2007年ヨーロッパグランプリとは? わかりやすく解説

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2007年ヨーロッパグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 05:04 UTC 版)

 2007年ヨーロッパグランプリ
レース詳細
日程 2007年シーズン第10戦
決勝開催日 7月22日
開催地 ニュルブルクリンク
ドイツ ニュルブルク
コース長 5.148km
レース距離 60周(308.88km)
決勝日天候 大雨→晴れ(ウエット→ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1'31.450
ファステストラップ
ドライバー フェリペ・マッサ
タイム 1'32.853(Lap 34)
決勝順位
優勝
2位
3位

2007年ヨーロッパグランプリは、2007年F1世界選手権第10戦として、2007年7月22日ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された。 正式名称は2007FORMULA1 Grand Prix of Europe

レース前

スパイカーはついにクリスチャン・アルバースに見切りをつけ、マルクス・ヴィンケルホックをF1デビューさせる。契約はこの1戦だけで、彼にとってはこれが唯一のF1出走となった。

予選

展開

Q1

Q2

Q3

Q3開始9分47秒にルイス・ハミルトンがクラッシュを起こし赤旗中断となる。約30分の中断の後、残り5分13秒で再開した。

結果

順位 No ドライバー チーム マシン Q1 Q2 Q3
1 6 キミ・ライコネン フェラーリ F2007 1'31.522 1'31.237 1'31.450
2 1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン MP4-22 1'31.074 1'30.983 1'31.741
3 5 フェリペ・マッサ フェラーリ F2007 1'31.447 1'30.912 1'31.778
4 9 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー F1.07 1'31.889 1'31.652 1'31.840
5 10 ロバート・クビサ BMWザウバー F1.07 1'31.961 1'31.444 1'32.123
6 15 マーク・ウェバー レッドブル・レーシング RB3 1'32.629 1'31.661 1'32.476
7 4 ヘイキ・コバライネン ルノー R27 1'32.594 1'31.783 1'32.478
8 12 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ TF107 1'32.381 1'31.859 1'32.501
9 11 ラルフ・シューマッハ トヨタ TF107 1'32.446 1'31.843 1'32.570
10 2 ルイス・ハミルトン マクラーレン MP4-22 1'31.587 1'31.185 1'33.833
11 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ FW29 1'32.117 1'31.978
12 17 アレクサンダー・ヴルツ ウィリアムズ FW29 1'32.173 1'31.996
13 3 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー R27 1'32.378 1'32.010
14 8 ルーベンス・バリチェロ ホンダ RA107 1'32.674 1'32.221
15 23 アンソニー・デビッドソン スーパーアグリ SA07 1'32.793 1'32.451
16 22 佐藤琢磨 スーパーアグリ SA07 1'32.678 1'32.838
17 7 ジェンソン・バトン ホンダ RA107 1'32.938
18 19 スコット・スピード スクーデリア・トロ・ロッソ STR2 1'33.038
19 18 ヴィタントニオ・リウッツィ スクーデリア・トロ・ロッソ STR2 1'33.148
20 14 デビッド・クルサード レッドブル・レーシング RB3 1'33.151
21 20 エイドリアン・スーティル スパイカー F8-VII 1'34.500
22 21 マルクス・ヴィンケルホック スパイカー F8-VII 1'35.940
  • コンディション:曇り時々晴れ/ドライ,気温22℃路面温度36℃
  • タイムの単位は、「分'秒.000」
  • 情報は公式サイト・Yahoo!によるもの

決勝

展開

スタート直後に降り出した雨で路面コンディションが悪化する中、まず1周目を終える際にピットインしようとしたキミ・ライコネンがオーバーランしピットイン出来ないハプニングが発生、雨がさらに激しさを増す中、3周目第1コーナーでジェンソン・バトンを皮切りにルイス・ハミルトンエイドリアン・スーティルニコ・ロズベルグスコット・スピードアンソニー・デビッドソン、さらにセーフティーカーが出動した直後にヴィタントニオ・リウッツィと、実に7台が次々とスピンしてコースアウト、デビッドソンとハミルトンを除く5台はそのまま棄権するという異常事態となり、赤旗中断となった。

雨のなかウェットタイヤに履き替えていたヴィンケルホックが首位を快走、スパイカーF1としては珍しいラップリードをマーク。

結果

順位 No ドライバー チーム 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 60 2:06'26.358 2 10
2 5 フェリペ・マッサ フェラーリ 60 +8.155 3 8
3 15 マーク・ウェバー レッドブル・レーシング 60 +1'05.674 6 6
4 17 アレクサンダー・ヴルツ ウィリアムズ 60 +1'05.937 12 5
5 14 デビッド・クルサード レッドブル・レーシング 60 +1'13.656 20 4
6 9 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー 60 +1'20.298 4 3
7 10 ロバート・クビサ BMWザウバー 60 +1'22.415 5 2
8 4 ヘイキ・コバライネン ルノー 59 +1 Lap 7 1
9 2 ルイス・ハミルトン マクラーレン 59 +1 Lap 10
10 3 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 59 +1 Lap 13
11 8 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 59 +1 Lap 14
12 23 アンソニー・デビッドソン スーパーアグリ 59 +1 Lap 15
13 12 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 59 +1 Lap 8
DNF 6 キミ・ライコネン フェラーリ 34 油圧系 1
DNF 22 佐藤琢磨 スーパーアグリ 19 油圧系 16
DNF 11 ラルフ・シューマッハ トヨタ 18 アクシデント 9
DNF 21 マルクス・ヴィンケルホック スパイカー 13 油圧系 22
DNF 7 ジェンソン・バトン ホンダ 2 スピン 17
DNF 20 エイドリアン・スーティル スパイカー 2 スピン 20
DNF 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 2 スピン 11
DNF 19 スコット・スピード スクーデリア・トロ・ロッソ 2 スピン 18
DNF 18 ヴィタントニオ・リウッツィ スクーデリア・トロ・ロッソ 2 スピン 19

ファステストラップ:フェリペ・マッサ 1'32.853(Lap 34)(平均車速199.592km/h)

  • コンディション:曇り→雨→晴れ→雨/ドライ→ウェット→ドライ→ウェット,気温19℃,路面温度30℃
  • タイムの単位は、「時間:分'秒.000」
  • 差の単位は「分'秒.000」
  • 決勝レース5周目に激しい雨のため赤旗中断となる。現地時間の14時35分にセーフティーカー・ランにより再開した。
  • 情報は公式サイト・Yahoo!によるもの

関連項目

前戦
2007年イギリスグランプリ
FIA F1世界選手権
2007年シーズン
次戦
2007年ハンガリーグランプリ
前回開催
2006年ヨーロッパグランプリ
ヨーロッパグランプリ 次回開催
2008年ヨーロッパグランプリ



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