式設定された文字列に、入力文字または入力文字列を追加します。
	Clear	オーバーロードされます。 書式設定された文字列から、すべての入力文字を消去します。
	Clone	現在の MaskedTextProvider のコピーを作成します。
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	FindAssignedEditPositionFrom	指定した検索方向で、指定した位置より後にある、入力が割り当てられた最初の編集可能な位置を返します。
	FindAssignedEditPositionInRange	指定した検索方向で、指定した 2 つの位置の間にある、入力が割り当てられた最初の編集可能な位置を返します。
	FindEditPositionFrom	指定した検索方向で、指定した位置より後にある最初の編集可能な位置を返します。
	FindEditPositionInRange	指定した検索方向で、指定した 2 つの位置の間にある最初の編集可能な位置を返します。
	FindNonEditPositionFrom	指定した検索方向で、指定した位置より後にある最初の編集不可能な位置を返します。
	FindNonEditPositionInRange	指定した検索方向で、指定した 2 つの位置の間にある最初の編集不可能な位置を返します。
	FindUnassignedEditPositionFrom	指定した検索方向で、指定した位置より後にある、入力が割り当てられていない最初の編集可能な位置を返します。
	FindUnassignedEditPositionInRange	指定した検索方向で、指定した 2 つの位置の間にある、入力が割り当てられていない最初の編集可能な位置を返します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetOperationResultFromHint	指定した MaskedTextResultHint が、成功または失敗のどちらを示しているかを判断します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	InsertAt	オーバーロードされます。 書式設定された文字列内の特定の位置に文字または文字列を挿入します。
	IsAvailablePosition	指定した位置を入力の割り当てに使用できるかどうかを判断します。
	IsEditPosition	指定した位置が編集可能かどうかを判断します。
	IsValidInputChar	指定した文字が有効な入力文字かどうかを判断します。
	IsValidMaskChar	指定した文字が有効なマスク文字かどうかを判断します。
	IsValidPasswordChar	指定した文字が有効なパスワード文字かどうかを判断します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	Remove	オーバーロードされます。 書式設定された文字列から、割り当てられた最後の文字を削除します。
	RemoveAt	オーバーロードされます。 書式設定された文字列から、割り当てられた 1 つ以上の文字を削除します。
	Replace	オーバーロードされます。 書式設定された文字列内の 1 つ以上の編集可能な文字を指定した文字に置き換えます。
	Set	オーバーロードされます。 書式設定された文字列に指定した入力文字列を設定します。
	ToDisplayString	表示できる形式で書式設定された文字列を返します。
	ToString	オーバーロードされます。 オーバーライドされます。 書式設定された文字列を返します。
	VerifyChar	指定した文字を指定した位置に正常に設定できるかどうかをテストします。
	VerifyEscapeChar	指定した文字が指定した位置でエスケープされるかどうかをテストします。
	VerifyString	オーバーロードされます。 指定した文字列を正常に設定できるかどうかをテストします。

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

MaskedTextProvider クラス
System.ComponentModel 名前空間
MaskedTextBox
MaskedTextBox.MaskedTextProvider
Mask

MaskedTextProvider メンバ

MaskedTextBox コントロールなど、マスクをサポートする多数のコントロールで使用できるマスク解析サービスを表します。

MaskedTextProvider データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	MaskedTextProvider	オーバーロードされます。 MaskedTextProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	IsPassword	書式設定された文字列に、パスワードによる保護を適用する必要があるかどうかを決定する値を取得または設定します。
	Item	書式設定された文字列内の指定した位置にある要素を取得します。
	LastAssignedPosition	マスクに割り当てられている右端の入力文字のマスク内のインデックスを取得します。
	Length	マスク修飾子文字を除いたマスクの長さを取得します。
	Mask	入力マスクを取得します。
	MaskCompleted	すべての必須入力が、書式設定された文字列に入力されているかどうかを示す値を取得します。
	MaskFull	すべての必須入力と省略可能な入力が、書式設定された文字列に入力されているかどうかを示す値を取得します。
	PasswordChar	実際の入力文字を置き換える文字を取得または設定します。
	PromptChar	使用できるすべての編集位置に対してユーザー入力がないことを表す際に使用する文字を取得または設定します。
	ResetOnPrompt	プロンプト文字と一致する入力文字を処理する方法を決定する値を取得または設定します。
	ResetOnSpace	空白入力文字を処理する方法を決定する値を取得または設定します。
	SkipLiterals	マスク内のリテラル文字の位置を、同じ値で上書きできるかどうかを示す値を取得または設定します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Add	オーバーロードされます。 書式設定された文字列に、入力文字または入力文字列を追加します。
	Clear	オーバーロードされます。 書式設定された文字列から、すべての入力文字を消去します。
	Clone	現在の MaskedTextProvider のコピーを作成します。
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	FindAssignedEditPositionFrom	指定した検索方向で、指定した位置より後にある、入力が割り当てられた最初の編集可能な位置を返します。
	FindAssignedEditPositionInRange	指定した検索方向で、指定した 2 つの位置の間にある、入力が割り当てられた最初の編集可能な位置を返します。
	FindEditPositionFrom	指定した検索方向で、指定した位置より後にある最初の編集可能な位置を返します。
	FindEditPositionInRange	指定した検索方向で、指定した 2 つの位置の間にある最初の編集可能な位置を返します。
	FindNonEditPositionFrom	指定した検索方向で、指定した位置より後にある最初の編集不可能な位置を返します。
	FindNonEditPositionInRange	指定した検索方向で、指定した 2 つの位置の間にある最初の編集不可能な位置を返します。
	FindUnassignedEditPositionFrom	指定した検索方向で、指定した位置より後にある、入力が割り当てられていない最初の編集可能な位置を返します。
	FindUnassignedEditPositionInRange	指定した検索方向で、指定した 2 つの位置の間にある、入力が割り当てられていない最初の編集可能な位置を返します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetOperationResultFromHint	指定した MaskedTextResultHint が、成功または失敗のどちらを示しているかを判断します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	InsertAt	オーバーロードされます。 書式設定された文字列内の特定の位置に文字または文字列を挿入します。
	IsAvailablePosition	指定した位置を入力の割り当てに使用できるかどうかを判断します。
	IsEditPosition	指定した位置が編集可能かどうかを判断します。
	IsValidInputChar	指定した文字が有効な入力文字かどうかを判断します。
	IsValidMaskChar	指定した文字が有効なマスク文字かどうかを判断します。
	IsValidPasswordChar	指定した文字が有効なパスワード文字かどうかを判断します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	Remove	オーバーロードされます。 書式設定された文字列から、割り当てられた最後の文字を削除します。
	RemoveAt	オーバーロードされます。 書式設定された文字列から、割り当てられた 1 つ以上の文字を削除します。
	Replace	オーバーロードされます。 書式設定された文字列内の 1 つ以上の編集可能な文字を指定した文字に置き換えます。
	Set	オーバーロードされます。 書式設定された文字列に指定した入力文字列を設定します。
	ToDisplayString	表示できる形式で書式設定された文字列を返します。
	ToString	オーバーロードされます。 オーバーライドされます。 書式設定された文字列を返します。
	VerifyChar	指定した文字を指定した位置に正常に設定できるかどうかをテストします。
	VerifyEscapeChar	指定した文字が指定した位置でエスケープされるかどうかをテストします。
	VerifyString	オーバーロードされます。 指定した文字列を正常に設定できるかどうかをテストします。

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

MaskedTextProvider クラス
System.ComponentModel 名前空間
MaskedTextBox
MaskedTextBox.MaskedTextProvider
Mask