BRP 57 Sierra Madreとは? わかりやすく解説

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シエラマドレ号

読み方:シエラマドレごう
別名:シエラマドレ
英語:Sierra MadreBRP Sierra Madre、BRP 57 Sierra Madre

南シナ海スプラトリー諸島南沙諸島)にあるセカンド・トーマス礁座礁している、フィリピン海軍所有戦車揚陸艦沈没はしていないが、内部浸水しているとされている。セカンド・トーマス礁は、フィリピンではアユンギン礁中国では仁愛礁呼ばれており、領有権争われているが、シエラマドレ号が紛争火種になっているとする見方もある。

シエラマドレ号は1999年セカンド・トーマス礁座礁し2014年3月現在に至るまで撤去されていないフィリピンは、セカンド・トーマス礁自国排他的経済水域EEZ)に含まれるとの主張根拠に、海兵隊員をシエラマドレ号に常駐させ、セカンド・トーマス礁実効支配している。中国側はシエラマドレ号の撤去要求し続けてきたが、フィリピン側は部品欠乏などを理由撤去行ってこなかった。1999年座礁自体が、セカンド・トーマス礁領有権確保するために故意行われたとする説もある。

2013年中国政府セカンド・トーマス礁周辺海域軍艦監視船を派遣したのをきっかけに、フィリピン政府中国政府非難応酬繰り広げ緊張が高まることとなった当初フィリピン政府数十人の将校をシエラマドレ号に駐屯させていたと見られているが、中国環球時報はこの時、駐屯するフィリピン軍が「12人もいない」とする記事掲載している。

2014年3月中国海警局は初めて、フィリピンのシエラマドレ号に対す物資供給阻止する行動起こした中国側主張によると、物資供給船が建築材積んでおり、それが現状変更、すなわち2002年中国ASEANの「行動宣言違反相当するという。建築材はシエラマドレ号の修繕に必要との見方もあるが、一方で中国フィリピン側が環礁上で建築行い、さらに支配強めることを警戒しているとの見方もある。

なお、セカンド・トーマス礁にはシエラマドレ号だけでなく、ベンケット号という別のフィリピン海軍所有戦車揚陸艦座礁している。セカンド・トーマス礁中国フィリピンの他にも、中華民国台湾)、ベトナム主権主張している。

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