中古車輸出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:11 UTC 版)
在日パキスタン人の多くは中古車輸出業務にかかわっており、特に富山県射水市や高岡市、富山市にまたがる伏木富山港が中心地である。富山県では日本人との間に軋轢も生み、2001年にはコーラン破棄事件が起きている。射水市はパキスタン人コミュニティの多さからイミズスタンと呼ばれることもある。 また埼玉県八潮市は、近隣に自動車オークション会場があることから、中古車産業や自動車輸出が盛んで、在日パキスタン人のコミュニティが形成され、パキスタン料理レストランや食材店が集まり、ヤシオスタンと呼ばれることもある。ただ2017年(平成29年)度の統計では、八潮市在住のパキスタン国籍者は134人と、在日ベトナム人や在日中国人と比べると少ない。 海外向けのウェブサイトに架空の日本車販売広告を掲載し、アフリカの消費者らから、およそ1,100万円をだまし取っていたとみられる、パキスタン人の男ら3人が逮捕された。詐欺の疑いで逮捕された、パキスタン人のミアン・マクブール・フセイン容疑者ら3人は、2014年8月、海外向けのウェブサイトに架空の日本車販売広告を掲載し、35歳のケニア人女性から、現金およそ120万円をだまし取った疑いが持たれている。訴えを受けたケニアの捜査機関からの情報提供で逮捕に至り、余罪は、1,100万円にのぼるとみられる。
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