2代目 XF20型とは? わかりやすく解説

2代目 XF20型(1994年 - 2000年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:01 UTC 版)

トヨタ・セルシオ」の記事における「2代目 XF20型(1994年 - 2000年)」の解説

1994年平成6年10月登場バブル景気崩壊後円高過熱から、初代モデルはメインマーケットである北米価格上昇余儀なくされ競争力失いつつあり、発表から5年フルモデルチェンジ踏み切った外観初代スタイリング踏襲し素人目には新旧違いわかりにくいものであったが、車体骨格であるプラットフォーム改良行い最小回転半径縮小し、またホイールベース延長し後席居住性改善された。初代で不満の多かったブレーキ性能も、フロントアルミ対向4ポットキャリパーを装備するなど、内容の変更大きいものであったエンジン引き続きV8・4,000 ccの1UZ-FE型を使用パーツ見直しなどによる5 PS出力向上と最大110 kg大幅な車両軽量化達成し動力性能を向上させた。販売グレードもA・B・C仕様パッケージ受け継がれた。しかしながら、マイコンプリセットドライビングシステムやリヤウインドウ合わせガラス設定がなくなるなど、製造コスト削減影響少なからず感じさせるモデルでもある。 1996年8月小変更ではマイコンプリセットドライビングシステムが再設定された他、助手席肩口のパワーシートスイッチが新たに設定された。安全性向上し衝突安全ボディーGOA」を採用したほか、運転席助手席サイドエアバッグ標準装備した。また、A仕様とB仕様には欧州仕様のユーロチューンド・サスペンションを採用したeRバージョン」が追加設定された。eRバージョンには、本革シートサンルーフ標準装着される1997年7月マイナーチェンジ行い後期型移行。フロントデザインは刷新された。フロントグリルヘッドライト独立させ、ヘッドライト従来ハロゲンランプに代わって、オートレベライザー付ディスチャージランプとなったエンジンVVT-i連続可変バルブタイミング機構)の採用により、最大出力前期型265 PSから280 PS向上したほか、ATも4速から5速へと変更動力性能環境性能を向上させた。特筆すべき安全装備充実で、6つエアバッグもとより横滑り防止装置VSC)、緊急ブレーキ操作補助するブレーキアシストプリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルト助手席シートベルト着用警告灯を採用高速道路などでの使い勝手向上したレーダークルーズコントロールオプション設定また、多発する盗難対策としてエンジンイモビライザーが標準装備された。 1998年8月 一部改良ナビ従来CD方式からDVD方式変更新開発雨滴感知ワイパーオプション設定した。 1999年4月セルシオ発売10周年迎え、初の特別仕様車として「10thアニバーサリー」が同年5月6日発売された。C仕様およびB仕様eRバージョンベース従来のトーニングカラーに加え専用のモノトーンカラーが用意された。その他にBBSホイール専用色の木目パネル装備された。 2000年7月生産終了在庫応分のみの販売となる。 2000年8月3代目入れ替わって販売終了販売終了前月までの新車登録台数累計144315台

※この「2代目 XF20型(1994年 - 2000年)」の解説は、「トヨタ・セルシオ」の解説の一部です。
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