2004 Monaco Grand Prixとは? わかりやすく解説

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2004年モナコグランプリ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 08:24 UTC 版)

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 2004年モナコグランプリ
レース詳細
日程 2004年シーズン第6戦
決勝開催日 5月23日
開催地 モンテカルロ市街地コース
モナコ モンテカルロ
コース長 3.340km
レース距離 77周(257.180km)
決勝日天候 晴れ(ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1'13.985
ファステストラップ
ドライバー ミハエル・シューマッハ
タイム 1'14.439(Lap 23)
決勝順位
優勝
2位
3位

2004年モナコグランプリ(2004 Monaco Grand Prix)は、2004年F1世界選手権の第6戦として、2004年5月23日モンテカルロ市街地コースで開催された。

予選

結果

順位 No ドライバー チーム タイム
1 7 ヤルノ・トゥルーリ ルノー 1:13.985
2 4 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズBMW 1:14.345 +0.360
3 9 ジェンソン・バトン BARホンダ 1:14.396 +0.411
4 8 フェルナンド・アロンソ ルノー 1:14.408 +0.423
5 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 1:14.516 +0.531
6 6 キミ・ライコネン マクラーレンメルセデス 1:14.592 +0.607
7 2 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ 1:14.716 +0.731
8 10 佐藤琢磨 BARホンダ 1:14.827 +0.842
9 5 デビッド・クルサード マクラーレンメルセデス 1:14.951 +0.966
10 3 ファン・パブロ・モントーヤ ウィリアムズBMW 1:15.039 +1.054
11 11 ジャンカルロ・フィジケラ ザウバーペトロナス 1:15.352 +1.367
12 14 マーク・ウェバー ジャガーコスワース 1:15.725 +1.740
13 17 オリビエ・パニス トヨタ 1:15.859 +1.874
14 15 クリスチャン・クリエン ジャガーコスワース 1:15.919 +1.934
15 16 クリスチアーノ・ダ・マッタ トヨタ 1:16.169 +2.184
16 12 フェリペ・マッサ ザウバーペトロナス 1:16.248 +2.263
17 18 ニック・ハイドフェルド ジョーダンフォード 1:16.488 +2.503
18 19 ジョルジオ・パンターノ ジョーダンフォード 1:17.443 +3.458
19 21 ゾルト・バウムガルトナー ミナルディコスワース 1:20.060 +6.075
20 20 ジャンマリア・ブルーニ ミナルディコスワース 1:20.115 +6.130
  • No.4はエンジン交換のため10グリッド降格ペナルティ

決勝

結果

スタート前、トヨタのパニスのマシンにトラブルが発生、スタートがディレイとなり、1周減算され77周のレースとなった。初ポールのトゥルーリは難なくスタートを決め、もう1台のルノーのアロンソもスタートの蹴り出しでバトンをかわし、ルノーが1-2体制となる。また、佐藤が抜群のスタートを見せ、7番手からバトンの後ろ、4位まで順位を上げた。オープニングラップ、クリエンがヘアピンでクラッシュ。その際、マシンのノーズにつけていたダイヤを紛失してしまう(盗難の可能性もあるが、これは解決していない)。その後、佐藤のマシンから白煙が上がり続けるが、佐藤はレースを続ける。しかし3周目、遂にエンジンがブロー。その煙で減速したクルサードにフィジケラが追突。煙が消えたころ、フィジケラのマシンは逆さまの状態で現れた。フィジケラ本人にケガは無かったが、この状況を見ていたバリチェロは、「もっと早く旗を出すべきだった」と語っている。

3周で4台が消える波乱のレースとなったが、波乱はまだまだ続き、ウェバー、パンターノ、ブルーニ、ライコネンらがリタイア。マクラーレンはまたしても2台全滅となった。そんな中、トンネルで周回遅れのラルフをかわそうとしたアロンソがクラッシュ。ルノー1-2体制が崩れた。ここでセーフティーカーが入り、トップはミハエル。前人未到の開幕6連勝が現実味を帯びてきた。

しかし、セーフティーカーラン中に、ミハエルのマシンが壊れた状態でトンネルから出てきた。タイヤを温めようと加減速を繰り返していたミハエルに、モントーヤが追突してしまい、リタイアに終わった。

レース終盤、トゥルーリとバトン、共に初優勝を賭けたデッドヒートが繰り広げられる。最後はトゥルーリが逃げ切り、自身初優勝をポールトゥウィンで飾った。トゥルーリは自身のルノーのマシンにキスをするなど、喜びを爆発させた。

2位にバトン、3位にバリチェロが入った。バリチェロは誕生日レースを表彰台で締めくくった。

以下、モントーヤ、マッサ、ダ・マッタ、ハイドフェルド、パニスまでが入賞。6位以下のドライバーは全て今シーズン初入賞となった。バウムガルトナーが9位、ラルフが10位完走扱いとなった。

順位 No ドライバー チーム 周回数 タイム/リタイア グリッド ポイント
1 7 ヤルノ・トゥルーリ ルノー 77 1:45:46.601 1 10
2 9 ジェンソン・バトン BARホンダ 77 +0.497 2 8
3 2 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ 77 +1:15.766 6 6
4 3 ファン・パブロ・モントーヤ ウィリアムズBMW 76 +1 Lap 9 5
5 12 フェリペ・マッサ ザウバーペトロナス 76 +1 Lap 16 4
6 16 クリスチアーノ・ダ・マッタ トヨタ 76 +1 Lap 15 3
7 18 ニック・ハイドフェルド ジョーダンフォード 75 +2 Laps 17 2
8 17 オリビエ・パニス トヨタ 74 +3 Laps 13 1
9 21 ゾルト・バウムガルトナー ミナルディコスワース 71 +6 Laps 19  
10 4 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズBMW 69 ギアボックス 12  
Ret 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 45 接触 4  
Ret 8 フェルナンド・アロンソ ルノー 41 クラッシュ 3  
Ret 6 キミ・ライコネン マクラーレンメルセデス 27 空力 5  
Ret 20 ジャンマリア・ブルーニ ミナルディコスワース 15 ギアボックス 20  
Ret 19 ジョルジオ・パンターノ ジョーダンフォード 12 ギアボックス 18  
Ret 14 マーク・ウェバー ジャガーコスワース 11 ギアボックス 11  
Ret 10 佐藤琢磨 BARホンダ 2 エンジン 7  
Ret 5 デビッド・クルサード マクラーレンメルセデス 2 接触 8  
Ret 11 ジャンカルロ・フィジケラ ザウバーペトロナス 2 接触 10  
Ret 15 クリスチャン・クリエン ジャガーコスワース 0 接触 14  

脚注


前戦
2004年スペイングランプリ
FIA F1世界選手権
2004年シーズン
次戦
2004年ヨーロッパグランプリ
前回開催
2003年モナコグランプリ
モナコグランプリ 次回開催
2005年モナコグランプリ

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