Fujiyama Gangsta Paradise
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/03 01:23 UTC 版)
「ブラック・ラグーン」の記事における「Fujiyama Gangsta Paradise」の解説
鷲峰雪緒(わしみね ゆきお) 声 - 桑島法子 関東和平会「鷲峰組」前組長・鷲峰龍三(わしみね りゅうぞう)の娘。 ハイデッガーなどの哲学関係の書籍を好むごく普通の読書家の女子高生だったが、共同戦線を敷く筈だった「ホテル・モスクワ」と鷲峰組が袂を分かったことなどから事件に巻き込まれ、やがて自ら組長の座に就くことを決意する。アニメ版では、あらかじめ渡されていたトカレフの代わりにスチェッキン自動拳銃を手にする。銀次とレヴィの壮絶な決闘の後、鷲峰組組長としてホテル・モスクワとの抗争を終わらせるけじめをつけるため、散った銀次の刀で自らの喉を突いて自決する。 松崎銀次(まつざき ぎんじ) 声 - 梁田清之 鷲峰組の若頭代行。白鞘の日本刀を武器に拳銃相手でも圧倒的な戦い振りを見せる凄腕の剣術使いで、発砲され飛来する弾丸を切り捨てるという神業的な芸当もできる。かつては「人斬り銀次」と呼ばれ、近在の極道者を震え上がらせたが、現在はテキ屋が主な仕事。誰よりも雪緒の身を案じ、鷲峰龍三亡き後、雪緒の保護者役をしていた。料理が得意。雪緒が裏社会に関わらずにすむよう、カタギの人生を歩めるようにしてきた。レヴィとの決闘では最後の最後で迷いが生じ、結果的に命を落とす事となったものの、互角以上の戦いを演じたばかりかレヴィを戦闘不能な迄に追い込み、事実上の敗北宣言とも取れる台詞を引き出した。また、その戦闘でレヴィの「ソード・カトラス」の片方を真っ二つに斬っている。 坂東次男(ばんどう つぎお) 声 - 西村知道 鷲峰組の若頭。先代没後、圧力を強める親の「香砂会」から組を守るために、先代が嫌っていた「外道」を進んで行う。さらにホテル・モスクワと手を結び香砂会に対する巻き返しを図るが、そのホテル・モスクワが暴走を始めたために、結果的に敵を増やすこととなってしまう。その落とし前を付けるために単身バラライカに挑み、命を散らす。雪緒が普通の生活を送れるよう、生活費や高校の学費などあらゆる工面を行ってきたらしい。もともと関西の組織に属してきたが、なんらかのトラブルで関東に流れてきた所を鷲峰組先代に保護され、彼なりに受けた恩義を返そうと行動していたことが作中の本人の台詞から窺える。第5巻のおまけ漫画で、関西出身であることが判明。「なんどいや?」という言葉遣いから兵庫県姫路市出身の可能性が指摘されている。 吉田(よしだ) 声 - 三宅健太 鷲峰組の構成員。義理人情に厚く、坂東の弟分。第5巻のおまけ漫画で、関西出身であることが判明。 坂東亡き後の鷲峰組を銀次と共に任されたが、チャカの暴走・造反により、殺害される。 チャカ 声 - 高木渉 鷲峰組の構成員。ホスト風の派手な格好で、鷲峰組の酒場の経営者。それなりのレベルの英会話をこなす事ができる。普段は人懐っこい表情を見せるが、本性は軽薄下劣でキレると何をしでかすか分からない男。チーマーや暴走族といった不良達の後ろ盾になり、手下にしている。早撃ちを得意とするガンマンで、レヴィに興味を持つが、レヴィからは西部劇を気取ったスタイルから「見栄っ張りの大馬鹿」「クソ袋」などと酷評される。鷲峰組とホテル・モスクワとの対立関係が始まった時、組をあっさり裏切って手下達とともに雪緒を誘拐しボウリング場に立て篭もるが、手下をレヴィと銀次に皆殺しにされ、レヴィに決闘を申し込むも拒絶された挙句、彼女の挑発に誘導された形で銀次と決闘。しかし、撃った銃弾を日本刀で真っ二つに切られ、両手を切断されてプールに突き落とされ溺死。愛銃はスタームルガー・ブラックホークだが、何故かダブルアクションしているため、スタームルガー・レッドホークの可能性もある。 岡崎(おかざき) 声 - 奈良徹 チャカに率いられる不良の一人。ボウリング場の銃撃戦でレヴィに命乞いをするも、聞き入れられず射殺される。 花田(はなだ) 声 - 中村悠一 チャカに率いられる不良の一人。些細なことで雪緒に執拗に暴力を振るうなど、グループの中でも特に粗暴な青年。ボウリング場での銃撃戦で金属バットでレヴィに殴りかかるが避けられ、銀次に斬殺される。 香砂政巳(こうさ まさみ) 声 - 田中正彦 関東和平会香砂会会長。ホテル・モスクワと共闘を持ちかけるが、バラライカの「気が変わった」ため射殺される。 両角(もろずみ) 声 - 中田雅之 香砂会構成員で、香砂政巳のボディーガード。バラライカに銃を見せるよう迫られ、丸腰の状態で射殺される。 スタームルガー P85とアキュ・テック HC-380を持っていたが、同士討ちに偽装するべく、それぞれボリスとバラライカによって構成員殲滅に使われた。 ヴァシリ・ラプチェフ 声 - 小島敏彦 ホテル・モスクワ日本支部の頭目で、元KGB。実力より上納金でのし上がってきた男で日本での勢力拡大や他の組織との抗争も満足に出来ず、バラライカにこんな場所ひとつ治められないのかと呆れられている。そのバラライカが情報部上がり嫌いということもあり、派遣されてきた彼女と対立を深め、バラライカの裏工作によって大頭目に切り捨てられた挙句、銀次らの襲撃で部下を全滅させられ、本人も斬殺される。 真希(まき) 声 - 河原木志穂 雪緒の後輩。漫画では「まきちゃん」とひらがなで呼ばれている(漢字はアニメ版のスタッフロールより)。雪緒が鷲峰組を継ぎ、高校を去る際に何が起こったか分からず、ただ泣き崩れるだけだった。
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