中古電気製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:32 UTC 版)
電気用品安全法の施行される2006年4月以降、「PSEマーク」の付いていない中古電気製品や電気楽器などの販売が不可能になる。このため、中古品業界の壊滅的な打撃が懸念され、いわゆる「PSE問題」が発生した。この際、経済産業省は対策として、 一定期間レンタル(貸し出し)する形式を取り、レンタル期間終了後に無償で譲渡する(期間途中の解約返却も可能) 中古品販売店自身が電気用品安全法上の「製造事業者」となって、中古品を検査した上で「PSEマーク」を添付して販売する などの方策を打ち出したが、商標権や不正競争防止法上の問題が指摘されたことや市場の混乱が続いたことから、2007年に旧・電気用品取締法に基づく検査で安全性が確認された製品に関しては再検査を不要とする内容を明文化した電気用品安全法改正案が国会に提出され、第168臨時国会で成立した。
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