2代目 WJ(本国モデル)・WG(輸出モデル)(1999年-2004年)
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「ジープ・グランドチェロキー」の記事における「2代目 WJ(本国モデル)・WG(輸出モデル)(1999年-2004年)」の解説
1999年、発売。ダイムラー・クライスラーが発足してからのモデルだが、初代モデルから127種類の部品が流用された。 ポルシェのエンジニアリングによって、軽量化と堅牢化が施された。またスペアタイヤの位置が、荷室のサイドから床下に変更された。 直6エンジンは、初代に続きAMCの4.0Lのパワーテックエンジンだが、インテークマニホールド及びエキゾーストマニホールドが改良され若干パワーアップされた物が搭載された。V8エンジンは2種類とも設計の新しいパワーテックエンジンに変更された。トランスミッションは、自社製の42REおよび45RFE 4速オートマチックトランスミッションと、545RFE 5速オートマチックトランスミッションが組み合わせられ、マニュアルトランスミッションは廃止された。四輪駆動システムでは、新たにクォドラ・ドライブIIがオプションで設定された。 内装も全面的に刷新され、リアドアが大型化されるんど後部座席の乗員スペースが拡大された。 同年、VMモトリとデトロイトディーゼルによって共同開発された直列5気筒 3.1Lディーゼルターボエンジンが、欧州およびオーストラリア市場向け車両に搭載された。 2002年、メルセデス・ベンツの直列5気筒 2.7L OM647型ディーゼルエンジンを、欧州向け車両に搭載。 2004年モデルではフェイスリフトが行われ、フロントグリルの形状などが変更されたが、同年にフルモデルチェンジが行われた。また、2004年には、このモデルの生産終了にあたり、生産設備が中国の北京ジープ(北京吉普汽車)に売却され、2006年から中国で販売が開始された。なお、中国仕様車には、直6 4.0Lおよび、V8 4.7Lエンジンが搭載される。 後期型(2004年)
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