49歳で自死とは? わかりやすく解説

49歳で自死

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:01 UTC 版)

清水由貴子」の記事における「49歳で自死」の解説

2009年4月21日静岡県駿東郡小山町冨士霊園にある父親墓前で、硫化水素充満した黒いポリ袋を顔に被せた状態で自殺しているのが見つかった49歳没。死亡時刻前日20日午後5時頃。その傍ら要介護母親車椅子座った状態で残されており、一時意識失っていたが命に別状はなかった。 前日20日日中父親墓参りに行くという由貴子と母親を、夜勤シフトのため同行できなかった妹が玄関先見送っているが、その後は姉の携帯何度電話かけても連絡取れず翌日午前中に仕事終え帰宅してもまだ戻ってていないことを不審思った妹が霊園側に問い合わせたことによって発見されたものである霊園側から折り返し連絡を受け、搬送先へ直行した妹と元・マネージャーによって同日本人母親であることがそれぞれ確認された。 遺書書かれていた「東京では葬儀あげない下さい」という本人遺志通り4月24日同県御殿場市密葬営まれ相本久美子角川博櫻井淳子黒部幸英八波一起らが参列した戒名介護続けた母へ愛情満ちた人生意味する「慈孝由和清大姉(じこうゆうせいだいし)」。25日には同所葬儀・告別式営まれ親族や「欽ちゃんの週刊欽曜日」で共演した佐藤B作らも参列当時弔問訪れることができなかった萩本欽一からも供花捧げられた。 生前明るイメージとは結びつかないショッキングな清水亡くなり方は芸能界だけでなく世間にも衝撃与え自殺発見から一夜明けた22日テレビスポーツ紙上で大きく取り上げられた。あまりにも突然の訃報に「スター誕生!」でのオーディションの時からを知りデビュー後自身冠番組欽ちゃんドラマ・Oh!階段家族!!」、「欽ちゃんの週刊欽曜日」、「悠々くらぶ」(1991年から放送NHK情報バラエティー番組)で3度共演するなど、関係の深かった萩本欽一絶句し当初ノーコメントだった。その6日後の4月27日放送された、TBS系みのもんたの朝ズバッ!」で本は、清水亡くなる前年10月20数年ぶりの手紙をもらっていたことを明かした本は「最後にこれから頑張るからね』と書いてあったけど、何かの叫びだったのかなぁ」と何もしてあげられなかったことを悔やみ、「ユッコちゃんは“いい子”にくたびれたのかな。だけど、最後はちょっと悪い子だったな。もうちょっと頑張ってほしかった」と涙ぐみながらコメントしていた。 清水同期デビューで「フレッシュ三人娘」と呼ばれた親友榊原郁恵動揺大きいためマスコミの対応出来ず高田みづえ(現・荒磯親方夫人)も連絡取れない状態だった。さらに、夫婦共に清水交流があった歌手タレント湯原昌幸荒木由美子夫妻ショック隠せず「辛い事があっても笑い飛ばす人だった。(母の介護に)どんな想いだったんだろうかと思うと切ない」と語っていた。 萩本欽一番組共演しデュエット曲リリースした小西博之は、自殺報道直後清水対し自殺で死ぬなんて、僕は一生ユッコ許さない天国なんかに絶対にかせない冥福も祈らない。僕が引き戻してやるから」と涙ながら怒りに声を震わせ清水通夜葬儀欠席していた。それから6年後、2015年5月1日TBS系爆報! THE フライデー」に出演した小西は、同番組内清水の7回忌初め墓参りしたことを明かす小西は「僕はユッコちゃんに助けられたけど、僕はユッコちゃんを助けられなかった。それが悔しくて」と、清水気遣うことが出来なかった自分自身懺悔しつつ、「話聞いてあげればよかった。ごめんな」と清水謝罪しながら号泣していた。 同年11月17日実妹良子ブックマン社から「介護うつお姉ちゃん、なんで死んじゃったの―」(ISBN 978-4893087287)を上梓。「周囲には一切弱音を吐かなかった」と実姉由貴子の姿を振り返りながらも、介護による孤立自殺の防止訴え続けている。なお、一命取り留めた清水実母は翌2010年9月17日都内病院79歳で亡くなった

※この「49歳で自死」の解説は、「清水由貴子」の解説の一部です。
「49歳で自死」を含む「清水由貴子」の記事については、「清水由貴子」の概要を参照ください。

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