その他周辺機器及び既存兵器との発展
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 16:03 UTC 版)
「ヴァンツァー」の記事における「その他周辺機器及び既存兵器との発展」の解説
戦車 1916年の誕生以来200年近くを経た戦車は、現在に比べて構造自体は変わっていない。WAPに比べると火力と装甲で勝っており、市街戦ではWAPに分があるが、遮蔽物のない、真正面から撃ち合うような戦闘では戦車に軍配が上がる。また、技術躍進の成果もあって、WAPより安価に製造する事が可能となっている。 主な製品:BT-02 クアラベ等 ヘリ 地形に左右されない戦闘ヘリは、WAPにとっても充分な脅威となる。そのため、WAPは広い射界と優秀なアビオニクスによる高い対空能力を有する事になった。 また、一部の軍では大型のスリングヘリに複数のWAPを吊り下げ、輸送する等といった事も行われている。 主な製品:ハーン・シリーズ等 航空機 WAP運用において航空支援は重要であり、例としてあげるならE.C.陸上新戦術研究機関“デュランダル”は最大6機までWAPを格納できる航空機を保有しており、装備を変更することで簡易的な支援を行うなどした。ステルス技術も躍進しており、ザーフトラ空挺部隊の保有する航空機はE.C.防空網をすり抜けるだけの性能を有した。 シリーズ劇中では戦闘機・輸送機の区分無くVTOL機が主流であり、必武が注目を集めるなどした。航空機メーカーとしてはセンダー社等が有名であり、同社は空挺に適したWAP開発を行っている。 主な製品:ケールー・シリーズ等 輸送車 WAP運用を行う上で、自走して現地に赴くことは稀である。U.S.N.が保有する標準的な輸送車の場合、寝かせた状態で最大3機まで格納することが出来る。また、大漢中では民間のトレーラーに擬装して敵地においてWAPを展開させた例がある。 潜水艦 WAP部隊を秘密裏に移動させる手段として用いられる。また、一部では魚雷やミサイルの弾頭をWAPを搭載可能なカプセルに変え、敵地へ射出する戦法も用いられている。 揚陸艦 構造自体は現代の上陸用舟艇と大差ないが、WAP運用に当たってはより大型化されたものが使われる。 支援ポッド 2093年、霧島重工が開発した歩行車両。全長はWAPの半分の3m程度で、ブロック規格も適用されていない。WAPの機能の多くが省略されているが、安価さが特徴で、主に第三国に輸出されたベストセラーとなった。主に補給や整備用として運用され、戦闘用ではないが、自衛用に軽量な機銃程度の装備なら可能。 主な製品:SP10・シリーズ等 歩兵用対WAP兵器 関節など脆弱な箇所を狙う対WAP用ライフル等が開発されている。 地雷 対戦車地雷の発展型と思われる。WAPの前身であるWAWは、地雷処理車両として開発されたという経緯があるが、こちらが処理するのは対人地雷である。 スモーク等 WAPの視界を塞いだり、ミサイルの誘導を無力化するべく用いられている。 リペア用品 パイロットスーツ WAPのコクピットは狭く振動と共に過酷な戦場を隔てるため、パイロットスーツは防御面で耐火性能等に重点をおいて設計。また、火器管制等の用途にヘルメット一体型のバイザーも支給されている。
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