JHR / AHR関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 16:06 UTC 版)
「電光超特急ヒカリアン」の記事における「JHR / AHR関係者」の解説
富士見鉄雄(ふじみ てつお) 声 - 檜山修之 ヒカリアンたちから基地を引き継いだ現在のJHR基地の司令官。船の模型の製作が趣味。しかし、ヒカリアンたちやブラックエクスプレスに壊されるのがパターンギャグになっている。見た目とは裏腹な昼行灯だが、いざという時は頼りになるらしい。一人称は「オレ」。 松田暁美(まつだ あけみ) 声 - 栗原みきこ JHR基地オペレーター。華奢な外見からは想像できない大食漢で、いつも何か食べている。父親は建設会社の社長。親戚が温泉旅館を経営している。16話では、基地を失ってさまよっていたブラックエクスプレスを、(変装していたため)彼とは知らず実家に招いた事がある。その際、母親の発案で彼とお見合いをさせられてしまうが、二人ともまんざらでもない様子を見せていた。一人称は「私(わたくし)」。 竹田時定(たけだ ときさだ) 声 - 渋谷茂 キザな色男で、常にバラを持っている。JHRのプログラマーらしいが活躍は少なく、大抵いつも電話で歯が浮くような台詞で女性を口説いている。第13話では「ブラッチャーたちとのバカバカしい戦いが好きだった」と前線から退き、やさぐれた暮らしを送っていたものの、暁美の説得もあってJHRガルーダで出撃。その後、記憶喪失になってしまったが、チャイナドレス姿のミナヨを見て記憶を取り戻した。一人称は「オレ」。 梅田笛太郎(うめだ てきたろう) 声 - 葛城政典 JHRのメカニック。少々太っている小柄な体格の青年で、司令室にテントを持ち込んでいる。ヒカリアンたちのよき理解者でもある。ミナヨに気があるが、ミナヨには嫌がられている。「ロリコン」という声もあるが、彼の年齢自体不詳なので真相は不明。あっちこっちで携帯電話の番号を教えているらしいが、誰からもかかってこない。ウエストたちからは呼び捨て、のぞみなどからは「梅田隊員」と呼ばれている。暁美曰く「竹田隊員と梅田隊員がお休みだと、いつもにまして基地が静か」とのこと。一人称は「ボク」。 新橋テツユキ(しんばし-) 声 - 成瀬誠 前作の主人公。学歴は不詳。アメリカのヒカリアン組織「AHR」の創立者で局長。前作でのぞみと将来JHRの運転士になる事を約束したが、“前作と本作品の『空白の時間』”中に『自由の国』へ単身渡り、そこで厳しい現実を知ってしまい性格が様変わりした事でJHRの運転士への夢を忘れ、ロサンゼルスの裏界隈で友人ボブとピンポンダッシュなどの悪戯をして過ごしていたが、ある日、街中でアパートメントからビル清掃作業員を救出する現場で、面前ではしご車がヒカリアンと化したAHRレスキューとの出会いにより、AHRを設立。レスキューとタッグを組んでアメリカ各地でレスキュー活動を行う様になるが、現在のところ隊員は彼と副官にあたるボブと、レスキューを含めて3人しかおらず、ロサンゼルスの裏通りにある寂れたビルが拠点である。救難活動をビジネスとして行い、自分やAHRの力量を過信したり、事あるごとに報酬として高額な金銭を要求したり、ケンタやJHRの面々、果てはかつてのパートナーにして大親友だった筈ののぞみを見下すなど傲慢且つ利己的な性格に変貌してしまっている。本人はかつての自分を「お人好しな正義ごっこ」だったと卑下しているが、その反面、帰国する以前の段階でAHRレスキューを伴い、のぞみを“昔のよしみ”としてサングラス姿で救ったり、AHRレスキューと共にJHRの面々に訓練を施す、追い込まれたガルーダに窮地を脱するためのアドバイスを送る、居場所に困ったブラッチャールジュニアをJHRから庇いケンタ達と彼らの友情を尊重するなど、心の底ではかつての正義感や優しさを失っていない節も見せている。また、前述のAHR設立までに繰り広げていた悪戯を「暴れ回る」と表現するなど根本的に稚拙で、抜けた部分は以前と然程変わっていない(言うなれば、少々たちが悪く、素直でない捻くれ者になってしまっただけといえる)。また、ミナヨに対しては比較的以前と変わらない態度で接しているが、当の本人は綺麗サッパリ忘れられてしまっていた。 JHRの呼び寄せにより空港(旅客機)利用でレスキューをともない帰国。空港で出迎えたのぞみと再会するも、突き放した態度を取って彼に衝撃を与える。また、のぞみからかつての素直で純粋な性格に戻って欲しいと説得されるが聞き入れず、JHRとの契約交渉も報酬が折り合わず決裂。以降、秋葉原のビジネスホテルに滞在するが資金が底をつき一時的にJHR基地の隅で密かに生活を送りながら、相変わらず素直でない態度をとりながらも、一先ずJHRと協力するなどしていた。 第50話で突如、のぞみ・つばさ・E4を除いてケンタと喧嘩したウエストを含むJHRのヒカリアン達に好待遇を提示してAHRにヘッドハンティングさせる活動を開始。ガルーダをベースに開発した牛若丸を操り、JHRから仕事を奪う等して、JHRやケンタ、のぞみ達と本格的に対立する形となってしまう。 だが最終話で、とある出来事が原因でJHR、AHR共に市井の人々から糾弾されてしまう事態が発生したのをきっかけに、JHR、AHRの垣根を捨て共闘すべきと訴えるケンタからの申し出に合意。最終的には(前作同様)シルバーエクスプレスとの戦いを通じ、お互いの本当に信じる物が同じであることを悟り、のぞみと和解する。一人称は「オレ」。
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