2006年ヨーロッパグランプリとは? わかりやすく解説

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2006年ヨーロッパグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 18:22 UTC 版)

 2006年ヨーロッパグランプリ
レース詳細
日程 2006年シーズン第5戦
決勝開催日 5月7日
開催地 ニュルブルクリンク
ニュルブルク
コース長 5.148km
レース距離 60周(308.88km)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:29.816
ファステストラップ
ドライバー ミハエル・シューマッハ
タイム 1:32.099
決勝順位
優勝
2位
3位
金曜日のニック・ハイドフェルド

2006年ヨーロッパグランプリは、2006年F1世界選手権第5戦として、2006年5月7日ニュルブルクリンクで開催された。

金曜フリー走行

チーム 国籍 ドライバー
ウィリアムズ-コスワース アレクサンダー・ヴルツ
ホンダ アンソニー・デビッドソン
レッドブル-フェラーリ ロバート・ドーンボス
BMWザウバー ロバート・クビサ
MF1-トヨタ エイドリアン・スーティル
トロ・ロッソ-コスワース ニール・ジャニ
スーパーアグリ-ホンダ 無し

予選

From [1]:

順位 国籍 ドライバー コンストラクター Q3 Q2 Q1
1 フェルナンド・アロンソ ルノー 1:29.816 1:30.336 1:31.138
2 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 1:30.028 1:30.013 1:31.235
3 フェリペ・マッサ フェラーリ 1:30.407 1:30.732 1:31.921
4 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1:30.754 1:30.469 1:31.671
5 キミ・ライコネン マクラーレン-メルセデス 1:30.933 1:30.203 1:31.263
6 ジェンソン・バトン ホンダ 1:30.940 1:30.755 1:31.420
7 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1:31.419 1:30.733 1:31.809
8* ジャック・ヴィルヌーヴ BMWザウバー 1:31.542 1:30.865 1:31.545
9 ファン・パブロ・モントーヤ マクラーレン-メルセデス 1:31.880 1:30.671 1:31.774
10† マーク・ウェバー ウィリアムズ-コスワース 1:33.405 1:30.892 1:31.712
11 ラルフ・シューマッハ トヨタ 1:30.944 1:31.470
12† ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ-コスワース 1:31.194 1:32.053
13 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 1:31.197 1:31.574
14 デヴィッド・クルサード レッドブル-フェラーリ 1:31.227 1:31.742
15 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー 1:31.422 1:31.457
16 ヴィタントニオ・リウッツィ トロ・ロッソ-コスワース 1:31.728 1:32.651
17 クリスチャン・クリエン レッドブル-フェラーリ 1:32.901
18 クリスチャン・アルバース MF1-トヨタ 1:32.936
19 スコット・スピード トロ・ロッソ-コスワース 1:32.992
20 ティアゴ・モンテイロ MF1-トヨタ 1:33.658
21 佐藤琢磨 スーパーアグリ-ホンダ 1:35.239
22 フランク・モンタニー スーパーアグリ-ホンダ 1:46.505

注:

  • * ジャック・ヴィルヌーヴはジャンカルロ・フィジケラをブロックしたとして、予選3回目の上位3ラップが無効とされた。この結果ヴィルヌーヴは9番手スタートとなった。
  • † マーク・ウェバーとニコ・ロズベルグはエンジンを交換したため、日曜の決勝は10番降格となった。彼らはそれぞれ19位、22位からスタートとなった。

決勝

展開

前レースに続いて、フェラーリのシューマッハと、ルノーのアロンソのトップ争いとなった。

シューマッハは今回はルノーを追う立場になる。アロンソは逃げ、1回目のピットインではアロンソがシューマッハとの間の順位変更を阻止することに成功するが、2回目のピットストップではシューマッハに先行された。3位にはシューマッハのチームメイト、マッサが表彰台に上がるが、これはマッサにとってはF1初の表彰台となった。

最後尾からスタートしたロズベルグは巧みな戦略もあり自身2度目のポイント獲得となるが、これが自身にとっては今シーズン最後の入賞になってしまう。

このレースではFIAの勧告もあり、スーパーアグリは井出ではなく、元ルノーのテストドライバーであるモンタニーがデビュー(その後井出はライセンスを剥奪された)。2004年日本グランプリ以来となるフランス人のグリッド復帰となるが予選タイムでは最下位、レースでも中盤にマシントラブルでリタイヤした。ほかマクラーレン・メルセデスのモントーヤ、トヨタのラルフ・シューマッハらもエンジンを壊しリタイヤとなった。

レース結果

From [2]:

順位 No 国籍 ドライバー チーム 周回 タイム グリッド ポイント
1 5 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 60 1:35:58.765 2 10
2 1 フェルナンド・アロンソ ルノー 60 +3.751 1 8
3 6 フェリペ・マッサ フェラーリ 60 +4.447 3 6
4 3 キミ・ライコネン マクラーレン-メルセデス 60 +4.879 5 5
5 11 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 60 +1:12.586 4 4
6 2 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 60 +1:14.116 11 3
7 10 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ-コスワース 60 +1:14.565 22 2
8 17 ジャック・ヴィルヌーヴ BMWザウバー 60 +1:29.364 9 1
9 8 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 59 +1 Lap 7
10 16 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー 59 +1 Lap 13
11 21 スコット・スピード トロ・ロッソ-コスワース 59 +1 Lap 17
12 18 ティアゴ・モンテイロ MF1-トヨタ 59 +1 Lap 18
13 19 クリスチャン・アルバース MF1-トヨタ 59 +1 Lap 16
Ret 7 ラルフ・シューマッハ トヨタ 52 エンジン 10
Ret 4 ファン・パブロ・モントーヤ マクラーレン-メルセデス 52 エンジン 8
Ret 22 佐藤琢磨 スーパーアグリ-ホンダ 45 ハイドロリック 20
Ret 23 フランク・モンタニー スーパーアグリ-ホンダ 29 ハイドロリック 21
Ret 12 ジェンソン・バトン ホンダ 28 エンジン 6
Ret 15 クリスチャン・クリエン レッドブル-フェラーリ 28 ギアボックス 15
Ret 9 マーク・ウェバー ウィリアムズ-コスワース 12 ハイドロリック 19
Ret 14 デヴィッド・クルサード レッドブル-フェラーリ 2 接触によるダメージ 12
Ret 20 ヴィタントニオ・リウッツィ トロ・ロッソ-コスワース 0 接触によるダメージ 14

第5戦終了時点でのランキング

注:1位から5位まで

参照

  1. ^ Domenjoz, Luc et al.. Formula One Yearbook 2006-2007. Chronosports S.A.. p. 110. ISBN 2-84707-110-5 
  2. ^ a b c Domenjoz, Luc et al.. Formula One Yearbook 2006-2007. Chronosports S.A.. p. 113. ISBN 2-84707-110-5 

外部リンク

前戦
2006年サンマリノグランプリ
FIA F1世界選手権
2006年シーズン
次戦
2006年スペイングランプリ
前回開催
2005年ヨーロッパグランプリ
ヨーロッパグランプリ 次回開催
2007年ヨーロッパグランプリ



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