2代目 410型系とは? わかりやすく解説

2代目 410型系(1963年 - 1967年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 04:38 UTC 版)

日産・ブルーバード」の記事における「2代目 410型系(1963年 - 1967年)」の解説

後にブルーバードイメージ牽引することになるSSS(スーパースポーツセダン)が設定され初めてのモデルでもある。日産初のフル・モノコック構造車体採用当初ボディタイプは、4ドアセダンとエステートワゴンのみ。先代引き続き北米輸出図られたほか、新たに欧州へ輸出されている。スタイリングピニンファリーナよるものであったが、欧州調の尻下がりライン不評で、販売台数初めコロナリードを許す。エンジン当初先代からのキャリーオーバーであるC型1.0L 45馬力E型1.2L 55馬力であったが、電源310系までの直流発電機ダイナモ)から、交流発電機オルタネーター)に変更し発電性能を向上させている。トランスミッション310型系以来フルシンクロ3速MTで、1.2Lには「サキソマット」のオートクラッチ設定もあった。グレード構成は、1.0LはSTD、1.2LはSTDDXファンシーDX、エステートワゴン。 1963年9月 - 発売1964年3月 - ブルーバード初のスポーツモデルとなる「1200SS(スポーツセダン)」を追加E型1.2LにSUツインキャブ65馬力エンジン搭載1964年9月 - マイナーチェンジフロントグリル意匠変更。1,000ccモデル廃止され、2ドアセダンが追加1965年1月 - リクライニングシート設定1965年2月 - 「2ドア1200SS」追加1965年5月 - マイナーチェンジ411となったまた、1,200ccモデルは1,300ccJ型62馬力変更となり、電装系をマイナスアースに変更。「1300SS」はJ型72馬力向上し同時に1600SSS」を追加SUツインキャブ付き1.6L R型90馬力エンジン、ポルシェシンクロの4段ミッション装備1966年 - メキシコ日産クエルナバカ工場にて生産開始1966年4月 - マイナーチェンジで、評判良くなかった尻下がりボディ形状改め大幅な変更行った。この変更テールランプが独特の形状であった通称「鍵テール」から平凡な形状変更された。1300バン追加。「1300SS」と「1600SSS」は専用フロントグリル採用。「1600SSS」に前輪ディスクブレーキ装備1966年6月 - ボルグワーナー製の3速オートマチック付車設定1966年9月内装意匠中心とした仕様変更主な変更点は、デラックス系のシート生地チェック柄となり、ビニールトリムはメタリック調。ステアリングパッドに「BLUEBIRD」の文字が入る。アクセルペダル形状変更(スプーンタイプからオルガンタイプへ)。「1300SS」に前輪ディスクブレーキ装備モータースポーツ 1965年3月 - 「第4回ナショナルストックカーレース」(於: 川口オートレース場ダートコース)スポーツマンクラスにて「1200SS」が優勝ドライバー長谷見昌弘サファリラリー 1964年 - 4台で参戦したが、リタイア1965年 - 3台で参戦したが、リタイア1966年4月 - 「第14回東アフリカサファリラリー」に4台の「1300SS」(ダットサンP411-TK)(1,299cc)で参戦。グリンリー/ダンク組が5位で完走しクラス優勝モンテカルロラリー 1965年 - 1台参戦リタイア1966年 - 1台参戦総合59位。 1967年 - 3台参戦総合58位、2台リタイア2代目生産台数は約52台。 セダン 1300ファンシーデラックス(中期型セダン後期型Datsun Bluebird P410

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