その他周辺諸国の姫・武将他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 14:38 UTC 版)
「アシガール」の記事における「その他周辺諸国の姫・武将他」の解説
松丸 阿湖(まつまる あこ) / 阿湖姫 松丸家の姫君。容姿、性格とも優れており、海道一の手弱女(たおやめ)と評判。忠清の婚約者として黒羽城に来るが、ライバルである唯とは馬が合う。その後、成之と恋仲となり結婚する。 松丸 義次(まつまる よしつぐ) 阿湖姫の兄で、松丸家次男。織田信長に屈するしか無かった松丸家を憂う一方、妹には幸せになって欲しいと願っている。 高山 宗鶴(こうやま むねつる) 羽木家と敵対する戦国大名、高山家の殿様。禿頭とつり上がった目が特徴。強硬かつ好戦的な性格で、羽木忠高を目の敵にし小垣を度々攻め、羽木憎しから相賀を引き入れる。高山の本城は、長沢城。 高山 宗熊(こうやま むねくま) 宗鶴の息子で高山家の若君。高圧的な父親の下で育ったせいか、大男なのに小心者(しかし人が良く気も良い)。阿湖姫に化けた唯を気に入り、足軽姿の唯もすぐ気が付くほど。羽木家との和睦に応じる。 坂口 信広(さかぐち のぶひろ) 高山家家臣。羽木成之、如古坊と組んで、吉田城で忠清を暗殺しようとした。成之のことは「羽木を束ねる器量も人望もない」と評している。 野上 元丞(のがみ げんじょう) 北嶺山一帯を拠点とする国衆。羽木に追いやられた元領主の家柄。酒好き。 野上 元継(のがみ もとつぐ) 野上元丞の息子。忠清との約定に従い、窮地に陥った羽木家を助ける。 平念(へいねん)和尚 高山領内の山奥に建つ寺の和尚で、70を越えた老僧。忠清、唯らを助けるが、皮肉にもその結果、寺を失う羽目になる。この時の功により、羽木領内に新たな寺を建ててもらう予定だった。 奇念(きねん) 平念和尚の寺の小僧で、性格の良い少年(唯より2、3歳年下)。のち諸国を旅し上人と呼ばれる高僧となり、40年後に故郷の大手山で平生寺を開く。また慶長七年(1602年)、忠清の供養塔も建立する。テレビドラマには登場しない。 相賀 一成(あいが かずなり) 織田家の武将。高山宗鶴を調略し、黒羽・高山・松丸一帯を手に入れる。忠清を気に入って婿に迎えようとするも、目の前で消えられ失敗。 御月 晴永(みつき はるなが) 羽木忠高の伯父に当たる、緑合(ろくごう)の領主。永禄四年時、すでに69歳の高齢。唯一の息子・康永を病気で亡くしたため、甥である忠高に御月家を継がせようとする。 志喜 正綱(しき まさつな) 織田家の家臣で、温和で誠実な好人物。しかし一方で、切れ者としても知られる。御月家との間で、交渉兼連絡役を務める。 室屋 与十郎(むろや よじゅうろう) 地侍。高山家が織田家に降ったその隙を突き、村上城を乗っ取る。攻め寄せた御月勢を、降伏を装い罠に嵌めようとするも、唯と柿市惣左衛門の働きで失敗。城を落とされて生け捕りにされた。 柿市 惣左衛門(かきいち そうざえもん) 旧御月家の家臣で、その中では随一の健脚。地侍・室屋与十郎の罠を味方に知らせるため、馬では通れぬ近道を使うことを提案。女と侮っていた唯の、自分を凌ぐ健脚に驚くことになる。
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