2019年6月~7月:複数の大規模デモ、デモ本格化とは? わかりやすく解説

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2019年6月~7月:複数の大規模デモ、デモ本格化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:46 UTC 版)

2019年-2020年香港民主化デモ」の記事における「2019年6月~7月:複数の大規模デモ、デモ本格化」の解説

詳細は「2019年6月9日香港逃亡犯条例改正案反対デモ」、「2019年6月12日香港逃亡犯条例改正案反対デモ」、および「2019年6月16日香港逃亡犯条例改正案反対デモ」を参照 5月民間人権陣線6月9日3度目のデモ予定していることを発表立法会議員の毛孟静(中国語版)(香港本土中国語版所属民主派の一員)は参加呼びかけ30万人上の参加目標とした。 6月9日3度目のデモ予定通り実施され主催者発表103万人警察発表24万人参加しいずれも2003年7月以降では最多となった6月9日デモでは午後3時よりヴィクトリアパークから立法会総合ビルまで移動する予定だったが、予想上の人数により午後2時20分に前倒し開始午後10時まで続いた当日主催者呼び掛けで、大勢参加者が「光明」を象徴する白服着用していた。なお、103香港人口の1割以上に相当するが、香港政府同日午後11時に6月12日第二読会予定変更せず改正案にはいかなる変更加えない発表した報道においてはこの日(6月9日以降デモ本格化したと表現する場合もある。 海外でも6月8日オーストラリアパースデモ実施され、翌9日以降からは9か国19都市トロントバンクーバーカルガリーニューヨークロサンゼルスサンフランシスコワシントンD.C.ボストンシカゴシドニーメルボルンブリスベンキャンベラロンドンベルリンパリ東京台北ソウル)でデモ実施された。 6月12日朝8時頃、添馬公園集会していた市民立法会第二読会阻止すべく、夏慤道(中国語版)と竜和道中国語版)を占拠しようとし、警察ビーンバッグ弾鎮圧試み20人以上が負傷する結果となり、そのうち多くが頭を撃たれていた。香港電台運転手1人催涙弾命中して頭を負傷一時心臓停止するほどの重傷だったが後に快方向かった警察少なくとも11人を逮捕、さらに警察官病院派遣して治療受けているデモ参加者逮捕しようとするに至った。この行動を受け、医界の数組織合同声明発し警察官医者看護師邪魔して治療遅延させ、医界と患者の間の信用破壊していると批判した一連のデモ隊への過剰な実力行使主導したルパート・ドーヴァー警視警察イギリス人上級幹部批判浴びた同日の夜、香港テレビ局無綫電視林鄭月娥インタビュー放送林鄭月娥インタビュー通じて、「息子がわがままに騒ぎ起こしているのを母が見過ごすことはできない」としてデモ批判した。しかし今度は「香港お母さんたちによる請願書」が発され請願書発表から16時間後には3万人署名した14日夜にもチャーター・ガーデン(中国語版)で「香港媽媽反送中集氣大會」(香港お母さんによる反送中激励大会)が実施され主催者発表で6,000人以上が、警察発表で980人が参加した6月13日民間人権陣線6月16日デモ実施発表主目的逃亡犯条例改正案の完全撤回逮捕されデモ参加者釈放とした。 6月15日夜、デモ参加した男性凌杰(中国語版)がパシフィックプレイス(英語版)の屋上から落下し搬送先の病院死亡した6月16日デモ予定通り実施され主催者発表200万と1人(「1人」は15日落下死した男性を指す)が、警察発表338千人参加した参加者主催者呼び掛けで、12日警察による鎮圧非難する象徴として黒服着用しデモ行進をしていた。以降黒服デモ者の特徴となり、それからの集会デモ衝突にも黒服着用している参加者多数存在している。なお、ブラック・ブロックという戦術実践する為でもあった。 6月30日警察支持する集会もあったが、主催者発表最大約16.5警察発表で5.3万人参加した7月1日デモ隊香港立法会一時占拠し2日警官隊強制排除行った7月21日元朗駅午後10時半ごろ、白い服に覆面姿の男達三合会構成員見られている)がデモ参加者の特徴である黒い服の人々を襲撃して、木の棒または刀で殴りつけるなどの暴行をしたが、警察現場到着したのは事件30分以上であり、意図的に遅れて到着したと疑う被害者もいた。デモ参加者巻き込まれ利用客含めた45人が負傷した。この日は大規模デモ呼びかけられており、その前々日ごろから元朗では親中派市民によるレノンウォール破壊デモ隊への襲撃予告があったため、事件計画的なものだったとされている。また事件後、デモ隊襲撃黒幕目され地元立法会議員ユニウス・ホウの両親の墓が荒らされる事件起きたが、この事件背景にはデモ隊襲撃実行犯グループの中でユニウス・ホウに不満を持った人物による内部犯行説指摘されている。

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