2006年イギリスグランプリとは? わかりやすく解説

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2006年イギリスグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 08:37 UTC 版)

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 2006年イギリスグランプリ
レース詳細
日程 2006年シーズン
決勝開催日 6月11日
開催地 シルバーストン・サーキット
イングランド ノーサンプトンシャー
コース長 5.141km
レース距離 60周(308.355km)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:20.253
ファステストラップ
ドライバー フェルナンド・アロンソ
タイム 1:21.599
決勝順位
優勝
  • フェルナンド・アロンソ
2位
3位

2006年イギリスグランプリは、2006年F1世界選手権第8戦として、2006年6月11日にシルバーストン・サーキットで開催された。

観戦チケットの売れ行きは悪く、レースは地元のジェンソン・バトンが不調であった昨シーズンに比べ、かなり早く予定されていた。またそのスケジュールはワールドカップ、イングランドの初戦と重なることとなった。

バトンは予選で不調を囲い、19番手でスタートすることとなった。バトンのホンダは9ラップ目にオイル漏れのため出火し、リタイヤすることとなった。スコットランド人のデヴィッド・クルサードはアンダーステアに苦しめられていた。

フェルナンド・アロンソはハットトリック(ポールポジション、優勝、ファステストラップ)を記録した最初のスペイン人ドライバーかつ最年少ドライバー(24歳10ヶ月と13日)になった。

また、このレースは女性がピット作業を担当した初めてのレースとなった。ミッドランドF1のティアゴ・モンテイロがピットストップした際、ITVのピットレポーター、ルイーズ・グッドマンが左リヤタイヤの交換を担当した。

レースは1ラップ目でスコット・スピードがハンガー・ストレートの入り口において、ラルフ・シューマッハのトヨタがマーク・ウェバーをパスしようとしたときに接触した。シューマッハとウェバーはリタイヤし、スピードはピットまでたどり着いたもののそのままガレージに入ることとなった。

予選

From [1]:

順位 国籍 ドライバー コンストラクター Q3 Q2 Q1
1 フェルナンド・アロンソ ルノー 1:20.253 1:20.271 1:21.018
2 キミ・ライコネン マクラーレン-メルセデス 1:20.397 1:20.497 1:21.648
3 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 1:20.574 1:20.659 1:22.096
4 フェリペ・マッサ フェラーリ 1:20.764 1:20.846 1:21.647
5 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 1:20.919 1:20.594 1:22.411
6 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1:20.943 1:20.929 1:22.965
7 ラルフ・シューマッハ トヨタ 1:21.073 1:21.043 1:22.886
8 ファン・パブロ・モントーヤ マクラーレン-メルセデス 1:21.107 1:20.816 1:22.169
9 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー 1:21.329 1:20.629 1:21.670
10 ジャック・ヴィルヌーヴ BMWザウバー 1:21.599 1:20.672 1:21.637
11 デヴィッド・クルサード レッドブル-フェラーリ 1:21.442 1:22.424
12 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ-コスワース 1:21.567 1:23.083
13 ヴィタントニオ・リウッツィ トロ・ロッソ-コスワース 1:21.699 1:22.685
14 クリスチャン・クリエン レッドブル-フェラーリ 1:21.990 1:22.773
15 スコット・スピード トロ・ロッソ-コスワース 1:22.076 1:22.541
16 ティアゴ・モンテイロ MF1-トヨタ 1:22.207 1:22.860
17 マーク・ウェバー ウィリアムズ-コスワース 1:23.129
18 クリスチャン・アルバース MF1-トヨタ 1:23.210
19 ジェンソン・バトン ホンダ 1:23.247
20 佐藤琢磨 スーパーアグリ-ホンダ 1:26.158
21 フランク・モンタニー スーパーアグリ-ホンダ 1:26.316
22 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ No time

決勝

From [2]:

順位 No 国籍 ドライバー チーム 周回 タイム グリッド ポイント
1 1 フェルナンド・アロンソ ルノー 60 1:25:51.927 1 10
2 5 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 60 +13.951 3 8
3 3 キミ・ライコネン マクラーレン-メルセデス 60 +18.672 2 6
4 2 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 60 +19.976 5 5
5 6 フェリペ・マッサ フェラーリ 60 +31.559 4 4
6 4 ファン・パブロ・モントーヤ マクラーレン-メルセデス 60 +1:04.769 8 3
7 16 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー 60 +1:14.594 9 2
8 17 ジャック・ヴィルヌーヴ BMWザウバー 60 +1:18.299 10 1
9 10 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ-コスワース 60 +1:19.008 12
10 11 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 59 +1 lap 6
11 8 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 59 +1 lap 22
12 14 デヴィッド・クルサード レッドブル-フェラーリ 59 +1 lap 11
13 20 ヴィタントニオ・リウッツィ トロ・ロッソ-コスワース 59 +1 lap 13
14 15 クリスチャン・クリエン レッドブル-フェラーリ 59 +1 lap 14
15 19 クリスチャン・アルバース MF1-トヨタ 59 +1 lap 18
16 18 ティアゴ・モンテイロ MF1-トヨタ 58 +2 laps 16
17 22 佐藤琢磨 スーパーアグリ-ホンダ 57 +3 laps 20
18 23 フランク・モンタニー スーパーアグリ-ホンダ 57 +3 laps 21
Ret 12 ジェンソン・バトン ホンダ 8 Oil leak 19
Ret 21 スコット・スピード トロ・ロッソ-コスワース 1 Collision damage 15
Ret 7 ラルフ・シューマッハ トヨタ 0 Collision 7
Ret 9 マーク・ウェバー ウィリアムズ-コスワース 0 Collision 17

第8戦終了時点でのランキング

注:1位から5位まで

参照

  1. ^ Domenjoz, Luc et al.. Formula One Yearbook 2006-2007. Chronosports S.A.. p. 132. ISBN 2-84707-110-5 
  2. ^ a b c Domenjoz, Luc et al.. Formula One Yearbook 2006-2007. Chronosports S.A.. p. 135. ISBN 2-84707-110-5 

外部リンク


前戦
2006年モナコグランプリ
FIA F1世界選手権
2006年シーズン
次戦
2006年カナダグランプリ
前回開催
2005年イギリスグランプリ
イギリスグランプリ 次回開催
2007年イギリスグランプリ



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