E.C.陸上新戦術研究機関“デュランダル”
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「フロントミッションシリーズの登場人物」の記事における「E.C.陸上新戦術研究機関“デュランダル”」の解説
Armor Tactics Research Corps. Durandal エルザ・エリアーヌ (Elsa Eliane) 登場作品:『4th』 年齢:22歳(2096年時) 国籍:E.C.フランス 身体:168cm・52kg ♀ 身分:「デュランダル」新入隊員(コールサイン:アロー6)。元フランス陸軍曹長。 WAPコード:Verseau(水瓶座) 初期搭乗WAP:ゼニス 『4th』E.C.側主人公。素直で明るい性格で、まだ若いため道義にはうるさいが、正義感が強い。 機械工学分野には疎かったが、元々志願入隊から一年でWAPパイロットに転向するだけの実力もあり、その腕を買われて入隊する。ただし、従軍時の実戦経験はない。未婚。 彼女の家族は全員軍人か軍属で彼女が軍に入ったのはそのことが大きい。小説版によると、WAPパイロットを目指したのは、他の部隊よりも実戦の機会が高く、なおかつ安全であった(WAPパイロットは生存率が高い)ため。 当時、フランス軍のWAP部隊は貧弱で、WAPを使用した戦術も熟成されていなかったため、上司に「デュランダル」への編入を勧められ、これを快諾して入隊した。フランス軍としては、彼女がより多くの戦術をデュランダルで身につけ、WAPのエキスパートとして戻ってくることを期待している。 ジード・エルガー (Zead Elger) 登場作品:『4th』 年齢:45歳(2096年時) 国籍:E.C.イギリス 身体:180cm・87kg ♂ 身分:「デュランダル」隊員(コールサイン:ファーザー1)。元イギリス軍中佐。 WAPコード:Squire(従者) 初期搭乗WAP:ワイルドゴート 「デュランダル」の事実上のリーダー。メンバーにとっては公私共に渡る父親的存在としてもなくてはならない存在である。自分に厳しい性格だが、他者には丁重に接し、同僚にそれを押し付けることは無い。 過去にグレーザー率いるドイツ陸軍部隊と共同で対テロ作戦を実行するも、グレーザーの強引な鎮圧により、部下を失った経歴を持つ。アリソン次官とはその時からの付き合い。 ハーミーズ・スタージェス (Hermes Sturges) 登場作品:『4th』 年齢:20歳(2096年時) 国籍:U.S.N. 身体:170cm・65kg ♂ 身分:「デュランダル」隊員(コールサイン:ファーザー2) WAPコード:Charon 初期搭乗WAP:ギザ いつも積極的かつ陽気な性格だが、議論に熱くなると子供っぽくなってしまう。従軍歴は無いが、飛び級で大学を卒業後、民間企業へ就職するが、その後イギリスへ渡り「デュランダル」へスカウトされる。電算技術にかけては天才的で、高いハッキング技術を持ち、シミュレーションプログラムも独自に開発した。父はU.S.N.政府官僚(小説版によると伯父はU.S.N.国務長官)。小説版では、リンクシステムの開発も行った。 ラトーナ・ラディオーナ・ヴァシレフ (Latona Radiona Vasilev) 登場作品:『4th』 年齢:28歳(2096年時) 国籍:ザーフトラ共和国 身体:173cm・60kg ♀ 身分:「デュランダル」隊員(コールサイン:アロー2)。元ザーフトラ共和国軍中尉。 WAPコード:Koroleva(女王) 初期搭乗WAP:ストークMk.IV 自分にも他人にも厳しく、他者に軽蔑されることを嫌う性格。軍生活が長かったためか口調や仕草は男っぽい。 元はデュランダル発足時にザーフトラ共和国から派遣されたWAPパイロットだったが、サカタインダストリィ事件発覚により、祖国への信頼を失い、退役。叔父セルゲイはウクライナのニコラエフ市で貿易商を営んでいる。 ディーター・ボッシュ (Dieter Bosch) 登場作品:『4th』 年齢:34歳(2096年時) 国籍:E.C.ドイツ 身体:175cm・76kg ♂ 身分:「デュランダル」隊員(コールサイン:アロー3)。元ドイツ軍中尉。 WAPコード:Nachtauge(夜目・暗視) 初期搭乗WAP:タトゥー ドイツ軍出身で、ヴァグナー少佐とは士官学校の同期。作戦立案能力が高く評価され将来を嘱望されていたが、官僚的な権力争いに疑問を感じ、出世に無関心な態度をとり続けた。呑気な性格はその現れである。戦闘においても前面に出るのではなく、支援に回るタイプで、周囲にはおとなしい印象を与える。電算技術に関してもハーミーズ程ではないが、高い技術を有する。 ベック・カノーヴァ (Beck Canova) 登場作品:『4th』 年齢:30歳(2096年時) 国籍:E.C.イタリア 身体:178cm・79kg ♂ 身分:「デュランダル」隊員(コールサイン:アロー4)。 WAPコード:Prodezza(功績) 初期搭乗WAP:ゼルト 元プロサッカー選手で怪我で引退後、一時苦悩した時期もあったが一念発起。大学で人間工学と生理学を学び、医療研究部の助手として採用される。その後、自ら希望し戦術部に転属。軍務経験が全く無いので軍人出身の隊員とはソリが合わないことも多いが、イタリア人らしい陽気さで隊を和ませる。 ロバート (Robert) 登場作品:『4th』 輸送機パイロット。元イギリス空軍出身であり、デュランダルには給料の良さに惹かれ応募したことをきっかけに採用される。腕は一流で、取り回しに苦労する大型輸送機でU.S.N.海軍の迎撃ミサイルをすり抜けながら、WAPの空中投下が出来るほど。FM5ではこの際の活躍が曲解され、U.S.N軍で一時期「ウチの艦隊にカミカゼアタックを仕掛けてきた隊がいた。デュランダルとはとんでもない戦術を研究する機関らしい」という噂が流れた。
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