2000年代から
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:23 UTC 版)
2002年頃から、インリン・オブ・ジョイトイ、藤川京子、岡元あつこなど多くのグラビアアイドルが着エログラビアを披露し、着エロという言葉も一般に認知される様になる。 一部では2002年に「FLASH」(光文社)で特集を組んだことが広まり始めとの見方もある。同誌において着エロ特集では、2002年9月17日号 No.743が最初で、以降も何度か特集を組んでいる。 続いて、堀口としみ、福山理子、櫻井ゆうこなどが加わる。 その後、安めぐみや那由多遥といったある程度実績のあるアイドルらも、いわゆる「着エロ」スタイルで、雑誌グラビアなどを飾ったりDVDをリリースするなどし、DVDの一つのジャンルとなっている。 2004年の中頃からは、ヌードモデルやAV女優等を起用した着エロビデオも増加した。当真ゆきのように「着エロAV」をリリースし、それのヒットに伴い過去のイメージビデオもヒットすると言う逆転現象も起きている。 2005年には、青木さやかが『ロンドンハーツ』の企画で着エロ写真集を発売し、1タイトルで8万部以上を売り上げると言う快挙を達成。以降も梨花や華原朋美、オセロの松嶋尚美等といった有名芸能人によるグラビアが話題となった。 2006年頃よりイメージDVDにおける着エロの過激化が進み(主なメーカーとしては、レイフル、キングダム、心交社など)、一部のメーカーが摘発される事態にまで発展する。コスプレの同人ROM写真集の中でも着エロの過激化が進んでいる(コミックマーケットが抱える問題#コスプレも参考)。 2009年の児童ポルノ法の改正により18歳未満の出演作の制作が事実上禁止された。2016年には警視庁生活安全部保安課が各審査団体に対して『平成28年7月21日付「着エロDVD」の適正な審査について(依頼)(保.風一第1159 号)』との書面依頼がなされ、性交場面がなくとも性表現があるものは慎重な審査をと呼び掛けられた。
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