2000年代〜とは? わかりやすく解説

2000年代〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 05:43 UTC 版)

シンガーソングライター」の記事における「2000年代〜」の解説

シンガーソングライター」という表現使われ始めて長年経過したが、この表現は再び誇り持って非常に多く使われるようになった2000年代頃よりテレビ朝日ミュージックステーション』は、自作自演歌手シンガーソングライター紹介することが多くオリコンCD売り上げ1位記録を「女性シンガー・ソングライターとして○○以来快挙」等と報道したり、専門学校音楽スクールに「シンガーソングライター科」等が置かれたりするのは、「シンガーソングライター」という言葉自体定着しているといえるまた、モーニング娘。市井紗耶香が「シンガーソングライターなりたい」と、モーニング娘。卒業したり、中村あゆみシンガーソングライター名曲カバーアルバム発売等は、シンガーソングライター先人リスペクトする事例と言える日本経済新聞は、ポール・マッカートニーを"英シンガー・ソングライター"と紹介している。また、現在の若いシンガーは、肩書を「シンガーソングライター○○」と称したり、「○歳の時にシンガーソングライターになろうと決めた」「生涯シンガー・ソングライター」等と話す者も多く、ベテランミュージシャンの中にも肩書を「シンガーソングライター○○」と称する人が増えてきた。ホコ天上がりの元バンドマンプロデューサー寺岡呼人は、こうした傾向を「シンガーソングライター至上主義」と表現し1970年代分業制の方が結果的に後生に残るようなものを作って気がする」と疑問呈している。寺岡は「シンガーソングライターという言葉の持つ意味合いがどんどん変わってきているなと感じる。もともとは『歌謡曲をぶっつぶそうみたいな形でシンガーソングライター出てきて、専業作家アレンジャー追い払っていったと思うんです。でも今いろんな人たちと仕事していると、自分で歌う歌詞直前までできあがっていないみたいなのって本末転倒だな(プロデューサー最初から共同作業をしようとしている)と思う」などと話している。 ライブハウスストリートなどで活躍しているアーティスト中にもインディーズ事務所属するしないを問わず多数シンガー・ソングライター自称する若者達もいる。自らの演奏歌声メッセージダイレクトに観客伝えるというこのムーブメント関わる個々アーティスト動機年齢層は様々で、メジャーデビュー夢見る者、趣味として続けていく者など多岐にわたるまた、この背景にはかつて音源制作その音楽配信膨大な資本組織を必要としたのに対しインターネットによる様々な技術サービスによって音楽配信個人もしくは小規模レーベル等のレベル可能になったことが大きい。これらの事が「次世代シンガーソングライター」を産み出す要因となりつつある。 なお演歌業界では、21世紀に入ってからも作曲家大御所歌手への弟子入りなどを経てデビューという事上の徒弟制が残っており、吉幾三のように自分作詞作曲できる一部例外除き多く歌手ベテランになって師匠外部から曲を貰えるのを待つしかない状態である。

※この「2000年代〜」の解説は、「シンガーソングライター」の解説の一部です。
「2000年代〜」を含む「シンガーソングライター」の記事については、「シンガーソングライター」の概要を参照ください。

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