2007年中国グランプリとは? わかりやすく解説

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2007年中国グランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 20:49 UTC 版)

 2007年中国グランプリ
レース詳細
日程 2007年シーズン第16戦
決勝開催日 10月9日
開催地 上海インターナショナルサーキット
中華人民共和国 上海市
コース長 5.451km
レース距離 56周(305.066km)
決勝日天候 雨→曇り(ウェット→ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1'35.908
ファステストラップ
ドライバー フェリペ・マッサ
タイム 1'37.454(Lap 56)
決勝順位
優勝
2位
3位

2007年中国グランプリは、2007年F1世界選手権第16戦として、2007年10月7日中華人民共和国・上海市上海インターナショナルサーキットで開催された。正式名称は2007 FORMULA1 Sinopec Chinese Grand Prix

予選

展開

Q1

Q2

Q3

結果

順位 No ドライバー チーム マシン Q1 Q2 Q3
1 2 ルイス・ハミルトン マクラーレン MP4-22 1'35.798 1'35.898 1'35.908
2 6 キミ・ライコネン フェラーリ F2007 1'35.692 1'35.381 1'36.044
3 5 フェリペ・マッサ フェラーリ F2007 1'35.792 1'35.796 1'36.221
4 1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン MP4-22 1'35.809 1'35.845 1'36.576
5 14 デビッド・クルサード レッドブル RB3 1'35.930 1'36.252 1'37.619
6 11 ラルフ・シューマッハ トヨタ TF107 1'37.135 1'36.709 1'38.013
7 15 マーク・ウェバー レッドブル RB3 1'37.199 1'36.602 1'38.153
8 9 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー F1.07 1'36.737 1'36.217 1'38.455
9 10 ロバート・クビサ BMWザウバー F1.07 1'36.309 1'36.116 1'38.472
10 7 ジェンソン・バトン ホンダ RA107 1'37.092 1'36.771 1'39.285
11 18 ヴィタントニオ・リウッツィ トロ・ロッソ STR2 1'37.047 1'35.862
12 19 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ STR2 1'37.006 1'36.891
13 12 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ TF107 1'37.209 1'36.959
14 4 ヘイキ・コバライネン ルノー R27 1'37.225 1'36.991
15 23 アンソニー・デビッドソン スーパーアグリ SA07 1'37.203 1'37.247
16 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ FW29 1'37.144 1'37.483
17 8 ルーベンス・バリチェロ ホンダ RA107 1'37.251
18 3 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー R27 1'37.290
19 17 アレクサンダー・ヴルツ ウィリアムズ FW29 1'37.456
20 22 佐藤琢磨 スーパーアグリ SA07 1'38.218
21 20 エイドリアン・スーティル スパイカー F8-VII 1'38.668
22 21 山本左近 スパイカー F8-VII 1'39.336
  • コンディション:晴れ/ドライ,気温31℃,路面温度45℃
  • Car No.19は公式予選でCar No.4のアタックを妨害したとして5グリッド降格ペナルティ

決勝

展開

台風の接近により、決勝当日は雨が降ったり止んだりの気象条件となった。ヘビーレイン用タイヤを選んだスパイカーの2台を除き、各車スタンダードウェットタイヤを装着してグリッドに並んだ。

ポールシッターのハミルトンはスタートから好調で、15周目の最初のピットインまでに2位ライコネンに9秒弱の差をつけた。両者ともタイヤ交換は行わず、燃料再給油のみでピットアウトした。

その後、ハミルトンはリアタイヤの磨耗により大幅にペースダウン。タイヤは内部構造がみえるほど酷使されていたが、マクラーレンチームはピットへ呼び戻すタイミングを誤った。ハミルトンは29周目にライコネンにかわされ、31周目にピットインしようとしたが、ピットロード入り口のクランクを曲がり切れずグラベルにはみだし、その場でリタイアとなった。

ライコネンは今季5勝目を挙げ、絶望的と思われたチャンピオン獲得の可能性を再びたぐりよせた。2位のアロンソも1週間前の日本GPでリタイアした失点を挽回し、ハミルトンとの差を4ポイントに縮めた(ハミルトン107pt. アロンソ103pt. ライコネン100pt.)。

トロ・ロッソはベッテル4位、リウッツィ6位とチーム初のダブル入賞を果たし、コンストラクターズランキングを7位に上げた。

ウィリアムズのブルツはこのレースを最後にF1引退を表明し、最終戦は中嶋一貴にシートを譲ることになった。

結果

順位 No ドライバー チーム 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 6 キミ・ライコネン フェラーリ 56 1:37'58.395 2 10
2 1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 56 +9.806 4 8
3 5 フェリペ・マッサ フェラーリ 56 +12.891 3 6
4 19 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 56 +53.509 17 5
5 7 ジェンソン・バトン ホンダ 56 +1'08.666 10 4
6 18 ヴィタントニオ・リウッツィ トロ・ロッソ 56 +1'13.673 11 3
7 9 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー 56 +1'14.224 8 2
8 14 デビッド・クルサード レッドブル 56 +1'20.750 5 1
9 4 ヘイキ・コバライネン ルノー 56 +1'21.186 13
10 15 マーク・ウェバー レッドブル 56 +1'24.685 7
11 3 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 56 +1'26.683 18
12 17 アレクサンダー・ヴルツ ウィリアムズ 55 +1 Lap 19
13 12 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 55 +1 Lap 12
14 22 佐藤琢磨 スーパーアグリ 55 +1 Lap 20
15 8 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 55 +1 Lap 16
16 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 54 +2 Laps 15
17 21 山本左近 スパイカー 53 +3 Laps 22
DNF 10 ロバート・クビサ BMWザウバー 33 油圧系 9
DNF 2 ルイス・ハミルトン マクラーレン 30 スピン 1
DNF 11 ラルフ・シューマッハ トヨタ 25 スピン 6
DNF 20 エイドリアン・スーティル スパイカー 24 アクシデント 21
DNF 23 アンソニー・デビッドソン スーパーアグリ 11 ブレーキ 14

ファステストラップ:フェリペ・マッサ 1'37.454(Lap 56)(平均車速201.362km/h)

  • コンディション:雨→曇り/ウェット→ドライ, 気温30℃,路面温度31℃
  • タイムの単位は、「時間:分'秒.000」
  • 差の単位は「分'秒.000」
  • 情報は公式サイト・Yahoo!によるもの。

関連項目

前戦
2007年日本グランプリ
FIA F1世界選手権
2007年シーズン
次戦
2007年ブラジルグランプリ
前回開催
2006年中国グランプリ
中国グランプリ 次回開催
2008年中国グランプリ



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