2代目 60型系とは? わかりやすく解説

2代目 60型系 (1960年-1980年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 08:54 UTC 版)

日産・パトロール」の記事における「2代目 60型系 (1960年-1980年)」の解説

1960年昭和35年10月モデルチェンジ先代ジープ亜流脱しランドローバーSr I - Sr IIA にも通じる、大きな箱形フロントフェンダーを持つスタイル変更される。 トヨタ・ジープBJ型の後継であるランドクルーザーは、1972年昭和47年)からステーションワゴンを別型式別系列の55型)としたが、パトロールホイールベース車型関わらず全てが同じ「60」型系で、これらの違いアルファベット用いた特徴記号区別している。 消防用シャーシは「ファイヤーパトロール」の名で販売され山間部積雪地にとどまらず大排気量エンジン生かしたA2級ポンプ放水能力買われ広く全国配備されていた。ファイヤーパトロールには、前輪駆動装置省いた二輪駆動仕様があり、4×4バッジ、トランスファーレバー、副変速機レバー、フロントアクスルのデフがないことが識別点となる。一方ポンプへの動力断続するPTOレバーすべてのファイヤーパトロールに備わる。 これとは別に通常の幌型パトロール消防指揮車として、都市部を含む多く消防署配備されていた。 1980年昭和55年)、3代目パトロール日本名;160型系「サファリ」)の発表に伴い生産終了となった2000年代には消防署配備車両は殆どがキャブオーバー車に更新されその後それらに四輪駆動モデル追加されると、山間地や降雪地の消防団でもキャブオーバー車の配備進み後継サファリ消防車ランドクルーザー消防車など、ボンネット型消防車採用減っていった。また、途上国への中古車輸出ルートができたことで、国内旧い四輪駆動車消防車急速に数を減らし、ファイアーパトロールは限られた消防団事業所企業内)の自衛消防組織配備車や、自動車博物館旧車愛好家所有する程度しか日本国内残存していないと推測される

※この「2代目 60型系 (1960年-1980年)」の解説は、「日産・パトロール」の解説の一部です。
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